雨をかわす踊り

雨をかわして踊るなんて無理。でも言葉でなら描けます。矛盾や衝突を解消するイメージ・・・そんな「発見」がテーマです。

雨がやんでも

2013-06-27 14:49:35 | 震災
今日は朝から静岡へ。

雨はやんでいたが、線量は上昇し、そのまま午後の今までキープ。

原子力発電所発なのか、雨あがりなのか、判断が難しいが、ここまで続くのは、数ヶ月なかった。

ここのところ続いても数時間で、食物と雨だけに注意を払えばいいのではとさえ思っていた。

しかし今日の強さは、0.12マイクロシーベルトと高い。

さあ、どこまで上がる?いつまで続く?

絵画のなかに

2013-06-23 21:45:25 | 文学
今日の夕方は、ミレーの『落穂拾い』のなかに自分がいるようだった。

夕焼けをバックに地平線まで広がる風景をみながら、空を仰いだ。

『落穂拾い』と違うのは、僕が集めていたのが落穂ではなくザリガニだったこと。

歩いて10分程のところにまさかどじょうやメダカまでいるとは思わなかった。

当初は子供達とザリガニやカエルを取ろうと思っていただけだったが、こう一杯いると僕の方が熱が入る。

そして40を越えた僕がふと我に返ったとき自分がミレーの描く農夫にみえたのだった。

辺り一帯には、落穂ならぬザリガニが歩いていた。

これだけウジャウジャいると稀少価値はなく、誰も持って帰ろうとはしない。

ただ煩わしくも視界には入って来るからつい網ですくい、その辺りにおいておいたのだ。

かわいそうにザリガニたちは自宅がわからないのに家路につかなければと焦ってうろたえていた。

そこで僕と子供達は、20匹はいるザリガニたちを再び用水路に返してやらなければならなかった(僕らが散らかしたのだが)。

土に足をとられて動けないザリガニもいれば明後日の方向に自信を持って歩み続けるのもいた。

人生を垣間見たように感じた。




report 126

2013-06-20 23:13:30 | 震災
ここのところ何も書かなかったからといって線量が上がらなかったわけではありません。

最近の傾向としては、上がる時間が数時間単位と短く、「書こう」と思って実際にスマフォなりPCに向かう時までには線量が下がってしまうため書くタイミングを失していたからです。

最近よく聞くのは「声が出なくなる」という症状です。

僕は放射線の影響だと思っています。

もちろんなんでもかんでも放射線にかこつけているという思いはありません。

胃がやられると、粘液を排出しようとするのですが、それが喉の辺りにたまり、そうした症状を引き起こすことがあります。

そんな話をある場所でまたカミングアウトしてしまいましたが、反応は、「いわなきゃよかった」というものでした(後悔はしてませんが)。

今日も通勤中明らかにおかしい咳をしているひとがいました。

僕に言わせれば放射線咳です。

僕が正しいか、科学者が正しいか、医者が正しいか、は、30年後にはっきりするでしょう。

report 124

2013-06-08 10:57:28 | 震災
一週間振りに0.1マイクロシーベルト超えです(昨夜半の数時間上昇してまた今朝9時過ぎから上昇傾向)。

飲食は控えめに。

ところで『放射能から身を守る方法』を読みました。

内科医が現代の西洋医学は被爆に役立たないと明言しているだけで、個人的には十分でしたが、そのほかの情報も親切でした。

それに対し、Amazonのレビューには非難があってビックリ。

放射能から身を守るとうたいながら、酸化だけで、DNA損傷には触れてない、というわけですが、DNA防御まで求めるのはむしろ無知か医学万能主義かのどちらかではないでしょうか。

核分裂、化学変化、物理変化と世に認められる作用のうち医学が扱えるのはほかの2つだけです。

そう明言しているところにむしろ潔さを感じます。

DNA損傷を何とかしたいなら、DNAに似たシステムを古代から扱ってきた易経でも読んだらいかがでしょうか。

ライプニッツが驚いたその一致は、日本では今泉久雄さんという火力発電技術協会専務理事も指摘しています(彼は後に易者になりました)。

既存の学問分野では放射線障害はなかなかむつかしいでしょう。

トーナメント

2013-06-06 05:41:05 | 将棋・スポーツ
娘に好きな男が出来たらしい。

妻にベスト3を発表していた。

ただし最後に妻に次のように釘をさしていた。

「パパに1番好きなひとの名前言っちゃダメだよ、やっつけちゃうから」

というわけで僕には二番の男の名前しか教えない。

1番好きな男の名前は本当はしっかり聞こえていたし、僕も唯一娘のお婿さん候補にイイなと思っていた奴だからいいのだが、問題というか哀れなのは二番煎じの男である。

二番なんだからかなり上位のはずだが、やっつけちゃってもいいのだろうか。

確かガルシア・マルケスかなんかにそんな本があった。

好きな男にはらまされた女が、家族に相手の男を言えといわれて、違う男の名を告げる。

好きな男が八つ裂きにされたら困るからだ。

小説だから顔はみてないはずだが、哀れにも捕まって八つ裂きにされる男の顔が忘れられない。

冤罪で殺されるのだ。

むごすぎる。。

結局二番以降はどうでもいいのだ。

人生はトーナメント戦で優勝しなくちゃ意味ないんだなと思った。