前に「ふだん着物」のところにいらした「和洋折衷」のtomoさん。
いまはブログ村から引越しされたのですが、彼女が京都の工房で雪花絞り体験をしていて、「そうなんだ、雪花絞りって自分でできるんだ」と思った紫苑は、どんなものか早速自分でやってみることにしました。
まずは、ネットや書籍でやり方を探してみます。
「雪花絞り」、自分でやっている人、結構いらっしゃるんですね。
それに力を得て。
書籍では、「雪花絞り」についてではないのですが、絞り全般についてのグッドな本を見つけました。
「日本伝統絞りの技」(榊原あさ子著・紫紅社)
ざっと目を通すと、理屈だけは、そう難しくありません(おい!)。
技術の巧拙は別にして(そこが問題だろうが)どうにかできるものもありそう!?
まずは、古いシーツで染めてみました。
布を二等辺三角形にじゃばら折りして、板で挟むのですが、板がないので、百均の物差しをパッキンと鋏で半分に切って、紐で結びます。
でも50センチくらいの布、実験なら、特に挟まなくてもいいみたい。
雪花絞りは、全体を液のなかに入れるわけではなく、三角の端を染めることで模様を作る(らしい)ので、
液に入れる秒数によって、色の入り方を調節できる、と思う。
それとも色が定着するまで、板に挟んだまま時間を置くのかな??
この辺り染料によって違うみたい。調べてもみよう。
三角の頂点と底辺の部分を染めます。
いや、最初は手順を頭に叩き込むだけだから、出来上がりは~~、ちょっと
最初に作った二枚。
左は家にあったアクリルガッシュを水で薄めて、右は市販の2百円くらいのミニ染液。
左は染料が固く、布のなかに入っていきません。
どちらも色を均一に入れていくのがムツカシイ。
オムツにもしたくない
でも、なるほど、こういう風になるのね、
とだけはわかったところで、日にちを置いて、また挑戦。
今度は、最初に布を水に浸したので、干しているうちに(乾くと色が定着する)染め液がどんどん周りににじんでいきます。
次は水で浸さないで、やってみます。
それに染料をどのくらい薄めるのかがムツカシイのね。
今回はここまで。
染料が、わずかに余った。
ブルーグレーの絽の帯が寂しいので、色挿しをしてみました。
「グレー小千谷で三谷文楽」→このときの帯です。
さささっと、これぞ一石二鳥、ならぬ「一色二丁」
いつかは、こんな絞りも~~?(いや、無理でしょう~~)
滝川クリステルさん着用のアーガイル浴衣。
どうやって染めるんだろう??
まだまだ続く?絞りの旅~~?
絞りの本も素晴らしいから、また今度紹介させてください。
気が向いたら
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私は染料の事は全くわからないままですが
数秒染料に浸してすぐに畳んだまま水につけ
その後型をはずしました。
そして広げてお湯へ。
その後また水洗い。
ヤフオクなどでオムツ(おしめ)で出品されているのですが
昔って生地を繰り回しで大切に使ってたのに
オムツはわざわざ新しい晒しの布をオムツ用に染めたのでしょうかね?
それが今かなり疑問です。
でもまだ調べてない(笑)
畳んだまま水に浸けるのは、染料を奥までしみこませるため、お湯に浸けるのは、色を定着させるためだと思います。多分。染料によって、色の定着やらが違う、らしいのです。
雪花絞りのおしめ、私が考えるに、赤ちゃんが産まれたとき、お祝いに贈るのではないかしら。だから新しい晒しを使うのでは。でもいただいた側はもったいなくて、おしめにはできない、記念にとっておこう、なんていうのが結構押入れに仕舞ったままになって、それがネットなどに出回っているのではないかと思います。
とても、おしめにはできないよね、こんなきれいな絞り~~。