乗った後の景色

電車・気動車・バスに乗ることが好きな乗りマニアによる旅行雑ネタブログです。

このブログについて

2099-01-01 | その他
ここは
『景色は乗った後に(遠距離館)』(ヨーロッパ・南米)
『景色は乗った後に(近距離館)』(東アジア・オーストラリア)
という「乗り話」サイトのおまけブログです。

上記2サイトは海外で鉄道・バス等に乗る話を中心に公開する場とし、このブログはやや乗り物を離れた旅行中の画像や国内での乗り話など、あまり内容を限定せず雑多な内容を公開する場としています。公開の場が分散し申し訳ございませんがサイト・ブログ共々よろしくお願い申し上げます。

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(2)地図の添付は省略しています。Googleなど地図サイトを適宜ご参照いただければ幸いです。
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東武快速・富士重工見納め乗り納め

2017-03-18 | 群馬県
 東武が4月のダイヤ改正で快速・区間快速をなくしてしまうと知ってがっかりしつつとりあえずお名残乗車をしておこうと浅草に出かけました。曲線のきついホームに入って来るお馴染みの6050系を見ると間もなく無くなるという気がしません。大きなテーブルひとつひとつが拭かれる清掃が終わり単に扉が開くだけでなく渡り板を置かれて乗り込むと料金不要なのにずいぶんと高級な列車のようで毎度気持ちがよくなります。

 そんな乗り方のあとでカバー付きの蛍光灯に照らされたずらりと並ぶ赤いモケットのボックスシートや車内方向幕の会津の文字を見るとデッキのない両開き扉の車両なのを忘れそうです。銘板が鉄道車両から撤退して久しくなる富士重工なのを見たら4月から社名がSUBARUに変わるのを思い出しました。

 隅田川の鉄橋を渡って曲線の多い北千住までのんびりなのはさておき複々線に入ってもせっかく停車駅が少ないのにあまり飛ばさず流して走るのはいつも残念に思うのですが間もなく無くなると思うとこれも東武らしさかもとなんだかいとおしくなるのですから勝手なものです。今回はカードで乗ったのであまり「奥」まででないところで適当に降りようくらいのつもりでいて結局この列車が停まる唯一の群馬県内の駅板倉東洋大前までとしました。よき列車を見送って館林駅行きの広域公共バスに乗り換えます。

 館林の街中に着くとあまり人通りはなくタヌキが目立っていました。市のキャラクターがタヌキの「ポンちゃん」なのは分福茶釜の話のモデルのひとつ茂林寺が市内にあるからですからとりあえず順当な感じです。館林周辺に釣り掛けが走っている頃はときどき乗り歩き名物のうどんを買って帰るという流れを楽しんだものですが釣り掛け引退後は足が遠のいてしまいなんだかいろいろ新鮮に感じました。ともあれ館林駅に入って行き止まりの4番線で西小泉行きに乗ります。

 ヒゲ線の行き止まりの西小泉で降りると「ようこそ!日本のブラジルおおいずみへ!!」という大泉町の観光案内所と春闘のスローガンが並んでいました。東武小泉線の西小泉駅なのに大泉町なのは大川村と小泉町が合併したからですがヨソモノだとこんがらがってしまいます。ここに寄ったのは昼食をブラジル料理にしようという理由です。

 食べ放題のブラジル料理をたらふく食べてなんとなく道に立っている地図を見たらまだ三洋電機東京製作所の字がありました。東京都と接していない群馬県で東京製作所という大胆さはさておき三洋がなくなっていることにまだピンと来ません。

 西小泉から東小泉まで戻って竜舞経由で太田に出たら通路の端に「ぷゆまちゃん」なるモノが置かれていました。台鉄普悠瑪号カラーのりょうもう号らしいというところまではわかるのですがでは一体何なんだろうとよく見ると市内の藪塚で毎年行われる「やぶ塚かかし祭り」に出展されたものでつまりはカカシなのだそうです。だから腕がついているのですね。

 太田駅にほど近い太田市スバル町にある富士重工の群馬製作所を見に行きました。浅草で乗った6050系で富士重工の銘板を見て4月から社名がSUBARUになるのを思い出し寄る気になったわけです。太田市スバル町や門前の和菓子屋で売られているスバル最中は社名が変わってむしろ都合がいいくらいでしょうが富士重工業前という信号名はいずれ変更されるでしょうか。スバルは長く定着しているブランド名なので社名になっても違和感はないもののなんだか富士重工が鉄道やバスを作っていた時代がいよいよ遠くなる気がします。

 という具合に見納め乗り納めが重なったらちょっと寂しくなりました。
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高雄軽軌

