SUNROOM

アフターガーデニング愛好家ミセスサニーの、花飾りブログ

荻巣樹徳著「幻の植物を追って」続き、モッコウバラ

2011年01月29日 | 植物にまつわる話題

「第6章バラの起源」には荻巣氏のバラについての見解が数々紹介されていました。コウシンバラ、ノイバラの次に私にとって興味深いのは、モッコウバラについての記述です。

トゲのないモッコウバラは原種とばかり思っていましたが、「およそバラに棘のない野生種は一つもない」・・・・え~!?

「モッコウバラの野生種には棘があり、香りがよい・・・」そうなのですか。「中国南西部に広く分布・・・白の一重」。(なるほどそれでみなさん白の一重を大切に育てているのですね)。キモッコウを二株も植えてしまい、もうモッコウの余地はないので植えられませんが、とにかく実際の野生の状態がどのようなものなのか、見たい。(抱負4、旅行記などの写真でもいいので、見たいです)

 キモッコウ

ノイバラ程度しか身近にない者としては、何とも羨ましく、もうちょっとそこの所を聞きたいしせめて写真でも見せてもらいたい部分でした。そして、原種という言葉のあいまいな部分も、やっとわかってきました。

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冬の華

2011年01月27日 | 庭遊び

シモバシラの、霜。寒い日が続いた日に、やっと見ることができました。珍しがって、多量の失敗写真を生産しました。

 

大寒過ぎたのに、これはシナガワハギです。地面に立っています。

 

寒アジサイ?庭が寂しいので、なかなか切れません。

 

カンアヤメ、アジサイの奥に咲いていました。うれしくなる色です。

 

この地面の一角に穴を掘ってもらって、落ち葉を詰め込んで、なたねかすとヌカと水を加えてふたをしておきました。混ぜるのがたいへんなので、このまま放置しようと思います。

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菊、春の準備

2011年01月26日 | 庭遊び

ノバラと同時に、野菊についても観察表を作ってチェックしなければ、いつまでたってもわからないままですね(抱負3)

春を待って新芽を準備している姿を集めました。

ヨメナ、か?

 

イソギク

 

イエギク

 

アシズリノジギク

 

シロタエギク

 

長年解決できない、ノギク・・・

 

斑入りの、ヨメナ?

 

ダルマギク

どれもこれも、愛らしいですね。ツワブキはフキ属で系統が違うらしいです。可愛い芽も出していません。

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菊、その後

2011年01月24日 | 庭遊び

秋に咲き終わった菊の仲間、その後・・・

 

ツワブキ、お化粧用の刷毛みたいです♪

・・・

オオバナオケラ、かなり大きな綿毛になりました

・・・・

オキナワギク、すぐ吹き飛ぶ小さな綿毛

・・・・

ノコンギク、あまりおもしろくありませんが

・・・・

アシズリノジギク、茎と葉の輪郭がくっきり、綿毛はできないのかも

・・・・

紅葉がきれいな、イソギクちゃん!

・・・・

こういうのを、残菊と呼ぶのでしょうか、まだ咲いていた家菊。

真冬にも見所あり、でした。

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ホオノキの落ち葉を飾る

2011年01月18日 | 花飾り(ドライフラワー)

昨年11月、草間の羅生門近くで拾った落ち葉です。見上げて確認するのも忘れて帰ってきましたが、フレアーのある巨大な葉はホオノキだと思います。この落ち葉を使って、春を待つ森を表現してみました。

・・・・

ホオノキの落ち葉5枚を土台にした壁飾りです。

 

目立つ赤は、しまいこんでいたシャクヤク。保存が悪くほとんどが虫に食べられて、やっと一輪使えました。乾燥と防虫を十分しないとせっかくの素材もだいなしです。この色の残り具合、シャクヤクは優秀な素材です。

そのほかには、フウリンユキアサガオ、シャクヤクの葉、コシダ、アキカラマツの花柄、スパニッシュモス・・・

ホトトギスの種の鞘、ヒオウギの実、イソギク、オレガノケントビューティー、メキシカンセージ、ギンギツネの種、を入れました。

渋いけれど、かなり満足!(きたない、と思われても、しかたがないです)

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荻巣樹徳著「幻の植物を追って」

2011年01月16日 | 植物にまつわる話題

題名にひかれて、図書館で借りてきました。2000年講談社発行。本の概要はこちら。

「おぎすみきのり」?狭い情報しか持っていないので、初めて聞く名前でした。日本の伝統園芸植物や世界のあらゆる植物に造詣が深く、中国西南部を中心に自生地の調査を精力的に続けている方だそうです。知る人ぞ知る「海外からは園芸界のノーベル賞のようなものをもらっている偉大な人物である。だが、学歴主義の日本でだけ評価が低い。数十の種を発見している大変な人なのに・・・」と書いている人もいました。

