白樺小舎便り(しらかばごやだより)

北信濃の田舎暮らしの日々

227年ぶりに

2022年02月01日 19時22分56秒 | 日記
大相撲初場所。
『元大関候補』と呼ばれるようになってしまった御嶽海。
信州出身の力士なので応援していた。
こともあろうに『優勝してしもた』。
そして大関になった。
信州では雷電以来227年ぶりの大関誕生。
ダメ虎と同じで、肝心なところでコケていた。
それが初場所では違っていた。負けても緊張の糸が切れて負け続ける悪い癖が出なかった。
ライバルの北斗富士戦、激しい闘志をむき出しにした相手に敗れた。
これまでの御嶽海は、闘志が足りないように見えた。
勝ったとしても、誰かのように、ダメ押しをするようなことは無く、土俵を出た相手をいたわる様に手を差し伸べている。千秋楽の照ノ富士戦でもそうだった。
物足りない感じがあって、これまでじれったかったのだが、じっくり見れば、それこそ相手に敬意を払い、『相撲道』にのっとった立派な態度のように思えてくる。風格すら漂ってくる。これまで、先を越された先輩大関たちが、あまりにも不甲斐ないので、本命の御嶽海がさらに上に登ってくれることを強く願ったいる。
今シーズン限りで監督が退任するというダメ虎も今度こそ目覚めてもらいたい。