そんなもんで好感持てません。

今週のいぬやしきですけどさ。

獅子神、母親は大事なのね。

ここで「母親想いなのか」と、好印象持つ人、ひょっとしたらいるかもしれないですけどさ。

私はここで怒りを掻き立てられましたね。
お前、自分の身内に対しては涙を流せるのに、そうでない他人を虫けらのように殺せるのかよと。

むしろここで、平気で母親も思い付きで殺すくらいの方がまだ好感持てたわ。
ああ、こいつはホンマモンの怪物なんだって。

以前、とある本読んでた時にですな。
こんな言葉を目にしたんですが。

『私にだけは優しい』なんてのは、本当の優しさじゃない。

……これに関しては真理だと今は思えますねぇ。
見ず知らずの他人に対して、そういう優しさを拡大できないのは本当の優しさじゃないわ。
それは所詮、自分の好悪で他人の価値を判断するのと変わらないから。
つまりだ、それはそいつに嫌われたら平気で見捨てられるってことですじょ？
そんなもん本当の優しさと言えますか？

神にとっては命の価値は平等でも、人間にとって命の重さに差があるのは認めますけどさ。
一線てあるよなぁ。

他人の子より我が子が可愛いのは当たり前だけど。
我が子の快楽のために他人の子生贄にするのは絶対に違うだろ。