スケルトンハウス‐きまぐれCafe

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そのときの思いや状況で、いろいろなことを話し合ってきた喫茶店。きまぐれに、思いつくままに・・・

節句

2015-05-02 07:48:20 | 日記・エッセイ・コラム

 まもなく5月5日、こどもの日がやってきます。こどもの日は『端午の節句』あるいは『菖蒲の節句』とも言います。七草の節句、桃の節句に次ぐ3番目の節句です。

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 節句とは、日本の伝統的な年中行事を行う季節の節目となる日です。
 かつて宮中においては節会(せちえ)と呼ばれる饗宴を伴う公式行事が開かれており、様々な節句が存在していました。
 1615年頃、江戸幕府はこれら節会のうち漢名で、人日(じんじつ)の節句、上巳(じょうし)の節句、端午(たんご)の節句、七夕(しちせき)の節句、重陽(ちょうよう)の節句の5つを公的な行事・式日として定めました。それが五節句です。
 この五節句の和名などは次表のとおりです。

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 神社本庁では、人日節供(じんじつのせっく)、上巳の節供(じょうしのせっく)、端午の節供(たんごのせっく)、七夕の節供(しちせきのせっく)、重陽の節供(ちょうようのせっく)としています。
 "節供"とは、旧来、宮中で1年間の節目の日に天皇に供された食事を意味していました。

≪奈良・平安時代の節会≫

   元日節会(がんじつのせちえ;正月一日)
   白馬節会(あおうまのせちえ;正月七日)
   踏歌節会(とうかのせちえ;正月十六日)
   上巳節会(じょうしのせつえ:三月三日)
   端午節会(たんごのせちえ:五月五日)
   七夕節会(しちせきのせちえ;七月七日)
   相撲節会(すまひのせちえ;七月七日のち七月下旬)
   盂蘭盆(うらぼん;七月十五日)
   重陽節会(ちょうようのせちえ;九月九日)
   豊明節会(とよあかりのせちえ;十一月新嘗祭翌日の辰の日)
   釈奠〔釋奠〕(せきてん・しゃくてん・さくてん=儒祭・孔子祭;十一月二十三日)



【関係サイト】

 ○ 神社本庁HP ― 節句


【関連記事】

 ○ 春の七草

 ○ 雛祭と菱餅






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