独断偏見妄言録 China's Threat

中国は人類の命運を左右する21世紀最大の不安定要因

被害者認定 また広がった拉致の闇; 朝日のお粗末な社説

2006年11月19日 07時36分36秒 | 北朝鮮
朝日がまたつまらない社説を書いている。
いわく、「しかし、圧力のみで迫っても、北朝鮮が誠実に応じないという冷たい現実がある。核やミサイル、拉致など、北朝鮮をめぐる様々な問題を解決するには、圧力をかけつつ対話の窓口を開いて交渉していくしかない。」

日本は対話の窓口を常に開いてきたにもかかわらず、「北朝鮮が誠実に応じないという冷たい現実がある」のをお忘れのようだ。北朝鮮と話し合えという主張はテロリストと話し合えという主張と同じだということが未だに理解できないらしい。対話の窓口の一つが6カ国協議だと言いたいのだろうか。そうだとすれば、単なる田舎芝居に期待することで、この論説委員は洞察力の欠如を露呈したわけだ。

朝日の記者は皆頭が悪いのか、それともマルクス・レーニン主義や毛沢東主義のような極左思想の毒で脳が冒されるているのか、そのどちらかだろう。だれでも容易に論破できるようなお粗末なレトリックを恥ずかしげもなく開陳する。上に挙げた社説の一節がその良い例だ。

「包括的な解決の糸口を冷静に探って、展望を開いていかなければなるまい。」というこの社説の結語は、ごもっともではあるが、あまりにも抽象的で漠然としている。空虚な言葉を並べただけで、実質的には何も言っていないのと同じだ。

朝日新聞といえば、今や「人民日報の日本版」と呼ばれるほど中国寄りだ。そのせいかどうかわからないが、発行部数は徐々に減少しているといううわさがある。国民の保守化を食い止めようとしているのかもしれないが、逆に国民に見放されつつあるようだ。


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