津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■明日は寒そう・・・

2018-01-23 21:29:39 | 熊本

 首都圏の大雪は大変なことになっている。今日の熊本は最高気温が8度ちょっと、最低は3度くらいだったらしい。
明日の予想は最高が1度、最低がー1度というから、少々構えてしまうが、奥方に至っては「明日は雪が積もらないかな~」などと呑気に構えている。
真っ白な雪の世界がお好きらしい。しかし最高1度は勘弁してほしいなー、1月19日生まれの私だが、寒さはいけない(暑さもいけないが)。
それでもこの冬、私の部屋の温風機は動かしていない。電気代を惜しんでいるのではなく、暖かい風が苦手で付けないでいる。
その代わり、小さな電気カーペットを置いて過ごしているが、ほとんどをデスクワークで過ごしているので、これで充分である。
明日も外に出ることもせず、ある方からお預かりしている古文書と格闘することになりそう・・・
皆様もどうぞご無理をなさらず、風邪などお召しになられませんようお祈りいたします。

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■明和繁雑帳・會所舊記から(20)

2018-01-23 11:00:52 | 徒然

九二二
九十四
一御割賦荒仕子柄出之事
  此儀、零落百姓為御救御割賦被仰付事ニ付、至極之零
  落者共迄を撰、根柄相渡、勿論柄吟味差出申儀御座
  候得共、前以荒仕子所役人取繕之手寄無之者共、多
  クは刎柄ニ逢申候、刎被申候分は其手永/\より代柄
  差出申度御座候得共、右御役人手前ニ代柄手當仕置、
  即座ニ御割賦被仰付事ニ御座候間、何とそ幾度も其手
  永/\より代柄差出候様、被仰付被下度奉存候
   但、遠方御郡之儀、其所々より出申者無御座候、雇
   柄無據仕來申候、右之所々は今迄之通雇柄仕候様被
   仰付被下度、且又、右割賦零落者共拝領仕筈ニ御
   座候處、御役人衆熟意之荒仕子任頼、雇柄して差出
   呉候様ニと強て頼來候程之、及度々候得は、挨拶
   も悪敷相成程之儀ニ付、不得止事雇柄ニ極差出申
   儀煩儀奉存候、御役人より頼御座候ても私共曽て受
   不申候様ニ、一統ニ被及御達被下候ハヽ、其趣を以
   相断申度奉存候
[上ノ付札]「此儀、御郡割賦被差止候事ニ付、直抱之者共
   所之故障有無前以問合之儀は、御勘定所へ被及御達
   旨依右問合之節仁柄不宜歟、何そ様子も有之右不
   呑込之人柄は、其趣委敷可被相達旨候事」

九二三
九十五
一鐵炮札運上之事
一諸獵札運上之事
  右二ヶ條之内、其村え獵師退轉仕、運上銀村出銀ニて
  辨上納仕候ニ付、實ニ叶不申、御断申上度奉存候得共、
  いつの比紛失仕候歟、札又は鐵炮をも所持不仕候ニ付、
  返上被仰付候得は申譯無御座事故、年々押移申候、此
  儀煩敷事ニ付、筋を御立被下候様ニ宜被仰付可被下候
[上ノ付札]「追て可及達候事」

九二四
九十六
一村々出銀帳之事
  此儀、先年も御案文を以毎年正月中ニ差上来、出銀之
  おもしニ相成申理も御座候得共、無據様子も御座候ニ
  付て、實ニ叶不申候、依之右帳面差上申儀は被差止、
  外ニ御仕法被仰付被下候様、有御座度奉存候
[上ノ付札]「此儀、實ニ叶不申儀も候ハヽ、其趣可被相達候、
  其上ニて可及詮議候事」

九二五
九十七
一村々小庄屋之事
  此儀、小役ニては御ぞ候得共、御百姓を引請、一ケ村
  之長サも仕候儀ニ御座候得は、取計ニより善悪出来申
  儀ニ御座候、然處、御記録前之給米は纔之儀ニて、引
  高之外何そ助力ニ成候儀無御座候、此已前と違、役儀
  除り申度所存者多、一躰心懸故嘉御用不辨ニ御座候
  ニ付、御取立方其外共ニ不■ニ相成、自然と風儀悪敷
  相見へ申候、畢竟、徳分少キ役柄故、御用筋一篇ニさ
  しはまり居候ては農業方跡ニ成候所より、いつとなく
  身上衰微仕、御難題罷成り候程ニ成行申者も御座候、
  勿論村高之多少ニは不拘、役ニ打懸隙を暮し申儀は同
  前ニて、小村之庄屋ニ限り迷惑かり申候、庄屋之儀輕
  キ身分ニて御座候得共、重儀を取計イ申者之事ニ御座
  候間、大小村共ニ大躰同様ニ勤料被為附御心被下候様
  ニ、格別之御参談可被下候、且又、近年之困窮ニ付て
  は、庄屋代り合も多、人畜少所は右役儀相勤申仁柄も
  無御座、押て被仰付候ても役儀染不申、漸今日/\の
  勤方仕候ニ付、庄屋本諸帳面等自然と麁末ニ相成、間
  ニは諸帳面紛失仕、見合も差支申儀多御座候間、何と
  そ役方も惜申候様ニ御仕法御付被下候ハヽ、諸帳面等
  も麁末ニ相成不申、萬事取計も宜相成可申と奉存候
   但、在中え被差出候御役人中、當時ニては庄屋役は
   平百姓同様相しらへ被申仁も有之候間、ケ様之儀は
   心を付被申候様ニ有御座度奉存候
[上ノ付札]「此儀、無餘儀筋も有之候得共、不容易宜ニ候
   間、先今迄之通ニ被相心得、彌以入念候様可被申付
   候事」

九ニ六
九十八
一手永/\毎春五穀成就御祈禱之事
  此儀、近年諸手永一統ニ仕法御改被仰付、然處ニ下方
  氣請はきと無御座候様ニ相聞申候間、先規より執行仕
  來候通被仰付被下度奉存候、尤費ケ間敷儀は不仕候様
  可申付候
[上ノ付札]「此儀、卯ノ春より先規之通被仰付候事」

九ニ七
九十九
一雨乞幷蟲追之事
  此儀、村々より願出候節は、私共より願書差上候を御
  達被下、右御免之御達御座候上、雨乞蟲追共ニ仕セ申
  儀ニ御座候ニ付、數日懸り手後ニ相成申候間、以後村
  方願出候節は、私共より御郡代衆へ願書御達申上候即
  日より、雨乞蟲追共ニ仕セ申様ニ、被仰付被下候様有
  御座度奉願候、尤品替り候雨乞仕候節は、願相達御免
  之上雨乞仕セ可申候
[上ノ付札]「此儀、本行之通ニは難叶候間、今迄之通可被相
   心得候事」
    

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