閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

これで良いのかなあ

2018-11-23 08:16:55 | 閃き
政府は成長戦略を担う未来投資会議が施策の中間報告をまとめた中間報告書案を明らかにした

その内容の中に、企業の継続雇用年齢を70歳まで引き上げるように段階的に整備する事が含まれているが、本当にこれで良いのだろうか?

私の記憶では5年ほど前には、少子高齢化で話題にはなっていたが、人手不足で困窮する現在の状況を言い表してはいなかった

アベノミクスの効果で日本経済が上向き、新卒者の争奪戦が激しくなり、中小零細企業は労働力不足に困窮し、慌てて外国人労働者の拡大路線を出すなどの姿を見れば、政府も予測不足だったに違いない


年金についても、経済の回復で運用益が見込めるようになり、何とか帳面が合うように一次的になったのだが、根本的な源泉資金の解決にはなっていない

従って支給年齢を引き上げざるを得ないというのだろうが、これは酷い話である

年金支給を引き上げると定年後に生活ができないから継続雇用も引き上げて働いてもらって、引上げた期間の生活費を自分で稼げと言っているのであるし、丁度人手不足だから雇用も心配ないんじゃないの?と役人の安易な考え方ではないか

年金支給年齢も継続雇用(定年年齢)も70歳になれば問題ないというのだが、それは今の景気の状態であればという前提がある

経済の成長がマイナスになれば、外国人や高齢者は即リストラの対象になるのは、今まで企業が行ってきた早期退職者優遇制度をみれば明らかである


そもそも、70歳まで働かせて良いのだろうか?

働く自由はあるから、働くなとは言えないが、人生100歳時代とはいっても働ける人は少ないと思う

我々60代初期から観ると70歳の方達は異常にお元気であるが、我々の10年後はとても彼らには及ばないと思う

現在、70歳の方達は勿論働いている方も大勢いると思うが、多くは60歳で定年を迎え、62・63歳から満額の年金を受け、健康に留意すべく屋外の活動や趣味の文化活動を謳歌して、所謂老後を満喫されているようにも見えるが、我々は取り合えず65歳まで働かねばならない

私の知人の中で60代でお亡くなりになる方も少なくはない

一度きりの大切な人生である

元気だから、寿命が100歳になるからといって70歳まで働かして、その方の余生はどうなるのだろうか心配である

「立っている者は親でも使え」ではないが、ちと節操がない気がする


根本的には少子化対策と年金の源泉資金の安定化を図らなければ解決する事は出来ないだろうが、それでもこれで良いのかなあ



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掘れば掘るほど

2018-11-21 07:40:12 | 閃き
この所の忙しさで相当に精神が弱ってきているのは、睡眠の浅さから自覚できている

その上、風邪の初症状が出てきているので、市販の薬で応急手当するしかなく、インフルエンザの予防注射も受ける時間すらない

こんな時、少しでも気分転換にならないかと何時もは読まない運勢欄を見ると酷いことが書かれていて、イライラが増した

順調な時とそうでないときは、ブログのアップ状況で判る


この所の話題はカルロスゴーン氏の脱税である

5年間で100億円の収入がありながら過少申告した上で、自宅に費用を会社に負担させていたとか

人間の欲望は掘れば掘るほど深くなる井戸と同じでキリがない

確かに経営手腕は凄い能力があると思うのだが、そこまでの対価が必要であろうか

日本はそろそろ欧米式の報酬体系を見直す必要があるのではないだろうか


職務に対する報酬はそれほど高くする必要はないと考えている

経営者ならば自社株を保有して業績を上げ、そこで利益を得る仕組みを取ればよい

従って、虚偽偽装などの不正が発覚した途端に暴落する株価が責任と成績が連動したものになるのだから

ゴーン氏はこの株価連動報酬を全く申告していなかったようだ

詰まり、もともとの報酬が高額だったので、成績評価で得た報酬を隠したという事になる

もし、報酬が高額でなかったら、株価連動方式の報酬を隠す必要などなかったと推測している


従業員に対しても会社は業績によって賞与を支給するように、役員も同様にすべきであろう

業績を立て直す状況の場合、会社は不採算部門の撤廃やリストラを行うが、従業員には相当な痛手を与えることになる

役員の報酬も当然カットして一丸となって再建を進めるのは日本式の観念である

日本資本に戻して運営するように、業界再編も含めて取り組んだ方が良いと考えている

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心を亡くしてます

2018-11-13 17:53:48 | 閃き
この所、随分忙しい

公私ともにである

仕事やプライベート、公共のお手伝いに関するものが連日押し寄せてきていて、目まぐるしく処理しても終わらない気がしている

それでもやり続ければいつかは終わるからと、できる時間は滅私奉公して取り組んでいる

今週、書類の山を片付けた後の週末は孫の七五三と友達との飲み会の幹事、それに近所の神社のお祭りのお手伝い

翌週は大切な会議や来客が矢継ぎ早にやってくる

連休にかけて国内出張へ行き帰った翌日から中国出張である

月末を超えると、展示会が待っている

飲み会だ、忘年会だ、ゴルフだと時間の穴を埋めるように続いて、クリスマス頃には一息つくのであろうか

年末年始はゆっくりできるといいな


何だ、今年はもう御仕舞ってことですか?

過労でぶっ倒れなければよいのですが…

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徴用工訴訟

2018-11-01 18:54:56 | 閃き
韓国の最高裁で戦時中に強制就労させられたとして元徴用工達が新日鉄住金に対して損害賠償訴訟を起こした判決において、新日鉄住金に対して賠償命令を下す判決を言い渡したと各紙で一斉に報じた

新日鉄住金側は日韓請求権協定で既に解決済みの案件として判決に対して誠に遺憾であるとコメントしている


1965年に日韓で取り決められた日刊請求権協定には「両国と国民の財産、権利及び利益、並びに請求権に関する問題が完全かつ最終的に解決された」と明記されている

この時に日本から韓国へ支払われたのは5億ドル、1ドル360円で約1900億円になるが、この時日本政府は被害者へ直接支払うことも打診している

しかし、韓国は全額を韓国政府へ支払うように要求し、被害者への支払いは韓国政府が行うこととなった

この経緯からすると、韓国の最高裁の判決には納得がいかない

韓国最高裁は国の請求権はないが、個人の賠償請求権は消滅していないとして判決を下しているというが、とんでもない解釈である


明文化されている協定には「両国と国民の財産、権利及び利益、並びに請求権に関する問題」と国と国民の両方を明記しているのは明らかなのに、個人の請求権が消滅していないとどうして解釈できるのであろうか

だから、韓国人は… と言われているのだ

韓国の慰安婦問題がブーメランで不利になるとすぐさま封印し、今度は徴用工を餌にしようとしている

反日というなら反韓感情をもっと日本も表さなければ彼らは気が付かないのだろうか

とんでもない考えを持つリーダーが悪いのか、国民性なのか判らないが黙って観ている訳にはゆかない問題だ
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