閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

赤い朝

2013-09-30 06:45:19 | 閃き
いつも朝5時頃に目覚める

ベッドからは空を眺める事ができる

晴れているのか、雲っているのか、雨なのかが判るから

習慣で目覚める時、空をながめている


今朝空を見て、何故だか空が赤いと感じた

全体に雲っているのだが、空が赤く感じた

起き上がって窓から外を見渡した


西の空が夕焼けの様に赤くなっている

よく見ると、空全体が朝焼けで赤くなっているようだ

いつも観ている窓辺の風景も全体に赤っぽく映る

不思議な気持ちで暫く眺めていた


空は段々と明るくなり様子が解る様になってきた

雲ってはいるが、雲が薄いようだ

空は赤から青に変わっていった


気付けば、随分日の出も遅くなってきた

こんな所も秋を感じる事ができる


今日で9月も終わる

会社は半期を終え、今年も残す処3ヶ月


「暑い、寒いと言っていたら1年が終わった」と、先日先輩がこんなことを言っていた

言い得て妙だと思ったし、その位早く感じる


空が明るくなり、赤い空の痕跡など微塵もない

気象庁の区分の中に、赤い空があるのかどうかは知らないが

善い兆候である事を願った


さぁ、今日も忙しいぞ
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秋満載

2013-09-28 18:16:07 | 閃き
昨夜の定例飲み会は、わざわざ隣町まで出掛けていった

それは昨夜のメニューが特別で、松茸、地元和牛、自然薯の豪華3点セット

会費が可成り高くなると覚悟したが、会からの補助金で負担を減らしてもらった

その補助金は、割り勘の釣り銭を会計係が貯めたもので、塵も積もれば山となっていたのである


季節が異常になり、旬の物が口に入らなくなってきた

サンマも不漁で2倍近くの値段になっている

松茸などは外国からの輸入品ばかりで、香料どころか防腐剤の心配もある

自然薯も自然に生えている物は少なくなり、畑で育てた養殖(?)物が多い


これらは全て自然からの恵みとして住民達が食してきた

勿論、住民達も乱獲せずに翌年も変わらず収穫できる様にその場所を大切にする


近代には西洋化に伴い、食生活が変わり需要が減り、放置されるようになった

健康ブーム、自然食ブームがやってきて、再び収穫しようと殺到し乱獲する事態になった

残念なのは山の手入れが不十分で、茸や自然薯が育つ環境が悪くなり、収穫量が減っている事


秋の自然の味わいを知れば、環境を守る大切さが理解できると想いながら、ゆっくりと楽しんだ
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祝!楽天優勝

2013-09-27 07:19:29 | 閃き
ついに楽天イーグルスがリーグ優勝を果たした

残り試合数からみれば優勝は間違いなかったが、それでもその瞬間を見るまではプレッシャーがあっただろう


東北に本拠地を移し、楽天になって以来9年

最初は6位スタートだった

途中、震災にも見舞われ大変な状態になったが、過去8年間でAクラスはたった一度

それでも、ガンバレ東北!と東北に元気をと頑張ってきた

心から、おめでとうと申し上げる


星野監督のインタビューで、日本シリーズについて聞かれた時、優勝したばかりで何も考えていないと、リーグ優勝だけを見据えて戦ってきた事が伺える

中日や阪神で幾度も優勝経験を持つ星野監督にとっても、特別の想いが有るのだろう


震災から2年半が経過し、世間からは震災の記憶が薄れ始めている

しかし、現実に進まない復興を地道に進めている東北の方たち

そんな方たちに、喜びと継続するパワーを与えた事だろう


楽天イーグルスの、この9年間の様子を改めてまとめたドキュメンタリー番組が製作されるかも知れない

または、スポーツライター達が本や記事にするに違いないから、是非とも観たいと思っている
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国際競争

2013-09-25 06:39:54 | 閃き
近くの会社で、台湾の製品をテストしている

その製品は最近のブームに乗って好調に販売を伸ばしている製品だ

半年にほど前に台湾を訪問してサンプルを依頼して、日本国内で評価をしていた


突然、その台湾の会社は日本の会社と今後の協力関係を解消したいと言ったそうだ

何故かと聞けば、テスト期間が長過ぎる為だと言う


その台湾の会社の製品は、よく売れているからこそ注目され真似がでる

次々に高められる競合品


彼らは日本の会社が、その製品を分析して真似をしようと考えている様だ

分析技術が進んでいる日本だからこそ心配している

ノウハウを分析して、中国で作らせでもしたら、台湾の会社は終わる


国際市場では、常にこういった危機感が付き纏う

原因はコミュニケーション不足で、日本でのテスト状況について報告していなかったようだ

国は違っても商売は信頼関係が無ければ成り立たない


売れている時は新たなテストをして、僅かな仕事を増やすよりは

売れている分野で販売を伸ばした方が良い

それでも彼らがテストに協力するのは、日本で先端の情報と実績が欲しいからである


この話を台湾の友達から聞いた
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とんだ食事会

2013-09-24 06:27:43 | 閃き
仲良くして頂いている先輩に癌が発見されて半年になる

癌は複数あって手術出来ない為、抗癌剤治療を施していた

治療は順調で、癌は小さくなったと言う


その先輩とは、もう一人の友人と共に半年に一度の割合で食事に行っていた


その先輩から久し振りに食事に誘われた

先輩の身体を案じたが、先輩の気分転換にもなるからと承諾した


休日の夕方から連れ立って車で出掛けた

目的の場所には、私達が会いたいソムリエがいる

そして必ず四人で食事をしてから、ソムリエが経営しているワインバーへ行く


酒を呑むのは私とソムリエの二人

先輩と友人は酒を呑まないのに毎回同じコースを辿る


そして毎回、私は飲み過ぎ、呑まない二人に迷惑を掛ける

飲み過ぎた私は、お喋りになり、帰りの車の中で高イビキ

未だ完治していない先輩に運転までさせて、夜遅くまで付き合わせてしまった


優しい先輩は文句一つも言わずに付き合ってくれたが

食事会は、とんだものになってしまった


自分が癌に侵されたと知った時、どう受け止め行動するだろうか

絶望する事なく、前向きに生きて行く強い意志が持てるだろうか

自責と共に、そんな考えが巡った
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