雨をかわす踊り

雨をかわして踊るなんて無理。でも言葉でなら描けます。矛盾や衝突を解消するイメージ・・・そんな「発見」がテーマです。

Katrina 31

2006-12-08 20:15:14 | 時事
ここ最近 Katrina については更新しなかったが、記事がないわけではなかった。

ちょうど1ヶ月前、Katrina 被災者の心理学的な影響に関するシンポジウム(Washingtonpost)があって、いまだに立ち直れないNew Orleansがレポートされたし、昨日のWashingtonpostにも、FEMAの失態が載っていた。

米政府がHurricane Katrina 援助に「散財」した金額は、億ドル単位だが、FEMAは、「ムダに」使った10億ドルのうち取り戻せたのは、その1%にも満たない。それはそれでもちろん問題だが、貰う側もなんだかなぁという感じ。

例えば、テキサスはPlanoで、10人の被災者が、家をなくしてアパートを無料で提供されたのだが、損失した家屋代として4万6千ドル別にもらっていた。

またルイジアナは、Lacombe では、ある家族に無料でトレーラーを手配したのに一方でレンタル代5500ドルを支払っていた。

とにかくFEMA のspokesman Pat Philbin がいっているように、きちんとした登録および手続きをつくらなきゃ、ということで、もうちょっと考えれば避けられることなら避けたい。人間のやることにミスはつきものだが、ここまで大きいと、税金だと思ってあんまり深刻に考えていないんじゃないか、と疑いたくなる。

面白かった記事は、10月22日付Townhallでの、Marvin OlaskyのThe Politics of Disaster の概要説明。

保守だから政府擁護になるはずだが、Olasky が、同じく保守にとって擁護対象の宗教を重視したものだから(つまり現実のKatrina 復興には宗教団体やそれに関連したネットワークが活躍していた)、政府擁護にならず、コメントも酷評が多かった。

これまでのKatrina記事。 123456789101112131415161718192021222324252627282930

追伸1:松坂難航(Bostonglobe)。

追伸2:テロとの戦いを真珠湾攻撃と照らし合わしながら鼓舞(Townhall)。

追伸3:どうするブッシュ(NY Times)。


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