tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

茅の輪くぐりをして・・・

2018-06-30 21:09:58 | 日常雑感
6月30日(土)夏越しの祓
今日は6月30日。
夏越しの祓いの日でした。

大學、高校、そして自宅の稽古と一週間、夏越しの話をし続け、四回「水無月」を頂きました。

   
   茅の輪くぐり

邪気を祓うといわれておりますお菓子を四回も食べましたので、最後の仕上げといたしまして茅の輪くぐりをして参りました。

私が神社に付いた時は、すでに大勢の氏子さんや参拝に訪れた人たちであふれておりました。
宮司さんが、暫くお話をしてから、行事が始まりました。

中々厳かなもので、左に一回、右に一回、そしてもう一度左に回って、社殿正面に進んでお参りです。

   
   昼食

昼食は、今年初めて冷やし中華を作っていただきました。
お店のも美味しいですが、自分で作るのは具を好きな物をたくさん並べて作るので美味しいはずです。

久し振りで美味しかった・・・
今日は、お参りも出来て、今年の暑い夏を乗り切れそうです。
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高校生も「水無月」を食べて無病息災を・・・

2018-06-29 18:46:06 | 非常勤講師奮闘記
6月29日(金)
梅雨明けが宣言されました。
6月中の梅雨明けというのは珍しいそうですが、いよいよ夏本番です。

今日は、高等学校へ行って来ました。

   
   お菓子

お菓子屋さんにお願いして、高等学校も「水無月」にしてもらいました。
明日の「夏越しの祓い」に一番近い日でしたので、当然といえば当然です。

お菓子のいわれなど話してから食べてもらいました。
みんな神妙な顔をして聞いておりましたが、目はお菓子をじっと見つめておりました。

明日は、「夏越しの祓い」当日です。
何人行ったか来週が楽しみです。
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カリガネソウが咲き始めて・・・

2018-06-28 16:57:59 | 庭の花
6月28日(木)
青空が広がっておりましたが、まだ梅雨は明けないようです。
ムシムシとした一日でした。

カリガネソウが咲き始めました。

   
   カリガネソウ

秋めいた名前の花ですが、梅雨が明けないままに咲き出しました。
シソ科カリガネ属の多年草。

育て方などを見ると、日当たりを好むらしいのですが、我が家では、日当たりゼロの場所に植えてあります。

   
   カリガネソウ

触ると強い臭いを出しますので、茶花にはどうかと思いますが、庭の花として楽しんでおります。
狭い庭ですので、脇を通って揺らしただけで、臭いを出しますので、暗くても直ぐに分かります。

別名帆掛草といわれておりますが、納得の花の形です。
北海道から九州までの山野に自生しているそうですが、まだ出会ったことはありません。
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足のしびれで感覚が無くなっても・・・

2018-06-27 18:04:10 | 大學の稽古
6月27日(水)
お天気は下り坂だそうですが、ムシムシと暑い一日でした。
今日も大学へ行って来ました。

   
   2年生

昨年の秋に始めましたので、やっと盆略を終えて、柄杓の扱いになりました。
一年生の4月から始めていれば、今頃は手順も覚えスムースなお点前をしていたと思います。

今、大汗をかき、足のしびれをこらえて一生懸命ですので、早く覚えると思います。

   
   床の間

いつものように、自然の光の中でのお稽古です。
花は、チダケサシ、ヤマアジサイの2種です。

今日は、ハンゲショウが使い切りましたので、昨日と同じというわけには行きませんでした。

こちらの大学も、「水無月」を買って置くようにと言ってありましたが、お菓子屋さんになかったそうです。
「水無月」をください。「水無月」って??そんな会話をしたそうです。

今、水無月を置かなくてどうするんでしょう・・・
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調べてお菓子を「水無月」に・・・

2018-06-26 17:09:41 | K大學の稽古
6月26日(火)
朝から快晴です。
気温も真夏日になっております。

今日は、大学へ行って来ました。

   
   花

花は、チダケサシとハンゲショウですが、暑い中持って行ったので、中々元気になりませんでしたが、2度の水切りでやっと元気になりました。
一度切ってしまうと、夏の花は弱いですね。

   
   お菓子

お菓子は、「水無月」でした。
学生に「6月最後のお稽古だから、水無月にして」と連絡をしたら、もう買って来てあるとのことでした。

お菓子を担当している子は、勉強熱心で、水無月の事も、夏越しの祓いの事も調べ上げて、知っておりました。
本人は「お茶のお蔭でいろんな事が勉強できます」と言っておりましたが、生きた勉強だと思います。