「幻のバラ」ロサ・シネンシスの野生種再発見・・・のストーリーから始まる文章は感動的です。そして、植物に対する情熱の深さ!大学の研究者ではない立場から実力でぐいぐい専門家に迫って認められていった様子が語られ、たいへん興味深い内容です。捜し歩き、園芸の歴史をたどるミステリー冒険ノンフィクション。

わたしは「コウシンバラ」という原種があるとばかり思っていました。けれど、中国のバラの栽培の歴史が古く、多くの雑種が生まれていて、その中の四季咲き性を持った品種の総称に近いのがコウシンバラ。学名が付けられた「ロサ・シネンシス」とイコールではない。「ロサ・シネンシス」は、「「ロサ・シネンシス・センパフローレンス」に近い・・・ふむふむ(?)よくわかりません。見たこともありません。

現代バラ誕生にかかわった中国原産バラ4種(Slater's Crimson China=現在のセンパフローレンス,Hume's Blush Tea-scented China,Parsons' Pink China,Parks' Yellow Tea-scented China)・・・・この4種はRosa chinensisRosa giganteaの雑種。けれど、交雑の過程でノイバラかその近縁種の血が入ったのではないか。さらに、Rosa chinensisそのものが、野生種のRosa chinensis f.spontaneaとノイバラかその近縁種との自然交雑種ではないか・・・「DNA分析によって解明される時期がくるのを期待したい」・・・・よくわからないけれど、広い広いバラ園芸の歴史を垣間見て、複雑怪奇だけれどますます原種と自生に興味が深まりました。牧野植物園かなあ(抱負2)。

しかも、この本に載っている写真の美しいこと。ロサ・シネンシス・スポンタネア!このように撮らなければ感動は伝わらない、と教えてくれているようです。氏が発見して日本に紹介したスポンタネアについての記事の中で特に気になったのは、この花と赤いバラの関係についての記載があるこのページです。(一季咲きの一重の赤がコウシンバラの原種だなんて・・・)

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ゴヨウマツ

2011年01月15日 | 花飾り(ドライフラワー)

お正月早々見つけたゴヨウマツのマツボックリです。ゴヨウマツは、普通の松より葉が短く、銀色の混じった緑でとても風情があります。県内には数箇所の自生地があるとのことなので、今年はぜひ見に行きたいと思います(抱負第1号)。

小さな木なのにマツボックリが付いていました。種から育てることができたらおもしろいですね。

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タマラックコーン・イアリング

2011年01月13日 | 植物にまつわる話題

お正月ボケのまま、すっかりなまけていました。「FOX」TVのお正月企画、「24」7日間ぶっとおし放送のせいもありました。ジャック・バウアーの活躍するアクションドラマで、1シーズンが24話(24時間)、第7シーズンまで一挙放送というのですから・・・寝る間を惜しんでもなかなか見終えることはできません。

・・・・

近所に工房がある「苑」(えん)のアクセサリーを紹介します。

 

一見ツガの実か?と思いましたが、「タマラックコーン」とのこと。木の実愛好家、つい買って帰りました。調べてみると、カナダ東部などにあるタマラック(別名イースタンラーチ、ラリシナカラマツ)の実らしいのです。北米に数十種類あるマツやカラマツ、トウヒの木の実は、一体どんな形なのでしょう・・・・ただ、よく調べてみると、ドライフラワーショップでは100個以上で数百円の素材ですから、ツガを拾い集めるよりずいぶん手軽です。

一緒に写したのは、20年以上前に買った水仙のイヤリング。元は白い花弁でしたが、時の経つにつれてあめ色に変わってきました。特許製法で、本物の花を加工しているので色は変わりますが丈夫です。ここで買うならば、タマラックコーンより、クチナシやダリヤの大きな花のブローチに価値があることがわかりました。

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新春アレンジ(2)

2011年01月04日 | 花飾り(フレッシュ)

 

 

 

お正月用に、狭い場所にもパッと置けるポットタイプのフレッシュアレンジ。

材料/コノテカシワ、オタフクナンテン、センリョウ(2色)、コシダ、ヒマラヤスギの実、マツボックリ

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新春ミニアレンジ~

2011年01月03日 | 花飾り(フレッシュ)

 

テーブルサイズのアレンジです。市販のピックで華やかさを加えました。

材料/コノテガシワ、オタフクナンテン、赤と黄のセンリョウ、マツボックリ。

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