津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■トウカエデの坂道を・・・

2014-12-11 15:08:47 | 徒然

                                        

 今朝は小雨、散歩はできないなーと約30分ほどズル寝をする。奥方は昼前に所用で外出ご帰還は夜にお成りだそうで留守居を仰せつかる。
午前中S様からの古文書の読み下しの依頼を受けてこれにかかる。一文字だけどうしても読めないのが悔しい。文章の流れからも推察できずギブアップ・・・・
軽い昼食をとってから散歩がてら外出、途中で郵便局によりはがきを購入、実は忘年会の案内を出したのだが開催場所が判りにくいので、地図を描いて出席のご返事をいただいた方々に再度の連絡のためである。(幹事役も大変・・・・)

東バイパスからのだらだらとのぼる坂道は、街路樹が紅葉の真っ盛りである。皇居・乾通りと同様の「トウカエデ」である。
うつろいゆく季節を感じながらの散歩と相成った。コーヒーをいただきながら、オークションで手に入れた五冊の本を読むことにする。 

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■歌曲「散りぬべき」

2014-12-11 08:47:54 | 書籍・読書

 つい最近、ヘルマン・ホイヴェルスの著作「細川ガラシア夫人」をオークションで手に入れた。同氏の「日本で四十年」という本とセットであった。
前者を見るとその紙面を多く占めているのは、「戯曲・細川ガラシア夫人」である。 氏は第2代の上智大学学長であり、「日本で四十年」にこの戯曲をつくった動機について次のように記している。

「世界文学史上最高位を占める女性たちには、イギリスのアンチゴーネとイフィゲニヤ、イタリアのペアトリーチェ、フランスのジャンヌ・ダルク、ドイツのエリザベート等がある。彼女たちはそれぞれ各国民の代表的なものとして、文化諸国の隅々までにも認められるようになった。それは全く、文学者、詩人のおかげである。日本においても、以上の婦人たちに比べて、恥ずかしくない代表的な女性がいないかといえば、私は、直ちに細川忠興夫人の名を挙げることができる。日本文学においては、すでに十分認められているが、まだ世界的でないのが残念である」

そしてその項の最初にあるのが、この歌曲「散りぬべき」である。
信仰をお持ちの方であればすでにご存知であるのかもしれないが、私は全くの門外漢でこの曲の存在すらしらなかった。
そして音楽的才能をまったくない持ち合わせない私には、厳かな曲であろうと思われるそのシーンが少々たりとも浮かんでこない。
古いオルガンなどがお似合いだと思うのだが、クラリネットを始めた孫娘に相談してみようかなどと思っている。 

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■熊本藩の支配機構--12 「町方」

2014-12-11 07:02:52 | 史料

■町方
一、熊本町十五掛町数八拾六町一、川尻町八掛町数拾弐町
一、高瀬町数拾五町
一、高橋町数八町
一、八代町数拾四町
一、熊本町は町奉行所之支配 町方御奉行裁断仕候 独礼之町人・町別当同列身前之儀は町方根支配 四ヶ所町右同列之者羽寺社方之部ニ顕置候事
一、町家之衣服は独礼以下ニ准し申候 町独礼・別当列・御扶持被下候諸職人共ニ脇差は壱尺八寸を限り相用候 其以下ハ九寸五分ゟ壱尺三寸を限り相用候究りニ御座候事
一、町家之格ハ宝暦御改正之節 古法を考旧制を損益して市井式稿・市井雑録等を被撰置 四ヶ所町共ニ押出候事ハ町方局ニて判断仕候
一、御府中火事之節ハ町火消共馳付防火致し 御奉行之内町方根取も致出役候事
一、洪水之節右同断
一、熊本町盆後踊之事加藤侯之時ゟ有之候由 委ハ分り不申候 宝永三年ゟ 同五年迄ハ十五踊 其後追々減五踊又ハ八踊十一踊 享保之比又々十五踊 明和五年ゟ当時迄二踊定規
    ニ相
成 御祝事等有之候年ハ間ニ三踊も出申候 踊子ハ五人を限 元ト衣服ハ日野紬布木綿を相用候様及達 町中順番ニ指出申候
一、町方非常之節之備 近十年段々仕法を付 文化五年ゟ取締 現金銀年々と少々宛引除 米も別段御蔵入ニ相成候事
一、町牢壱ヶ所新弐丁目掛新馬借町内ニ建居申候
一、文化四年総掛りゟ依願 新三丁目ニ町会所取建ニ相成 御用ニより町方根取町役等出張取計候事 

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