2017-01-31 | 台湾・高雄市
 今月は台湾の高雄でライトレールの高雄軽軌に乗りに行きました。ついこないだ運行が開始されたような気でいたらいつの間にか結構経っていて勝手にびっくりしたのですがこれは新しいモノには腰が重いタチで高雄に寄ることはあっても先延ばしにして忘れていたためです。
 というわけで高雄の街を南北に貫くMRT紅線に乗り軽軌が交差する凱旋駅で降りました。MRTは凱旋駅でも電停は前鎮之星と名前が異なります。

 高雄軽軌は架線がないので非電化の路線のように見え軽軌の字が道路の標識にあっても電車が来るような気がせずちょっと不安になりました。

 ホームに上がり自動券売機が使用されていないのを見ると今度はまだ運行が始まっていないような気がして不安になりますが電車が来れば無料で乗れるので今度はトクした気になります。

 この電車は停留所で停車するたびに充電するのでこれがひとつの見ものという感じです。そのための架線が停留所にあるので完全に架線がないというわけではありません。

 単に停車中パンタが上がってしばらくすると下がるだけのことなのですがとりあえず面白く見物できました。

 軽軌の両端の籬仔内と高雄展覧館停留所はMRTの駅がない中途半端なところなので並走する168番バスのお世話になります。高雄展覧館側は「亜洲新湾区」という名で臨港地区の再開発が行なわれていてその看板にも軽軌が描かれていました。

 まだあまり便利とは言えないような路線ですが今後延長されて使いやすくなるのが楽しみです。
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大邱・慶山の自家製トンドン酒

2016-12-13 | 慶尚北道・大邱(韓国)
 大邱都市鉄道のうち地下鉄の2号線は大邱広域市を出て東隣の慶山市まで延びています。これに乗って慶山市庁に近い林堂駅で降りたらコンコースに無料のレンタサイクルがあってびっくりしました。となるとちょっと借りてみたくなるところですが酒を飲むのが目的だったので見物だけして地上に出ます。

 慶山市庁の方に向かうと男妹池という大きな池が広がっていて夜見るのも悪くないものがありました。その向かいにある飲み屋『ソリプトンドン酒』が目当てです。

 入ってみるとなんというかただの家っぽい感じでした。1本単位で注文する6000ウォンのトンドン酒は1.5リットルくらいのペットボトルに入ったものがカメ・ツマミとともに出て来るのでなかなかの迫力です。

 ソリプトンドン酒のすぐ近くにはもう一軒飲み屋があり気になって入ってみたところここにも自家製のトンドン酒があるというのでハシゴすることにしました。こちらはヤカンにたっぷりで5000ウォンです。自家製となるとアルコール度数はよくわかりませんがどうも市販のマッコルリやトンドン酒よりいくらか強そうで2軒目となると飲み切れず、だいぶ残したら持って行けるようわざわざ空ペットボトルに移し袋に入れて下さったので店を出て宿までトンドン酒漬けになりました。

 慶山市内で飲んだ2軒とは別に大邱市内でも自家製トンドン酒を飲んだので最後に触れておきます。場所は地下鉄1号線の松峴駅と月村駅の間くらいのところにある『オンマソントンドン酒』という店でベニバナトンドン酒というちょっと変わったものです。白い酒に赤い花がよく映え目にも楽しいものでした。
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良洞民俗村と九龍浦をハシゴ

2016-11-29 | 慶尚北道・大邱(韓国)
 慶州市内にある歴史的景観が保存された世界遺産『良洞民俗村(良洞民俗マウル)』に大邱から行ってみることにしました。まず交通の要所東大邱駅前に出ると建設中の巨大な総合バスターミナルが見えます。これまで東大邱駅周辺に分散していた高速バスターミナルに加えやや離れた市外バスターミナル(東部・南部)がここに集約され百貨店が入るそうですから大きいのもなるほどというところです。
 今回はやや離れた東部市外バスターミナルに行くためこの巨大な建物の向かいにある「東大邱高速バスターミナル」停留所で市内バス循環2番に乗りました。「慶北アパート」「東部停留場」に続く3停目が「東部市外バスターミナル」です。なお「東部停留場」という停留所はターミナルの敷地の外側で、その後敷地内に乗り入れたところに「東部市外バスターミナル」停留所があります。

 東部市外バスターミナルは上述の通り統合される予定なのでもう先は長くありません。地下鉄駅からやや遠い場所なので便利になることではあるのですがなかなか味がある雰囲気でちょっと惜しい気がしました。ここで慶州市の安康というところまで乗車券を買い市外バスに乗ります。

 良洞民俗村は慶州市内ではあるものの慶州の中心部からはだいぶ離れていて浦項市に近く、最寄りのバスターミナルは慶州バスターミナルではなく安康バスターミナルです。ただ安康に停まる大邱~浦項の一般道経由の市外バスは日中1時間に1本くらいしかありません。(大邱~浦項の高速道路経由の市外バスは日中10~20分間隔と頻発しています。)ともあれ出発するとあまり飛ばさずに一般道を走り途中永川バスターミナルでは10分も停車したりするなどのんびりムードでした。大邱から1時間半ほどで着いた安康市外バスターミナルは韓国に多いコンビニ『GS24』が券売所も兼ねた小さなものです。

 安康市外バスターミナルから良洞民俗村までは歩くには遠いのでさらに市内バスに乗り換えねばなりません。良洞民俗村のすぐ前に行くバスは便数が少なくしばらく来ない時間帯だったので便数が多い良洞民俗マウル入口停留所までの市内バスに乗って歩くことにしました。ターミナル前の道路で適当な市内バスをつかまえると10分もかからずに着いた良洞民俗マウル入口は店など何も無いようなところで村までは1kmちょっとあります。とりあえず鉄道の東海線に沿った村に向かう歩道を歩いて行くと途中になんだか小さな駅が見えました。

 これは良子洞駅で2007年に停車する旅客列車がなくなり今はカタチだけ残っているという感じです。駅舎がなくホームだけのささやかなものなので逆にあまり朽ち果てた感じもせずホームに上がるとまだ列車が停まりそうな気がしてしまいました。さらに村に向かって歩いて行くと手前ではKTXの高架をくぐります。世界遺産に指定されているとなれば相当の観光資源のはずですがそこに鉄道が近い割に(使える)駅がないというのはなんだかもったいない気がしました。

 ともあれ村に到着し入場料を払って入るといわゆる民俗村らしい瓦葺・草葺の風景が谷戸に広がっていて気分がよくなります。

 さてここに足を運んだ目的は飲み食いなのでまず食堂を物色しました。この手の民俗村には自家製の酒が飲めることが結構ありそれをゆったりした雰囲気の中で飲めると大変ステキというわけです。幸い自家製の酒がある食堂がすぐ見つかり昔の田舎家然とした気の置けない雰囲気にまずホッとしました。メニューを見て気になったこの食堂の看板メニュー「蓮の葉定食」を頼んだところ蓮の葉で包んだおこわがメインで銀杏や落花生、カボチャの種にナツメなどが入った楽しいものです。韓国の定食の類はおかずが多く酒のサカナになるのも助かります。味のある美味しい酒をヤカンから注いで飲んでいたら民俗村と蓮の葉から昨年忠清南道の温陽温泉に近い外岩里民俗村で蓮葉酒などを飲んだことを思い出し韓国の民俗村とはいいものだと改めてしみじみしてしまいました。

 楽しく飲み食いしたらもうほとんど目的は済んだようなものです。とは言えせっかくなので結構広い村をぐるっと歩いてみたらほろ酔いもあいまって大変よい気分になりました。慶州観光の一部として行くのが定石のような場所ですが見物に加え飲み食いもゆっくり楽しもうとなると結構時間がかかるので行くならそれなりに余裕を見たほうが楽しめると思います。
 さて良洞民俗村からは浦項が近いので今回はそちらへ抜けてみることにしました。良洞民俗マウル入口停留所には越境して来る浦項市の市内バスが通っているので簡単に浦項に向かうことができます。良洞民俗マウル入口から浦項の中心部に向かう路線は600番と700番があり先に来た600番に乗りました。浦項の街中に出たら今度は適当なところで200番に乗り換えます。

 200番は東海岸沿いの港町九龍浦に行く路線です。ここは植民地時代に日本人漁民が住みついていたところなので狭めの区画割りや日本家屋、神社跡が残り海産物の食堂が多くといろいろと見物が楽しめます。

 九龍浦にはこれまでにも何度か寄って見物や食事あるいは乗りバスしたことがありのですが今回はまだ食べたことがなかった「モリグクス」という料理の店に入りました。なんでも海鮮鍋を食べるときシメに麺を入れていたのがいつの間にか最初から麺を入れた料理として食堂で出されるようになったものだそうで、つまりは海鮮鍋麺ということになります。一見地味なものながらアンコウとムール貝のダシがよく出た汁がウマく、となると当然麺がウマく食べられます。

 というわけで満腹になって民俗村と港町のハシゴに満足し大邱に戻りました。
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