   
   三年生

三年生です。
大人になってきれいなお点前をするようになりました。


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シデシャジンという花の由来は・・・

2018-06-25 17:05:40 | 庭の花
6月25日(月)
朝から青空が広がり、気温もグングンとあがっております。
暑さに慣れていないためなのか、外へ出るとむせかえるような暑さです。

今日は、お医者さんのはしごです。
眼科と耳鼻科どちらも検査をしました。

シデシャジンという珍しい花が咲き始めました。

   
   シデシャジン

初めて山で見た時は、名前も解らず変わった花という印象でした。
山に咲く花の名前を知らないでいるのは何とも落ち着きのないもので、帰ってからすぐに調べました。

シデシャジン。キキョウ科のシデシャジン属の多年草と直ぐに分かりました。
その本には、名前の由来も書いてありましたので、一回で覚えてしまいました。

名前の由来は、神社のしめ縄や玉串などに付ける白い紙を四手というそうで、この花の咲き方が、紙を細く切り裂いたように咲くために命名したそうです。

いつも思う事ですが、花の名前を付ける人は天才だと思います。
コメント (2)
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書道に励んでいた頃の・・・

2018-06-24 17:30:00 | 展示会 展覧会
6月24日(日)
朝から快晴でした。
何の予定もない一日でしたので、友人がギャラリーで開いている書道展に行って来ました。

   
   友人の書

若い頃から書道に打ち込んでおりました友人です。
今では、市の書道会の重鎮であり、無くてはならない一人になっております。

私も一緒に習っておりましたが、途中で脱落してしまいました。
あのまま頑張って続けていたら、今頃は、書道教室でも開いていたかもしれません。

   
   友人の書

この書は後輩のものですが、私が辞める頃始めたのですが、今では、知る人ぞ知る先生になっております。
各賞を総なめにするほどの勢いです。

   
   昼食

久し振りにパスタを作っていただきました。
気持の余裕のある時でないと中々出来ませんので、大好きなパスタを頂き元気が出て来ました。

まだ足や腰など疲れが残っておりますが、書道展の会場まで歩いて行って来ました。
いい運動になりました。
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夏越しの祓いを・・・

2018-06-23 17:42:31 | 自宅稽古
6月23日(土)
天気予報の通りに午後から雨になりました。
今日は自宅でのお稽古ですので、何とか夕方までもってくれるといいな・・・と思っておりましたが、お稽古の始まる頃から降り出してしまいました。

   
   床の間

床の間は、「神 徳昭々」を掛け、お稽古に見えます皆さんと、ちょっと早めの夏越し祓いいたしました。

「神は、天地に満々ており、それは昭らかである。ゆえに毎日毎日の大切な時間を無駄に過ごすな、自分の本心(仏性)に従い、後悔のないよう生きる事が大切である。」と、揮毫して下さった老師が、書き残しておりました。

   
   お菓子

お菓子は、「水無月」です。
先週お菓子をと置けてくれた時に、「来週は「水無月」でよろしいでしょうか?」と言って届けてくれました。

   
   花

花は、チダケサシ、ハンゲショウ、シマススキの三種です。
伊賀焼の大徳利に生けました。

初夏の花々も終わり、夏の花との間になり、花に悩まされる時期でもあります。
それでも、山に行けば初夏の花々がたくさん咲いている事でしょう。

怒涛の一週間が終わりました。




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茶筅通しは難しいですが・・・

2018-06-22 18:26:29 | 非常勤講師奮闘記
6月22日(金)
朝から快晴です。
雨の東海道散歩・・・思い出すと気持ちが沈みそうです。

今日は高等学校へ行って来ました。

   
   お菓子

お菓子は、練り切りの「若楓」でした。
お菓子屋が無理を承知で持って来てくれました。

それにしても、美味しそうにニコニコしながら食べておりました。
美味しいものを食べている時の顔は見ていても嬉しくなってしまします。

今日は、最大の難関であります「茶筅通し」のお稽古をして来ましたが、今年の子達は呑み込みが早いのか、ほとんどができるようになっておりました。

ここをクリアーすれば、後は楽ですので、今月中にお点前が出来るようになれば良いのですが・・・
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忘れがたい東海道は雨の中・・・

