人生の裏側

人生は思われた通りでは無い。
人生の裏側の扉が開かれた時、貴方の知らない自分、世界が見えてくる・・・

真偽の二道

2017-09-10 12:09:45 | スピリチュアル
"太陽フレアの動きが活発になっている...磁気嵐が地球に迫ってくる ..."という報道を久しぶりに聞いた気がします。
私は、個人的にも夏の終わりから秋の訪れという、この時節が一年のうちでもっとも何かの変節が起こりやすい、という印象を持っています。
これは夏の暑さで思考がくたびれ、弱まっている状態に、その薄くなった思考のバリアの合間から、その奥に隠れていた意識を活性化させるような涼風(表向きには分からない風もある)が吹き込んでくることと関係があると思います。
この時節で著しく現臨に捉えられたことは二度ありました(特に初めのは爆発的でした)し、それに近いことも数回ありました。
そして、こうした変節を促すような状況は、この時節に限らず年々促進されてきている、と感じているのは私だけではないでしょう。
それに加えて太陽の動きというのも無関係である訳が無いはずです。
つまり、我々の思いという働きは、年々弱まってきており、内なる霊性を呼び覚まされてきているのを覚えざるを得ないのです。
超進化論者ティヤール.ド.シャルダン(人類進化を促すものとして思考圏というものを唱えた)とは、違った意味での思考圏に風穴が開けられ、そこから聖霊の火のごとき不可視の光線が差し込んできているのでしょうか?
しかし、物事が活発になってきていることの一方では、その反動というか、それを押し止めようとする動きも又活発になってくるものです。
それは我々に諸々の想念、思いの働きをより強め、思念によって作られた世界に閉じ込めようと益々促すことでしょう。
我々は今、かつて無いほど事の真偽というものが別たれてゆくのを、目の当たりにしているのではないでしょうか?
一体、何が真実で、何が虚偽、幻想なのでしょうか?
私はここで敢えてそのことを言おうとは思いません。
ま、そこを敢えて言うなら、"これが真実ですよi、真実はこれしかないですよi"と扇動するようなものにこそ注意を要するということでしょう。
自分自身が本当にそう感じたものでなければ真実などどこにもないのです。
覚者先生が何を語ろうと、経典に何が書かれていようと、科学者が何を立証しようと、あなた自身を離れて真実などないのです。

ある日、他の如何なるものにも、寄りかかることが出来なくなる事態にもなるかも分からない...
それが思考が機能しなくなるということを意味しています。
全ての拠り所を失わんとする思考の集合体は、"ここぞ"とばかりに、ギリギリ残された思考ばかりで固められたゾーンへと我々を誘導するのに躍起になるだろう...
して、その精神的牢獄に閉じ込められた我々の運命や如何に?...

というような、ストーリーも一方は光の霊団、一方は闇の勢力に見立てて、盛んに妄想に掻き立ててくるものもあるから、敵も油断も隙もあったものでありません。
敵ってーのは? 闇の勢力? その真実も又自分自身にしか存在しないでしょう。
"何でいつまでたっても自分には魂の平安を見出だすことが出来ないのか?" そいつは、自分の中の"そうなることをもっとも恐れている"悪の黒幕に聞いてみりゃ分かることでしょう。
真偽の二道は、いよいよ退っ引きならぬ方向に進む ...
私はこの事を意識していたか、しないでか最近の記事では、その事に関連したことばかりを書いてか、書かされてきたかしてきたのです。
彼方に夏の入道雲、此方に秋の雲を望みながら...
コメント
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