閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

時代の変化に伴う住民意識の変革

2022-07-29 09:25:23 | 閃き
山間地区などの少子高齢化が進み過疎化が加速している

一方、新型コロナによってリモートワークや働き方改革も推進されて、環境の良い地方への移住が進み始めてきている

しかし、そこで問題になるのは旧住民と移住者の意識や風習の違いである

山家の知人の家の前は独居老人が住んでいたが他界され空き家になっていた

亡くなった方にはお子さんがいなかったので、家と土地はその方の兄弟のご子息が相続人となった

そのご子息は隣県の地方都市で事業を営んでいる

彼は相続して初めてその地に訪れ、豊かな自然に魅了され、敷地の広大な土地にオートキャンプ場を作る事を思いついた

過疎化が進む中で住民達は自ら行動を起こす訳ではなく、ただ現状を嘆くばかり

そこへ降って湧いたオートキャンプ場計画

本来であればウィンウィンの関係になると思われていたのだが、うまくはいかなかった

その原因は近隣住民とのトラブル

近隣住民は事前に挨拶が無い、説明が無い、勝手に水資源を使用し排水する

深夜まで騒ぐ、焚火をして危険などなど

それまでの住民の生活環境と比べれば異常な状況だったのだろう

しかし、当人は自分の広大な土地の中で自己責任の範囲で行っている事で、他人から指摘される事はしていない

いちいち近隣住民の許可を得なければならない事ではないという意識がある

土地の風習や土地の慣習を知らないが、それは強制されるべきものではない

ただ、守ってきた住民としては守り続けてきた風習や慣習であった

中間に立った立場なら答えは簡単

お互いに寄り添って折り合いを見付ければ良いだけのことだ

私は環境や時代の変化によって意識は変化させるべきだと考える

これは山家だけの話ではない

守るべきもの、変えてはならぬものをしっかり抽出して、それ以外は柔軟に変化させる意識の変革は日本に求められている

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年寄を馬鹿にしてるのか

2022-07-28 10:23:13 | 閃き
給湯器が故障したが、半導体不足で品薄状況の中で奇跡的に早く取付けて頂いた

その代金を振込もうと銀行へでかけた

代金は60万円ほど

クレジットカードと通帳だけ持参してCD機で振込もうとしたら限度額を超えていると表示された

以前から振込め詐欺対策で振込の上限があることは承知していたが、念の為に窓口で訊ねると推測通りの回答でCD機からの振込上限は50万円とのこと

印鑑を持参していなかったし2度に分けて振込むのも手数料が馬鹿らしいので、口座から現金を出して振込めばよいだろうと考えて再びCD機へ

取り敢えず50万円を引出し、続いて10万円を引き出そうとすると、1日の引出し上限が50万円で引き出せない

再び窓口へゆき訊ねると警察からの依頼で決められていて、65歳以上は限度額が10万円に引下げられる場合もあるという

何故だ!と怒りが湧いてきたが、そのまま他の銀行へ行き残りの10万円を引出した

ここまで手を掛けたのならばと請求書に記載された銀行へ行き振込手数料を安くしようと考えて振込指定銀まで行った

振込用紙に必要事項を記入して窓口へ提出すると、今度は私の免許証を定住しろという

再び怒りをこらえつつ、何故提出する必要があるのですか?と窓口の女性に訊ねると驚きの回答が

理由はマネーロンダリングの防止

思わず私は振込先の業者(地元では有名な会社)がマネーロンダリングの可能性があるということですか?と訊ねたが答えは無かった

マネーロンダリングとは不正に手に入れたお金を清浄化するために色々な取引の形を装って送金を繰り返す事で最後は正常なお金にする仕組の事だ

つまり不正なお金をワタシが清浄化するために地元で正しく営業している会社を利用して正しいお金に替えようとしているかもしれないので

念にために振込む私の身分を確かめておけば、そんなことはしないだろうという発想

ついでに窓口の女性に65歳以上の振込制限について本人に通知しているかを訊ねると、通知はしていないという


この状況は問題がある

銀行は法律でペイオフ上限が1000万円迄と規定されている

65歳以上が事前に引出したり移動の為に振込む金額が低くされているので、もしもの事態に対応できにくい

そもそもぺいオフ上限以上の預金が無いとか一度に振込む金額がそんなにコウガクにはならないから関係無いと思われるかもしれないが

これらの措置の裏には振り込め詐欺対策だということがある

しかし、この措置をとっても一向に振り込め詐欺被害は減少しない

年寄をはなから馬鹿にして、騙される、間違えると決め込んでいる

デジタル化で仮想通貨やデジタルマネー、株式投資などの高額な移動は制限がなく

たまにしか起きない年寄の取引は手間がかかる仕組みで縛り付けている

こんな面倒な仕組みを作るからタンス貯金が増え、それを狙った訪問型の詐欺会社増えているのではないだろうか

金融機関は65歳以上に取扱の制限をかけるのならば

本人にしっかり事前に通知した上でタンス貯金の危険性を説明し、窓口でスムーズに確認して希望する手続ができるように年寄に寄り添った方法を65歳未満とは別に設けなければならないだろう

