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群馬の田舎から情報発信!

『折れない心をつくるシンプルな習慣』(渡部 卓)

2011-05-29 18:01:38 | 読書日記
「考え方」の習慣
①「悪い思考」に反論して立ち直る
②100点でなくていい。70点主義でいこう
③「ま、いっか」「こんなこともあるさ」を口癖にしよう
  背負ってきた責任感の3割を軽減できる
④自己評価に20点をプラスしよう
⑤自分に対する他人の評価は7割で聞いておこう
  他人の評価は10人10色
  一人によるマイナス評価を鵜呑みにしない
⑥なにを大事に生きるか、自分のモノサシを持とう
⑦「わざと空気を読まない」力を持とう
⑧結果だけを見ずに、プロセスを楽しもう
⑨「結局いつもこうだ」と決めつけない
⑩落ち込んだ日は日記をつけよう
⑪苦手な相手であるほど、相手の性格を把握すべし
⑫「なぜそうなのか」を伝える、尋ねる
⑬「自己開示」して自分をオープンにする
⑭共通点を話す。相手をほめる 

 「言葉と言動」
①気まずい相手の時は相手のあごを見て話す
②ほめ日記をつけよう
③いまいる場所で何か一つプロフェッショナルになる
 
 折れない心も、普段の心がけ、訓練で作れるようになる気がしてきました。
 ちょっとずつ、考え方を変えていくことが、結局は近道になるのでしょう。
 

『うまく話せなくても生きていく方法』(梶原しげる)

2011-05-22 14:06:46 | 読書日記
 災害時など、次の5つを話す。
 ①現状はどうなっているか②「私たち」への影響はどうか③危険回避のため当局はいま何をどうしようとしているのか④見通しはどうなのか⑤私たちは何をしたらよいのか

 男は「目的のない雑談」は苦手。「年をとったら、メッセージよりもマッサージが大事」

 インタビューをする時には、徹底的に相手を調べる。その作業は「自分が相手のことを好きになれるポイントが見つかるまで」続ける。

 いきなりしゃべろうとしても上手く行かない。会合でいきなり指名されたら、「部長、指名くださりありがとうございます」など、プレッシャーのかからない当たり前の一言を挟む。

 立食パーティーなどは、自分をかまってくれる相手を早く見つけることが大事。

 第3次産業が隆盛する過程で、「コミュニケーション力」が問われるようになってきた。

 コミュニケーション能力が高いおしゃべり上手とは、「しゃべりの技術」だけでなく、まさにトータルな「コミュニケーション力」が高い人たち。

 口下手達人10カ条
※口下手でも口無精にはなるな
①なるべく「非言語」で友好関係を結べるようにする
②冒頭の話題は前回のエピソードか小物でリアクション待ち
③相手が自慢したがるネタを独り言のようにつぶやいてみる
④相手の反応を予測してデータをそろえておく
⑤「傾聴」と「観察」を武器にする
⑥相手の鏡になるオウム返しの技
⑦反論や疑問は「ためらいがちな接頭語」で切り出す
⑧「書き言葉」を会話に持ち込む
⑨あがり対処法・・・例外捜し
⑩あがり対処法・・・緊張感を麻痺させる

 しゃべりが上手くなるには、それ相応の訓練と努力が必要。テレビに出ているタレントも、スキルを磨いて座っている。
 滑舌が悪くても、トータルのコミュニケーション力を高める努力をすること。そのためには、話す内容や仕草も大事で、どれだけ相手の事を思い、相手を満足させるやり取りができるかが大事。

 アナウンサーという職業人でも、自己嫌悪や不安を抱えているのだから、我々素人はもっと気楽に話上手になる努力をしていく必要がある。


『ジョーカー・ゲーム』(柳 広司)

2011-05-21 22:42:42 | 読書日記
 スタイリッシュなスパイミステリー。
 帯どおりの作品でした。

 スパイというと時代ものを想像していたけれど、
時代設定を巧く利用しながら、一級のミステリーに仕上がられています。
 「魔王」結城中佐の存在感が素晴らしい。

 「何事にもとらわれない」ことがスパイとして必要な資質。
 「死ぬなよ」というハナ向けの言葉。
 
 推理小説にもつながる謎解きなど、エンターテイメント性も
たっぷり詰まっていて、続編をすぐにでも読みたいと思います。
 

『リーディング3.0』(本田直之)

2011-05-14 16:07:53 | 読書日記
 3.0の三つのツール
 ①モバイルデバイス
 ②クラウドサービス
 ③ソーシャル・ネットワーク
 
 この三つのツールを使いこなして、数多くの読書をするとともに、
情報をインプットし、効率的に整理し、自分の意見を発信する。

 なかなか、新しいツールの活用に踏み出せなかっただけに、
すぐにでも活用してみなくては、と思わせてくれました。

 スマートフォンなども実際に使ってみないと、その便利さが実感できないし、
ツイッターも、やってみないとその面白さが分からない。

 どんどん新しいものに挑戦する意欲を持たないと・・・。

 しかし、著者も言うように、面倒くさがり屋に適した時代になってきている
のかもしれませんので、私も一歩踏み出せば新しい世界が広がるかも、と期待しています。


『稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?』(亀田潤一郎)

2011-05-08 17:05:04 | 読書日記
 お札を入れるのは長財布の方が自然。
 長財布を使うのはお金を大事に扱うから。
 お金を大事に扱う人は周りの人や周りのモノも大事に扱う。

 見た目も大事。
 財布に気配りできる人は、ほかのことにも気配りできる。

 お金がないということは選択肢がないということ。選択肢がないということは自由がないということ。

 汗水流して働けば儲かるというのは真実ではない。
 たとえお金があっても、感情の赴くまま使ったら、結局いつかはダメになる。
 
 収入はコントーロールが難しいが、支出は自分でコントロールできる。
 いかに支出を自分でコントロールするかが鍵。

 お金に振り回されない生き方をすべき。
 お金に振り回されない人というのは、今あるお金の量を「これだけある」と考える。

 財布の話から始まり、お金との付き合い方を説いた作品です。
 お金のように大事なものを粗末に扱うような心構えが、貧乏に導く。
 自分の生活を律し、周りの人・モノをリスペクトすることが、結局は自分の心の平穏をもたらし、お金もついてくる。

 学生の頃から教えてほしかった内容です。

『謎解きはディナーのあとで』(東川篤哉)

2011-05-03 16:59:21 | 読書日記
 本物のお嬢様刑事と、執事のコンビによる謎解き推理劇。

 「失礼ながら、お嬢様の目は節穴でございますか?」と言い放ってしまう執事とお嬢様刑事の掛け合いが面白く、今までにないキャラクターを作ってきたなあ~。
 このキャラクターが本屋大賞を獲得させた要因だと思います。

 短編集なだけに、一つ一つの謎解きには深みはありませんが、この二人の主人公ですから許せてしまうのでしょう。

 まさにテレビドラマ化されそうな作品です。
 今年の後半は「あの人とあの人」の主役で本当にドラマ化されたりして。