つれづれおもふ

思えば遠くに来たもんだ~ぼつぼつ語る日々の出来事

家が二軒あるということ

2018年02月14日 | 日記

もともと、東京の家の建て替えは二軒の家の維持が大変だったから、

特に築70年を超えるかというほどの古い東京の家の手入れに四苦八苦で、

札幌と東京の往復も、体力もそうだが、気持ちの方が面倒くさくなってきていて、

いずれは東京に移るしかないと心を決めて取り掛かったことでした

家の維持は今も結構大変で、一軒だったらいいのになあと思います

昨年の旦那の事件があって、しばらくほったらかしの札幌のマンション、

売るにしろ貸すにしろ動かなければならない…

昨年私の知らない間に旦那がちらとネット査定を受けた…それまでは貸す気満々でいたのですが、

これがネット査定ですが、買った時と同じ値段がついていた

築10年ちょい、第一回目の大規模修繕が終わり、

東京オリンピックの景気、金利の状況、消費税の先送り…

いろいろな条件が重なって今は中古住宅の価格が上がっている

ということは…?    売り…かあ

売るのか?そうだよなあ…

ということで、二月に入りちょろとネット審査の申し込みをしたら、

10分もしないうちに電話がかかり、その日のうちに室内の様子を見に来た

はや!

結果は上々、室内の状態も悪くないし、実際に希望を出しているお客様がいるらしい…?

むこうはすぐにでも契約を結びたい勢いだった…

売るのかあ…目の前に迫った状況におたついてしまった

自分で行動を起こしたのですが、やはり様々な思いが錯綜し、

 

昨日から少々情緒が不安定になっている

 

 

旦那がね…査定に来た人に「奥さんのものなんで、この人の決めるように」と言ったのがちょっとね…

そうか、私が決めるんだ…

うん、私のものだよ!

でも、二人で守ってきた家じゃないか?

そういう言い方をよその人にしなくてもいいじゃないか?

黙って、「相談してから」と言えばいいじゃないか?

 

「仕事が3月までなので、その引き渡しは可能か?」

うん?3月4月は引っ越し料金べらぼうに高いよ!

アパートを借りるのと、その高い時の引っ越しとどっちが費用がかからないか調べたの?

来年で本当に仕事は終わりなの?もう一年て言われたらどうするの?

もう自分の都合ばかり優先なんだから?

決して値切ることはしないし、

貧乏なのに、そういうところ鷹揚にふるまう…私は旦那のそのうさん臭さが実はあまり好きでない…!!

かっこつけずにまっすぐに対応すればいいのに、変に見栄を張る

地位とか名誉とか、家格とか、血筋とかそういうものに嫌悪感を示してきた割に、

ここにきてちょっと胸張ってこたえている風があって、

年取って気張っている感じがするのです…それが勘弁してくれと思う

 

この微妙な感覚…あいつにゃあ、わからないだろうなあ…

わからないことがわかっているから、自分の中で折り合いがつくのを今待っている…

ふううう、熟年離婚の気持ちよくわかる

離婚したいとは思わないが、もう少ししっかりしてほしいと思う

いい加減いい年の爺さんなんだから!!

うちの旦那は頭はいいのだが、しょせん一人息子でジジババにかわいがられちやほやされて、

まして人柄がいいものだから、成人してからも苦労はしたがその分周りにかわいがられてしまい、

結果をだせなくてもいいよいいよで来てしまった!

その最たるものが私で、この始末をつけるのは私しかいなくて、

 

と、もやもやしている…んです!!

 

そういう旦那を若気の至りで好きになって、若気の至りで一緒に死ぬまでいたいと思い頑張り続けて

いろいろな苦難があっても離れずにここまで来たのは私の決断で、

それは今考えても変わらないもので、別れるって選択は無い…そこまではたどり着いているから、

笑って、あいつに言うしかないなあ…もう少し、紳士たれ!と!

 

 

あああ、ここに吐き出したら、ちいとばっかしすっきりしました!!

わかっているんです

私は欠点ばかりの女で、旦那でなければ生きてこられなかったということも、

破れ鍋に綴蓋でね、仕方がないんです!

大丈夫!頑張れる!

 

さああ、頑張れるぞ!

 

 

コメント (2)
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