変革型リーダーの要点はいくつかあげられますが、次の3点は特に大切です。
まずは職場や仕事の“将来ビジョン”を持つことが必要です。
どうしても実現したいという、あなたの想いを構想し、あなた自身の言葉で現すことです。
もっともその想いや構想が、私利私欲にもとづいたものではいけませんけどね。
次に必要なのが、“アジェンタ”と“ネットワーキング”です。
ビジョンは、あなた一人の力では実現が難しい。
アジェンタとは「やるべきことのリスト」のようなもので、ビジョン実現にいたる道筋です。
ネットワーキングとは、周囲を巻き込み、様々な人々に働きかけていくことです。
さて、ビジョンを持ち、道筋をつけ、周囲を巻き込んだら、あとは実行あるのみです。
実行の過程では様々な抵抗や障害に出くわします。
そこで3つ目に必要なのが、粘り強く取り組んで“やり遂げる”力です。
「なんとかしかければ」「なんとかやり抜くぞ」といったあなたの役割意識です。
あなた自身のいままでを振り返ってみてください。
これまで何度も窮地を乗り切ってきたことがある筈です。
そのときあなたの気持を支えていたのは、やり遂げるぞという役割意識ではなかったでしょうか。
ビション、アジェンタとネットワーキング、やり遂げる力。
口で云うほど簡単ではありませんが、この3つが革新型リーダーシップの要点となります。
ある新任マネジャーの質問に応えました。