Washingtonpostによると、今日発表の国勢調査管理局がKatrina以降の被害状況を端的に示す数字を発表した。New OrleansとGulf Coastから、40万人以上がいなくなり、人種別人口の分布が変わったらしい。
Katrina以前は、白人が54%を占めていたが、New Orleansから37万8千人がいなくなった現在は、総人口の68%が白人である(アフリカ系アメリカ人は、36%から21%に減少)。この数字は、前回触れた市長選の得票結果分析ほかいろいろな事柄を再考させるものだが、とにかく現実を表した唯一の数字であり、これまでの数字はすべて推測のものだったという。
一方MississippiのBiloxiでは、4万1千人がいなくなり、こちらは逆に白人がかなり減ったらしい。また、ヒスパニックではない黒人の総人口に占める割合が、17%から27%に増えている。
しかしこの数字に完全に依拠することも出来ない。
この数字は1月末のものだからである。
したがってこの数字をもとにまた推測しなければならないわけだが、それによると、New Orleansの人口は、1月は15万6千人だったが、5月の時点では、19万2千人に増えていたということになるらしい。
いずれにしろ未知なるものに満ち満ちてるというわけだが、そんななかでも相変わらずなのがNagin新市長だというのがWashingtonpostのこの記事。もともと彼が人気があったのは、楽観的だから、と揶揄していた。
追伸:Harvard大学で、幹細胞のクローン研究が始まった。Bostonglobeでは、異例の4面を割いて報告。
Katrina以前は、白人が54%を占めていたが、New Orleansから37万8千人がいなくなった現在は、総人口の68%が白人である(アフリカ系アメリカ人は、36%から21%に減少)。この数字は、前回触れた市長選の得票結果分析ほかいろいろな事柄を再考させるものだが、とにかく現実を表した唯一の数字であり、これまでの数字はすべて推測のものだったという。
一方MississippiのBiloxiでは、4万1千人がいなくなり、こちらは逆に白人がかなり減ったらしい。また、ヒスパニックではない黒人の総人口に占める割合が、17%から27%に増えている。
しかしこの数字に完全に依拠することも出来ない。
この数字は1月末のものだからである。
したがってこの数字をもとにまた推測しなければならないわけだが、それによると、New Orleansの人口は、1月は15万6千人だったが、5月の時点では、19万2千人に増えていたということになるらしい。
いずれにしろ未知なるものに満ち満ちてるというわけだが、そんななかでも相変わらずなのがNagin新市長だというのがWashingtonpostのこの記事。もともと彼が人気があったのは、楽観的だから、と揶揄していた。
追伸:Harvard大学で、幹細胞のクローン研究が始まった。Bostonglobeでは、異例の4面を割いて報告。