それができていない現状は年寄を馬鹿にしているとしか言いようがない

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安倍元総理の国葬

2022-07-26 00:10:25 | 閃き
岸田総理は今年9月に故安倍元総理の国葬を行うと発表し、国民に対して理解が得られるように説明してゆくと発表した

これに対して早々と反対を表明した野党党首もいる

安倍元総理の暗殺による死については、色々な立場の方達がコメントしているが、反安倍を謳う輩からは安倍元総理の死を歓迎する動きも出てきており、何が何でも安倍嫌い、という人間らしくないコメントも飛び出している

与野党問わず政治信条を暴力で封殺させる行為は如何なる理由があっても許されるものではないと声を合わせている

信条が真反対の立場で批判ばかりしていた室井女史も流石に死してよかったとコメントする輩の人間性の低さに嘆くコメントを出している

ロシアのプーチン大統領と数多くの会談を実現した安倍元総理に対して何ら成果が出せなかったと批判する評論家も多々いるが

世界中であれだけプーチン大統領と会談を行えた指導者は誰もいない

氷の関係だった日露関係をあれだけ懐柔してきた事実に目を向けず言葉だけで批判するのも同じで人間性が低いというしかない

現に今でも誰もプーチン大統領と会談して侵攻を止めさせることが出来ていない

永く総理の座に留まり、安倍一強と揶揄されながらも世界を飛び回り、G7を始めとする各国との会議においてもリーダシップを発揮し

自国の利益だけを力を以って得ようとする国に対して新たな枠組みを作り力でない方法で阻止させようとする世界観を持った外交も全ては日本国の安全と主権を守る為だった

その様な素晴らしいリーダーを何故国葬としないという発言が出るのだろうか

安倍元総理の評価を外国から見て高くしているのに、肝心の日本国内から評価を下げるどころか認めない発言が飛び出すなど同じ日本人として恥ずかしい

天皇の崩御とは違って華美でなく

日本国民として一様に安倍元総理の活躍を讃え、残された功績をしっかりと我々日本人がしっかりと受継ぐ事を併せて誓う

そういった国葬を是非開催していただく事を切に望んでいる
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

政教分離

2022-07-24 21:35:20 | 閃き
故安倍元総理の暗殺が宗教団体に対する逆恨みだと判明し、にわかに政治と宗教の関係が取り沙汰されている

日本では政教分離であり、宗教の自由を保証している

だから宗教団体に所属している者が政治家になる場合もある

従って、政教分離とは政治は宗教に関与しないという姿勢であって、宗教は政治に関わってはいけないということではない

しかしメディアは政治が宗教と関わることが悪であるかの様に報道している

公明党の山口代表もこの報道についてコメントを差し控えているが、はっきり言えない理由が判らない

かつて、宗教絡みの立候補者が堂々と宗教団体から立候補してきているが、何も問題にはなっていない

オーム神理教の麻原も立候補していた

選挙に出て当選し自らの宗教団体の理想を世に問う事は悪ではないし、日本は言論の自由が確保された良い国なのだ

ただ、その宗教団体が抱える問題と政治との関係を一緒に議論するならば、政教分離を認めないということになってしまうだろうし

詐欺まがいの行為を行っている宗教団体を擁護する政治家は世間から認められないだろうし、そんな実態を承知していながら応援するような政治家もいないだろう

宗教の隣にいるイデオロギーも同じだ

かつての社会主義や共産主義も宗教と同じで否定されてはならないが、それらが国民に対して不利益を与えていたとしても、政治とは関係無い問題だ

ただ、そういった宗教やイデオロギーによって正しい事がねじ曲げられ、国民に間違った思想を植え付けてゆく行為は日本国にとって重大な問題だと考えている

主義主張によって歴史や文化をねじ曲げてでも正当化しようとする行為は日本国にとって犯罪に等しい行為だ

政治はこういった問題に宗教にとらわれず国民を正しく導く義務がある

素行の悪い宗教団体にメッセージを贈る政治家も悪人だという考え方は正さないといけない




コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いつかは同じ道

2022-07-18 10:05:38 | 閃き
このシーズンになると地域の奉仕活動が増えてくる

公共の場所の草刈りや清掃などが主だが壮建倶楽部(旧老人会)と役割分担して行ってきた

しかし、老人の高齢化と加入者の減少で人数が減り負担が増えてきていた

そこで3年前から一部を協力して行うように時の自治会長の判断で行うようになっていた

このことを知ってか知らぬか解らないが文句を言って老人にやらせろと言う者がいる

私は彼にいつか通る道だと諭す

そう、いずれ歳を重ね壮健倶楽部に入会すれば立場は逆転する

従っていつか通る道なのだ

我々の年代が若者に対してあれこれ文句を言ってもそれはいつか来た道

先人の示す人生一生勉強の必要性はここにある

いつかの道は全てが同じでは無いが誰もが通る道だと捉えれば

自我を通さずとも済む
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする