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マジでロードランナーのエンディングってそんなんなの?

2020年04月06日 00時00分00秒 | 日記
今週放送されたAT-Xオリジナルゲームバラエティ番組「東京エンカウント弐」を見てたら、声優の中村さんが

「ボンバーマンはエンディングでロードランナーになって、ロードランナーはエンディングでボンバーマンになる」

って言ってた。
マジで?
前者は知ってたけど、後者は知らなんだ。
(難しすぎて全面クリアできんかったからね。ロードランナー)
(ボンバーマンもクリアしてないんですけどさ。持ってなかったから。しかしそっちについては当時CMで「ロードランナーになるんだ!」的なことを言ってたのよな。よくよく考えると、CMでエンディングのネタバレするってどうなんだw)

つーか。

前者は「良かったね」だけど、後者は「バッドエンドか!」じゃんか。

元々、ボンバーマンというゲームは、地下世界でロボット生活を送ることに嫌気が差したロボットが、地上を目指して全50面からなるステージを爆弾を武器にして戦い抜くというもの。
だったはず。(当時発売されてた攻略本にそんなことを書いてたような)(例によって、ソフトを持ってなかったけど攻略本だけ買ってプレイしたような気になってた。当時)
なので、ボンバーマンの主人公はロードランナーで主人公を殺そうと追い掛け回すロボットとビジュアル一緒なんですね。

ロードランナーは、レンガを破壊できる光線銃を持った人間の主人公が、徘徊する殺人ロボットから逃げ回りながら、金塊を集めてステージを脱出するってもの。

ボンバーマンの場合はエンディングで良かったね、って言えるのは、自由の無いロボットが自由を求めて戦いを選び、ついに自由を手にして人間に生まれ変わった、ってところがハッピーエンドに感じるから、ですけど。
ロードランナーの場合は、地下世界の財宝に目が眩み、命を顧みず危険に飛び込んで、財宝を守る番人ロボットをレンガに埋め殺しながら血眼になって金塊を集め続けていたら、ふと気が付いたとき自分が躊躇いなく埋め殺していた存在と同じものになっていた。
どう考えてもバッドエンド。

二つの作品の主人公が求めていたものが、それぞれ「自由」と「財産」なのも結果に結びついている気がしますねぇ。
自由を求めて戦うのは気高く見えるけど、金を求めて戦うのはどうしても汚く見えるからな。
いやま、金無いと生きていけないんだけどさ。現実は。
(現実に、自分で稼いで、稼ぎの範囲で生きてるなら、カイジの利根川さんの「金は命より重い」も心情的には、まぁ納得できる。だから私は、気軽に「お金貸してくれ」なんて言えてしまう奴は信用しないし、言われた時点でそいつと縁を切ることを考える)
それでも「金なんてクソよ」って言える程度の度量は持っていきたいもんですし。
金のために命を賭けるってのは推奨されることでは無いわ。
命を張って追い回すもんでは無いよね。そう思いたい。

お金に対してはツンデレでありたいねぇ。
(勘違いしないでよね!必要だから稼いでいるだけで、お金なんてクソだと思ってるんだからね!)


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