一週間前に撮った、おなじみ木彫りのフクロウ、ヴェーラのいる、住宅街の中の小さな自然保護林です。
イースター時期を代表する黄色いラッパスイセン daffodil が草地を覆いつくすこの場所に異変が起きているようです。
数年前までは4分の1ぐらいの数だった白いスイセンが明らかに領域を広げているもよう!
白、黄の割合は今のところ半々ぐらいでしょうか。
金曜日、グッド・フライデーに通りかかった時に撮ったヴェーラです。
頭の上に何かのせられています。
ちょっと遠くて肉眼では識別できません。
スマートフォンの望遠レンズ機能を使ってズームインしてみました。
蛍光カラーの卵がころころぶら下がった麦わら帽子をかぶされています。
帽子の上には大きさが同じの(たぶん)ウサギとヒヨコのモコモコした飾りが載っています。
イースターらしい可愛らし~い演出ですが...なんかセンスがないような...まあ、いいか。子供が作って飾ったのならほほえましいですね!
今日はイースター Easter 、日本では復活祭とも言いますね。
金曜日に十字架にかけられて処刑されたキリストが蘇生(復活)したことを祝うおめでたい日です。
...といっても、イースターの起源は古代アングロサクソン神話の春の女神エオストレ Eostre の祭日だそうですよ。英語の「イースター」はその土着信仰の女神の名前からきているということです。古代ゲルマン文化にも似たような春の女神オスタラに関する神話があるそうなので...あまり信仰と結びつけて深く考えずに気楽に祝ってもいいのではないのでしょうか。
(前回の記事に、古代ローマ起源と書いたのは誤りでした!)
キリスト教会が、春に処刑されたのは確実でその二日後に復活されたことになっているキリストの奇跡を忘れないようにキリスト教以前から存在する大人気のイベントに便乗して祭日にしちゃったという背景があります。
「キリスト教の信仰のないわれわれ日本人がクリスマスやイースターを楽しむのはおこがましい、恥ずかしいことだ」なんて後ろめたい気分になることは全くありません!(そういうことを言う人、日本にけっこうたくさんいますよね)
英国でもキリスト教の信仰を実践している人は、2017年の調査によれば、全人口のたったの6%なのですから。
Happy Easter !!