将太の日記

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小田原北条五代将棋祭りの結果

2012年05月05日 23時17分14秒 | Weblog
 今日は小田原北条五代将棋祭りに参加してきた。2004年から毎年参加しているが、当時のように車で20分なんて近い距離に住んでいるわけではないので、移動時間もそれなりにかかる。それでも今日は気楽に楽しむつもりでいた。実は昨日、調整のつもりで地元の将棋倶楽部へ行ったのだが、あまりにも内容・結果がボロボロだったので、正直全然自信はなかった。この小田原北条五代将棋祭りは、2005年に決勝まで行ったことがあるが、近年は3勝1敗での敢闘賞(ちくわ・蒲鉾・はんぺん等)をゲットするのが精一杯という状況が続いていた。今日こそは久々にいい結果を出したかったが・・・。

 今日は早稲田の同期ハッチーこと河田君を誘って一緒に参加したが、周りを見ると元奨励会の千葉氏や小林悟さん、島達郎さん、浅倉君など、近年の同大会の中でもメンツが揃っており、ローカル大会とはいえかなり厳しい戦いになると感じていた。

 1回戦は知らない人と。相矢倉から早々に角交換となり、角を打ち込まれたが、冷静に相手の馬を詰ましてペースを掴んだ。終盤、最短の勝ちこそ逃したものの、落ち着いて指すことができ、まずは快勝。
 
 続く2回戦で、早くも強豪小林悟さんを引いてしまった。小林さんとの過去の対戦成績は2-2だが、負けた2敗はいずれもこの小田原の将棋大会であった。小林さんとの将棋はまたもや相矢倉となり、序盤小林さんの陣形がやや立ち遅れた状態で仕掛けることができ、こちらのペースとなった。しかし、中盤で△8五桂と跳ばれた手に対し、▲8六銀とかわした手が悪手だったようで、以降小林さんの猛攻を喰らってしまい、逆にこちらの攻めは完全に切らされ、最後は全駒負け。午前中に早くも敗北を喫し、優勝の目は潰えてしまった。

 3回戦は森下氏と。相手の雁木に対し、こちらは玉頭から積極的に仕掛け、序盤早々に桂香得の戦果を挙げた。ところがそれでも意外と大変だったようで、相手の勝負手連発もあり、終盤戦はかなり難解だったように思う。最終盤で相手に致命的な受け損ないが出て、最後は何とか辛勝したが、途中はかなり危ない将棋だった。

 4回戦は何故か相掛かりの将棋となり、中盤機敏な仕掛けを喰らったかに見えたが、中段飛車から切り替えしで何とか受かっていたようで、最後は相手の無理攻めをうまくいなして快勝。どうにか3勝1敗で滑り込み、今年も敢闘賞(ちくわ・蒲鉾・はんぺん等)をゲット。
 なお、ハッチーはまさかの1勝3敗で不調だったようだ。

 2005年の準優勝以降、上位入賞すらできずに今回も敢闘賞止まりとなってしまったが、実力不足というほかない。前日の将棋クラブでのボロボロっぷりを思えば、これでもマシな結果と言わざるを得ないが、先月の県大会優勝以降、ロクな結果が出せていない点は厳しく受け止めなくてはならないだろう。このまま自然体で9月の全国大会に臨めば、ボロボロになるのは目に見えているので、棋力向上のために更なる取組が必要不可欠。個人的には「1から鍛え直すこと」自体は決して苦手ではないと思っているので、目の前の結果に囚われすぎず、9月までの期間は中長期的な取組をしていきたいと思っている。
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