2018-06-21 16:33:51 | 東海道五十三次の旅
6月21日(木)
東海道五十三次散歩から、昨夜遅くに帰って来ました。
雨の中歩きましたので、体がだるく自分の体ではないような疲労感が抜けきれません。

今日は、忘れない内に「東海道五十三次散歩」の備忘録です。

   
   府八幡宮

前回のゴール地点でバスを降りて、ここからが今回のスタートです。
神社で安全を祈願して、準備体操をしてのスタートでした。

私を含め総勢20名の集団散歩です。

   
   ジュビロ通り

ここ磐田市はジュビロ磐田の本拠地ですので、至る所に看板が出ております。
この通りは、ジュビロに所属した選手たちの足形が道路に面した歩道に並んでおります。

   
   善導寺大クス

むかし善道寺というお寺があり、そこのお墓の目印に植えられたのではないかといわれておりますが、今では、駅前という事もあり、市民の憩いの場になっております。
周囲9m高さ28mだそうです。

   
   宮之一色一里塚

日本橋から61番目の一里塚です。

   
   旧東海道

旧東海道です。
こうした風景を観たくて散歩を続けております。
どの家も生け垣がきれい・・・

      
   豊田立場跡

見附宿から浜松宿まで4里という長い距離ですので、旅人の休憩所として「立場」というところが作られたそうです。

   
   天竜橋跡

江戸時代には、上中下と天竜川の渡しがあり明治まで続いたといいます。旅人は一人12文、馬は36文かかったそうです。
天竜川には中洲があったため、船を乗り換えるため、費用が二倍かかったといわれております。

明治になり、木製の橋が架けられ、現代は鉄製の橋が架かり今では写真の碑があるのみです。

   
   天竜川渡船場跡

江戸時代の船着き場に建てられた石碑です。
私達は、バスで天竜川を渡りました。(近代的な橋に、歩道がないため)

   
   安間一里塚

日本橋から63番目の一里塚です。
今はこの看板のみです。

   
   標識

この標識を見ただけでも遠くへ来たという実感があります。

   
   馬込一里塚

江戸から65番目の一里塚です。
64番目が抜けておりますが、こうした遺跡を保存するのはほとんどが地域の住民の皆さんだそうです。

64番目は地域の人達にも忘れ去られているのだと思います。
ボランティア活動なくして、旧東海道はないといっても過言ではないそうです。

   
   外木戸東門跡

この標識は、明らかに素人の描いた文字ですが、地域のボランティアのどなたかが画いたものでしょうが、東門とありますから、浜松宿の東側入り口です。

   
   浜松のランドマークタワー

浜松につきました。
現代の浜松市のシンボルになっております。

同行のガイドさんも、「タワーが見えましたもうすぐゴールです」と皆さんを力づけておりました。

   
   浜松城大手門跡

魏の小さな看板が、ここに大手門があった事を教えております。
德川軍と武田軍の「三方ヶ原の合戦」では、戦に敗れた家康が、命からがら逃げ込んだ浜松城の大手門です。

この門を開け放ち、かがり火をたき、大太鼓を鳴らしていたために、武田軍が攻めてこなかったという逸話のある大手門です。

    
   ホテル

     
   五社神社・諏訪神社

家康が秀忠の誕生を喜んで現在地に社殿を建立したといわれ、国の重文に指定されておりましたが、空襲ですべてが焼き尽くされて現在の社殿になっております。

   
   若林一里塚

江戸から66番目の一里塚です。

   
   藩境界標

「従是東浜松領」とある、藩の境界線が残っておりました。
江戸時代からのものだそうです。

   
   石碑

石に刻まれた境界で、今では珍しいといいます

   
   篠原一里塚

江戸から67番目の一里塚です。

   
   舞坂の松並木

今まで東海道を歩いてきた中で一番きれいな松並木です。

   
   松並木

これを観たくて歩いているようなもので、飽きることなく見ておりました。
同行の皆さんは遥か彼方ですので、駆け足で追いつきました。

   
   浜松城

家康が大出世した浜松城です。
朝ホテルの窓からの撮影です。

   
   野面積

家康が築城した当時の石垣を模して積み上げたそうです。

   
   石垣

野面積みといっても、こうして完成されて石垣を見るときれいです。
江戸城の石垣も綺麗ですが、それとは違った美しさがあります。

この城を見学して、今回の東海道五十三次散歩は終わりました。
家を出かけてから、第一日目が19.3キロ 歩数29.418歩、第二日目が19.2キロ、歩数28.360歩、合計38.3キロ、総歩数57.778歩でした。
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