ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

「いただく」から「差し上げる」側に・きもの循環

2014-01-22 14:35:41 | きもの新陳代謝

 

仕事の合い間、どんなに忙しくてもついつい覗いてしまうきもの・マーケット。

ついポチしてしまうことも。

「安もの買いの銭失い」ということわざがありますが、

こと私のきものに関しては、当てはまらないこの言葉。



安物を買っても

「この値段で、こんなきものが買えた」と喜び、

色が柄が多少違っていても、

「パソコンではこんなふうに見えるのね。今度から気を付けよう。勉強になったわ」と、

あくまで前向きに考えるワタクシ。



そんなことからどんどん増殖していくきもの。

引っ越しのときには、あまりの重さに「きもの関係の方ですか」
と聞かれてしまいました。


P7233432

これはある撮影で「ぜひに」と言われて、
恥をさらした一枚。

これだってまだ一部。

 


頂くことも多く、

見知らぬ人から頂いた三枚のきもの」

それを着たのが、こちら。


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ススキ帯に格子きもので幸田文展

しかし、残り少なくなってきた人生、というより、
趣味も変わりつつある
昨今、

昔、購入したきものを、今度は人さまに差し上げることにしました。

「私には似合わないけど、あの人なら似合うな」

とか、「若過ぎるけど、彼女なら~」と、
「断捨離」には惜しいきもの(セコい!)も、

知っている人が着てくれると思うと嬉しいものです。

P1220970

 こちらは同世代の方に。


P1220972

こちらは少し若い方に。

 

 きものは一生もの、とよく言われますが、それは高価なきもののこと。

 昨今のオークションなどで買うきものは、
 もう洋服感覚で着倒していいのではないでしょか。

 数を着こなすことで、洋服のセンスを磨いていくように、きものもどんどん着て、自分に合ったコーディや着方を学んでいく。

 一生モノのきものを大事なときに着る、というのは当然ですが、

 それほど高くはないものを、もう少し気軽に洋服感覚で着る、

というのも楽しいし、 きもの人口も増えるのではないかと思います。



古い洋服を人さまに差し上げることは、
ブランド品でも失礼な気がしますが(いや、そんなことはない!?)

きものは、まだ人に譲れます。

 

洋服ほど移り変わりもなければ、体型の変化にも対応できるなどなど、

優れたところがいっぱいあります。



私も、ようやく「あれもこれも欲しい」という状態から

「人さまに着ていただきたい」と

いう境地にたどり着いたようです。

有難いことです。

 

入口にいてためらっている人や、遊び用のきもの欲しいという人に

気軽に着てもらうために、「きもの循環」、

これからもしていきたいと思っています。

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