神は示現する

神を信じるという...
神はそんなに容易く信じられるものだろうか...
信じるものを真にすることなど出来るだろうか...
信じられるものとは、思い描いたものじゃないだろうか...
自分の思念のみにお在す神
信じる神が物言うところ、
諸々の思念の喧しい戦争...

何も信じられなくなった時、
何も受け入れられなくなった時...
神は示現する
底なしの深淵から顕わとなる
こちらの信じる、信じないを越えて...
神はここに御身を示したもう
御身が示されずして、
この身も世界も示されることはない
真のことは示されて初めて真となる
神は御身自らを表し、自らを告げたもう
すべての信仰が破られた時、
神交を通して...

これまでの幾多もの有名無名の聖人たち
悟境、エンライトメント、救済、地上天国の証の数々...
ことごとくこの示現の証でないものなどあり得ようか...
この示現無くして生まれ出る道理など無いではないか...
神は示現する
故にここに数多ものそのモニュメントが存在する
それは今もなお語り続ける...
言葉を依代にして...
証続けてやまないのだ...
そこに火を見いだした者は、
今...証をせずにおれない...

すべてのものは生成、創造す
隠れたものは必ず顕わとなる
今は天地開顕の時
神は示現する