つれづれおもふ

思えば遠くに来たもんだ~ぼつぼつ語る日々の出来事

花のあと

2012年02月29日 | 映画

実はツタヤに『小川の辺』を探しに行った。
先日、東京に行く前に棚の下の方に確かにあったのだが、もうすでに貸出済みで借りることができなかった。
なんとなく落ち着かない日々を過ごす今、戻っていればと思ったが今度はモノ自体が無かった。
無いとなるとどうしても観たくなる。ちょっとだけ遠いゲオに探しに行った。
ところがそこでも無かった・・・・・・で、時代劇の棚にあったのが『花のあと』だった。
とりあえず藤沢周平繋がりで借りて来た。手を伸ばした時も、北川景子にいささか疑問を持っていた。

いやあ、残念です。思った通り北川景子は、武家娘の所作は手順でいっぱいいっぱいだし、刀を構えるだけで精一杯の殺陣に目を覆った。
『山桜』の田中麗奈も唸ってしまったが、この北川景子はとにかく足りないものだらけだった。
殺陣はまあ我慢の範疇だが台詞は棒読みの宮尾俊太郎とのかけあいは、小学生でももう少しましだろうと感じた。 

物語の大詰め、以登と藤井勘解由との戦いは、日の出前の設定で全体にうす暗く目をこらさないといけない演出になっていたが、
…申し訳ないが、どこをどうしたか私はここで居眠りを始め、旦那に「お前、佳境に入った場面だろう!」とあきれられてしまった。

そんな一面だが、この映画、決して面白くなかったわけではない。
それは以登の婚約者片桐才助役を演じた甲本雅裕だ。 彼は素晴らしかった。

國村隼、柄本明、語りに藤村志保と要所、要所に名脇役を置いて映画が崩れることを防いだが、この映画はとにかく甲本雅裕がいい。
所作もきれいだし、表情の一つ一つに意味がある。 何より、丁寧に才助を演じてくれた。
そして彼の力が、観る者を藤沢周平のあのほんわかとした独特の世界に導いてくれ、観終わった後の気分がとても良かった。
ここら辺は残念の極みだった『山桜』とは違う。 人気女優を使わないと興行が成り立たないのだろうが、やっぱりそれでも演じられる技量をもっていてほしいものだ。

こうなると『小川の辺』が気になるところだ。どこかでみつかるといいなあ・・・。


 

 

 

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探偵はバーにいる・・・東 直己

2012年02月28日 | 本・・・

うーん・・・・・・ふわあ

なんと言ったらいいのだろうか。ご当地作家として盛り上がるべきなんだろうなあ・・・。

他の本を読んでいないので、なんとも言えないのだが、この一冊に関して私が感じたことを言うと

無駄に汚い に尽きる。

なんでここでこれほどの悪口雑言をはかなければならないのか。

なんでここでこれほどの暴力沙汰を描くのか。

なんでこの場所はこれほど汚いのか。

必要性が感じられなかった。 人間というものは普通に育つと、そこそこ身の回りをきれいにしていたいと考えるいきものだと思う。

それがそうでなくなるというのは、なにか理由があるのではなかろうか。

だから靴のまま部屋に上がりゴミを蹴散らしながら歩き、それなのに普通に風呂をつかったり、まとわりつくゴミを払い落しながらクリーニングしたスーツにびしっと着替えるというちぐはぐさに、胡散臭さを感じます。この汚さはかっこだけなんじゃない?と感じちゃうんです。

まして主人公は北大を中退している。そういう育ちをしたものが、この汚さや荒っぽさに身を任せる理由が何かあるはずあろう。
とりあえずこの本にはその背景が出てこなかった。シリーズを読めば、主人公の生きざまの土台になっていることが感じとれるのかもしれないが、どうも、私は次の本をとる勇気がない。

汚い描写が苦手だとか、ハードボイルドが嫌いだというのではない。ウイングフィールドのフロスト警部シリーズは、ちょっと想像の翼を休めたくなる描写があるが、好きなシリーズだ。あの小説にはフロストのいくらかまっとうさを外れた気分が描かれている。それが分かるから、受け入れられた。

ただ映像になれば、違うのかもなあとも思う。映像作家はおそらくそこらへんの補強はきちんとするだろうし、役者もいる。
ご当地作家だもんな…少しこの本のことは忘れた頃に、映画に挑戦してみよう。

もうひとつ、我が家にあったこの本。私がどこか古本屋で手に入れて来たもののようだが、裏表紙にらしい署名が入っている。
ご本人のものかどうか、誰かがいたずらで入れたのかもなあ~~ 

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クリスピー クリーム ドーナツ

2012年02月26日 | 徒然に、

関東以西の人には珍しくないものだろうが、北海道民には「へえ、そんなドーナツ屋あるのかあ」

テレビやネットで話題になると、どうしたってそんなにかわりのあるものではないだろうと分かっていても
「食べてみたいもんだ!」と思ってしまう。
ということで先日の上京のおり、お土産に 「クリスピー・クリーム・ドーナッツ」を買って持って帰った。
まあ、お味は想像通りの…というところかな。そんなにそんなに甘くなくて、軽~く食べられた。

卑下している・・・などと受け取らないでほしいのだが、
東京では珍しくもなんともないものを土産にしたというその行為が、なんだか童話のようでうれしかった。

日本全国どこでも同じものが食べられる必要はない。
「あんなの、一度食べてみたいなあ」 それでいいんじゃないかな~

 

最後に、我が家のJKの挑戦が無事に終わりました 。
にこにこの笑顔で先ほど 「私、ゆうべからこれっぽっちも勉強してないよ~~お母さん!」 と、
近所の本屋に相葉君の雑誌を探しに出かけて行った。



 

 

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公ちゃん --哀悼

2012年02月23日 | 世の中で起こったこと

元フォーリーブス・北公次さん死去(読売新聞) - goo ニュース

 

ああ、亡くなってしまったんだ・・・

私の “アイドル” だった。 
知的な雰囲気を持ち実際に大学に進学したター坊と違い、少々やさぐれた雰囲気を身にまとい、 
当時オリンピックの体操競技でしか見たことのなかったバク転を、固い舞台の上で軽々とやって見せた公ちゃんに憧れた。
その後のあまり恵まれたようではない彼の人生も、アイドルの悲哀があって嫌になれなかった。 

我が家には処分することができず、フォーリーブスのLPレコードが何枚もある。

今のジャニーズ事務所だったら、彼らはもう少し大きく育つことができたのではないだろうか。
彼らのあとに出て来たタレントさん達をみながら、先人の苦労を感じている。 

それもこれも「必然」という「偶然」が重なって起こることで、だから歴史がある。

いいことはあったのかなと余計な心配をした。
テレビで「奥さんと中学生の娘さんが・・・」とコメントがあり、ほっとする。
トップアイドル・・・手にした栄光もあっただろうが、しなくてもいい苦労も多かっただろう。
私たちに夢を与えてくれた“公ちゃん”にも家庭があったと知り、じゅんときた。

ありがとう! 私にそういう時間を与えてくれた・・・感謝しています。

そして自分が好きだったタレントさんが亡くなるという経験をした私が、貴方のいない時間を生き抜きます。
精一杯、私なりに・・・             合掌

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娘へ

2012年02月22日 | 子育て

「貴女の人生は25日で終わるわけではなくて、その先もずっとずっとあるの…

母は25日よりも貴女のその長い人生が大事だから、学校に行くのをやめない?」

「学校でないと勉強できない」と目を三角に、口を真一文字にして通っていた娘に提案した。

あっけないほど簡単に頷いた彼女に、ああ苦しかったんだと思った。

ごめんね・・・そんなにつらかったんだね。早く気がついて言ってあげればよかったね。

ここから先、貴女に役に立つことをどれだけ言ってあげられるか分からないけれど、

母がかますはったりに、一昨日より昨日、昨日より今日と、貴女が明るくなってきたのを感じています。

任せておきなさい。母は勉強はさっぱりだけれど、結構いろいろ経験済みだよ。

貴女の様子をみながら、そこん所の話を少しずつしていくから・・・

胸をはっていい。 貴女の頑張りは周りのみんなが知っている。 貴女が貴女を認めなかったら、貴女が一番かわいそうだ。

貴女はそれだけ頑張ったんだ。 「私に答えられない問題はない」くらいの気持ちを持てば、必ず答えを導き出せる。

「誠実に裏打ちされた精一杯のはったり」をかましてくればいいの!

その精一杯は、必ず試験官の目に留まるから。

だって、彼らは何千、何万もの答案をみているの!プロなのよ!

貴女が本物だってことを必ず見抜くわ。 それは間違いない。 大人ってそういうものだから・・・。

大切な娘へ、何よりも、貴女が生きる人生が一番大事で、合格することはその次の出来事。

貴女が胸張って生きることが、一番一番大切なことなのですよ。 

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