雑司ヶ谷宣教師会館から歩いて10分くらいのところにある鬼子母神(きしもじん)。
インドの夜叉神の娘で、嫁してたくさんの子どもを生みましたが、他人の子どもを取って食べるという恐ろしさ。
お釈迦さまは戒めのため、彼女の末の子どもを隠してしまいましたとさ。
自分の子がいなくなり嘆き悲しむさまを見て、お釈迦さまは「一人の子どもがいなくなっても悲しいのに、多くの子どもを(お前に)食べられた親の悲しみを想え」と諭したそうであります。
以来、彼女は自分の過ちを悟り、子どもを守る神になった次第~~。
「意義あり!」と言いたいけど、まあ、由来だから~~。
「よい子が授かりますように~」とお参り。チガッタね。
この周辺、もう現代の東京とは思えないレトロ空間~~。
タイムトラベルで、昭和に戻ったような気持ちになります。
有名な駄菓子屋。
創業1781年だって、すごいわね。江戸時代だよ。
この店、ファッション雑誌の撮影に使われるのよ。
そして極め付けは、参道の途中で見つけた一見、ただの古い家かと思ったレトロ・カフェ。
「ねえ、ここなんだろう」
「珈琲とケーキがあるわよ」
「大丈夫? 人が結構入っているけど」
そう、閑散とした鬼子母神界隈なのに、この店には人がいっぱい。
入れないかと思ったら「二階にどうぞ」ということで二階に。
そこにはまたまたセンスあふれる空間が待っていたのでした。
このセンス、タダモノではないぞ、と思ったら、
ここは、私の好きな東京R不動産という、「古くても雰囲気ある家が欲しい」といった人たちのために、新しい視点で不動産を開発していく会社の名物物件、
並木ハウス別館にできたカフェ。
珈琲カップも素敵。
二階にお客さまがいなくなったので、許可を得て撮影会。
素敵なカフェを紹介していたら、またコーディの紹介ができなくなってしまったわ。
もういいって!?
でもここでぶつかったr不動産。
私、ここが出している本を読んで、老後の家を探したいと思っていたのですよ。
これも何かの縁?
鬼子母神のお導き?
新しい家で新生児? まさかね。
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