乗った後の景色

電車・気動車・バスに乗ることが好きな乗りマニアによる旅行雑ネタブログです。

渥美線・市内線沿線食べ歩きスタンプラリー

2016-08-24 | 愛知県・三重県
 久々に豊橋鉄道東田本線、というとなんだか重々しい感じですがつまりは豊橋の路面電車に乗ろうと一日乗車券を買ったら「渥美線・市内線沿線食べ歩きスタンプラリー」(2016年7月23日~11月27日開催)なるイベントの「市内線コース」の台紙をもらいました。どういうものかと見ると新豊橋駅と競輪場前電停の定期券売り場それぞれのスタンプに加え協賛している路面電車沿線の飲食店や食品・菓子店のスタンプを1つ以上合計3つ集めればいいという簡単なルールです。なんとなく電車に乗ろうくらいにしか考えていなかったのでこれで目的ができたと協賛店のリストを見てまず井原に向かいました。
 井原から運動公園方面へ曲がる有名な急カーブはこれまで何度も見ていても来ればやっぱりとりあえず見てしまいます。名鉄から来たモ780は岐阜で使われていた頃の条件からステップが目立ち郊外電車っぽいので併用軌道ばかりの豊橋で見るとなんだか妙な感じですがもう岐阜時代より豊橋に来てからの方が長くなっているのでちょっとびっくりです。


 井原に行った理由はスタンプラリーに協賛している金光堂という和菓子店があるからでここで電車の絵が描かれた袋に入った「市電通り」というお菓子を1つ買いスタンプを押してもらいました。


 続いて隣の競輪場前電停でスタンプを押します。ここで乗った都電7000形改め豊橋鉄道3500形は都電でもお馴染みの顔ですが、都電はホームが高床式なのでもともとステップがなく引き戸だったものを豊橋で使うためステップつきの折戸に改造されている点にちょっと面白さを感じます。


 下・左の画像がステップが無い都電での状態です。ところで「昔の」都電は豊橋同様にステップつきだったのが専用軌道がほとんどの荒川線だけになったのち全停留所のホームが高床に嵩上げされ以前からの車両(7500形/下・右)はステップをなくす改造をされました。つまり豊橋に行った車両とは逆の改造が行われていたというわけでステップをなくしたりステップをつけたりなんだかまどろっこしい感じですね。


 豊橋に話を戻すと中扉にステップをつけると台車に干渉するので窓割を変えて扉の位置をズラしています。こうした変わった点はあるにしても大雑把にみれば同じ姿を豊橋で見るとなんだか都電よりも似合っている感じがしました。やはり高床ではなく低いホームや路上での乗降や併用軌道を走る姿の方が似合うサイズだからかもと思ったのでしょうがさてどうでしょうか。


 話があちこち飛びますがスタンプラリーは豊橋駅前に戻って新豊橋駅で最後にスタンプを押したら「達成記念証明書」をもらえおしまいということになります。一店舗だけしか行っていないのに「食べ歩き」を達成したというのもなんだかズルのようで申し訳ないのですが。
 さてごく簡単にスタンプラリーを済ませて感じたのは今さらながらではありますが古株の車両が減ったことです。3100形が走っていた頃は3200形とどっちかが来ればまずはうれしかったのですが3200形だけになった今はなかなか当たらず来た時のうれしさがその頃より増しました。ピカピカに整備されて走っているのは頼もしい限りです。

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