山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

丹沢コシアブラにやっと出会えた~!

2018-04-22 22:14:41 | 自然薯 山菜
ここ何年か丹沢でコシアブラを摘んだというブログをみかけるようになった。
それらの記事からここぞと目星をつけて毎年あちこち探索を続けていたのだけれど結果は惨敗の連続。
今年もブログの記事に記された地域や標高を頼りにコシアブラを探して丹沢を徘徊した。




この季節の雑木林は萌黄色の新緑が目に優しい。




2時間ほど山を歩いて偶然にコシアブラの新芽を見つけた。
疑心暗鬼のままあたりを探すと何本かの木にびっしりと新芽が萌えている。

やっと見つけることができた感動にしばらく酔いしれる。
まだ少し小さいけれど天ぷら用に15個ほど摘んだ、来年からは迷わずにここに来ればいい。




下山路に咲くミツバツツジの赤紫も今が盛りか。




次は秋山川支流の王の入川、ロッドは振らずにフキの葉と山ウドを摘もう。




フキはなんといっても水辺のものがいい。
柔らかい若葉をたくさん摘んで常備食を作る、これがまた美味しいのだ。

 


渓の土手には匂いも味も濃い山ウド、今日は8本採れた。




田んぼの脇まで遡行して昼飯。




ささっとキンピラを作って春の恵みを味わいながらのビ-ルが旨し!




午後1時、川飯を済ませて田んぼに上がると懐かしい風景が広がっていた。

週初めに内視鏡検査と肺のCT検査を受けた。
喉に違和感があり胃に焼けるような症状があった。
結果は胃と十二指腸に十数か所の潰瘍がみつかった。

十数か所の潰瘍からは出血があって黒く変色した出血跡が胃壁にこびりついていた。
鮮明な胃壁の画像を見ながら、あゝ無理させてるなあ、少し酒とタバコを控えようかと反省したりして、、、




夕飯はコシアブラの天ぷらで軽く一杯だけ




体調も芳しくないので今はこんな一日がちょうどいい!
コメント (40)
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極上の孤独

2018-04-15 17:46:58 | 独り言
孫たちと近くの消防署に見学に行った。
署員の方が消防車を全開してすべての装備の説明をして頂いた。
憧れの消防車を見て、運転席に乗せてもらっている孫たちの目の輝きが嬉しさを物語っていた。
帰り際に小さな消防ヘリを模った消しゴムを頂いた、こんな粋な計らいも子供たちを消防ファンにさせるのかもしれない。

 
 


さて土曜日、オ-ちゃんと釣りに出かけた。
僕は上流域へ、オ-ちゃんは中流域へ。




あれから2週間が経過して山女魚の尾びれも復活しつつある。




午前11時半、簡単な昼飯を始める頃になると風が強くなってきた。
ロッドを畳んで目星をつけていた渓畔を歩きながらタラの芽とウドを摘んだ。
ウドの茎はキンピラが、ウドの葉とタラの芽は天ぷらが旨い、春の山や渓はこんな楽しみがある。




午後2時には強風が吹き始めて3時前には癒しの湯に避難した。
蕗の薹の季節は終わり今日はコゴミの天ぷら、老境に入った僕もオ-ちゃんもこんな酒肴がいちばん嬉しい。




さて、4月5日で僕は66才になった。
66才といえばひと昔前なら完璧な爺様なのだけれど人生80年が当たり前の今ならバリバリの現役世代である。

『極上の孤独(下重暁子著)』 タイトルを見て手に取って目次も見ないで手に入れた。




僕は年とともに独りの時間や空間がとても心地よく感じられるようになってきた。
群れず、媚びず、気をつかわず、自由で、本来の自分でいられるのはまさに極上の孤独と言えまいか?

孤独と孤立は似て非なるものだろうと思う。
経験したことはないけれど、人や社会から疎まれ無視され拒絶される『孤立』はきっと寂しくて恐ろしいことに違いない。
でも人や社会と繋がっていながら、独りの時間を存分に楽しむという満たされた充実感は他では決して味わえない時間である。

この『極上の孤独』をじっくり読んでみよう。
そして、もっと孤独を楽しむ人生を送りたいと思う。
コメント (28)
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道志の春ヤマメ

2018-04-02 00:27:35 | フライフィッシング
道志の渓に立つのは何年ぶりのことであろうか?
しかもこんな春浅い時期に解禁を迎えるのもまた何年かぶりのことである。
あの時も確か4月初旬、役場下、日之出屋前、谷相郷、長又あたりを転戦してツ抜けした。




ここに入渓したのは午前10時半、日差しのある所は暖かくて小型のメイフライも飛んでいる。
最初に入渓した最上流の小さな流れでも型は小さいものの16番のメイフライに山女魚が元気にアタックしてくれた。




入渓して準備をしていると多摩のベテラン餌師さんか話しかけてきた。
何でも29日に放流したとかで今日は良く釣れるぞと言って目の前で1尾釣り上げてみせてくれた。

 


餌師さんは下流へ僕らは上流へ
こんなポイントや、、、、、




こんなポイントから、、、、、




きれいな山女魚がアタックしてくれた。
尾びれが丸いのは少々寂しいけれど、この時期にしては型も魚体もなかなかのものである。




僕もオ-ちゃくも軽くツ抜けで大満足の一日になりました。




昼は水源の森で手打ち蕎麦を頂こうと考えていたのだけれど、看板に昨年限りで閉店したと書かれていた。
手打ちそばとソ-キそばの「はやし」さんも休店、仕方なく昼飯は簡単に済ませて陽だまりでたっぷり昼寝を決め込むことにした。




昼寝のあとは癒しの湯まで下って温泉で疲れを癒そう。
ここの良さは200円均一で蕗の薹の天ぷら、のらぼうのお浸し
焼きナス、キュウリの糠漬けなど高齢者には嬉しい酒肴が豊富なことにある。

 


道志のソメイヨシノは満開どころかまだ蕾
道志は桜も山女魚もこれからが盛期でおもしろい季節が始まろうとしている。


コメント (26)
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