山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

ヤマメご飯

2017-06-11 17:09:23 | 山歩き.散歩
早朝5時半、峠から眺める山並みと富士の何と美しいことでしょう!




鈍った体を慣らそうと3週続けてこの山に入っているけれど毎回深い霧に包まれて幽玄の森に迷い込んだような錯覚に陥る。




小さな新芽がみるみるうちに葉を繁らせて見上げれば緑の天井が陽を遮ってブナの森はひんやりとした空気に包まれている。




雪の結晶を思わせるユキザサや妖艶なギンリョウソウが霧に包まれた森によく似合う。

 



5時間ほどアップダウンの登山道を歩いて下山する頃になると霧が晴れて青空が望めるようになった。
往路では気づかなかったブナの古木に鈴なりになったヒラタケを見つけた、帰ったら天ぷらで味わおう。




下山して、ふるさとの小渓に向かう。




沢に下りる前にまだ食べられそうな山菜を探した。
伸びきったウドやタラの芽でも柔らかい葉は食べられる、ニセアカシアの花がちょうどいい感じだ。

 


たわわに実ったキイチゴも今が食べごろ、デザ-トにと食べる分だけ摘みました。






いつものダイニング、穏やかなふるさとの小川です。
この下の浅いプ-ルで7寸ほどの山女魚を1尾釣りました。




ウド、タラノメ、ニセアカシアを素揚げにして頂きます。



それぞれの風味を味わいながらのビ-ルが旨し!

 
 


山女魚はホイル焼きにしてから直火で焦げ目をつけて半分だけ塩焼きで頂きます。
半身は残しておいて、頭と骨は10分ほど煮込んでス-プを作ります。

 


山女魚のス-プならやはり塩ラ-メンですかね、ヒラタケも添えて絶品でございました。




〆はこれ!
おにぎりに山女魚の半身を混ぜ込んだ山女魚ご飯。
しっとりとした食感と塩加減が絶品でございました。




チャ-ハン、鯛茶漬け、山女魚ご飯などなど簡単山飯の伴にオニギリは中々の優れものでございます。

山釣りにはもう少し季節が進んだほうがいいのですが、ほんの少し釣欲が湧き始めてまいりました。

コメント (38)
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