ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

お金を遣わずに生活できる?~~安冨歩さんの「生きる技法」

2017-03-21 09:23:08 | きものの本&本

 

ちょっと衝撃的な人&本を見つけました。

安冨歩さんという方です。

この方50歳くらいのときに女装、いえ、本人曰く

女性装」を始めたかたです。

最初の頃は、

こんな感じ。

それが~~、

こんな風に優しい雰囲気に変わり、

ついには、

こちらは借り写真です。


こんな風に~~。

もっと見たい方は~~、

ネットで検索してね。



へえ、と興味を持って著書を拝読してみたら、

これが面白い!

東大の教授で難しい本も数多く出しているのですが、

一流大学にはいり一流企業に就職しても

心から嬉しいと感じることができない。

逆に辛い~~。

それはなぜなんだろうと、模索、

「生きる技法」(青灯社刊)は、そんな執筆動機から。

 


 「自分自身」でいるより、親や周りの期待に

応えるほうを重視したため、ありのままの

自分を見失う~~。

「世間体が」「体面が悪い」という親~~。

そして、

「自立とは依存である」との解答?を見つけ

彼の「一流大学卒」「所得」といったステータスのみで

一緒にいた配偶者と離婚して、

徐々に自分を取り戻していった。

その結果の一つが、女性装なわけです。

再婚もなさっていて、ちなみに相手は

女性です。


目次を見ると、

 

「自立とは多くの人に依存することである」

 「誰とでも仲良くしてはいけない」

 「自立は金では買えない」

 「夢を実現する過程で得られる副産物があなたの糧となる」

 

などなど、いわゆる常識?とは逆の方向に論は進む。

こちらは男装。

女が女でいられること」


で、それと「お金を遣わずに生活できる」とは

どんな関係があるの?と思いますよね。

それは、多くの人は、

「お金がないと生きていけない」と思っているから、

それを確保するために、嫌なことを我慢したり、

誰かに「奴属」(彼の言葉です)して生き、

いつのまにか

「自分を見失っていく」というわけです。


「自分自身を取り戻す」という本は数多く出ている

のですが、それを「お金=経済」の面から論じた

本は珍しいし、現実感あって面白い~~。

この方経済学者なのです。


本で紹介している「お金なしの生活の実験」を

実際に行ったのは、

シュベルマーさんというドイツの女性。

「~~不自由どころか、かつて感じたことのないほどの

開放感と自由をもたらしてくれた」そうです。


では、どうやって?

興味のある方は、

金銭を持たない生活を実践」


私同様、多くの人は「お金があれば自立できる」

と考えていると思うけど、

う~~ん、でも、その逆とはね。

ちょっとしたショック療法ではありますが、

確かに納得できるような~~。

一人で生きていると思っても

多くの人に支えられていることは確かだもんね

この方の本、もう少し読んでみます。


思わぬ地平が開けるような気がする~~。


それにしても、安冨さまには、ぜひ

着物着ていただきたいものだわ。

プレゼントしようかしらん??

まずはこんな久米島紬から?

いえ、もっと華やかなものがいいかしら?


いつも応援ポチ

ありがとうございます。


にほんブ
にほんブログ村



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする