ウクライナ、ガザ。心が痛む。戦争への憎悪が走る。
お孫ちゃんが、学校の図書館から杉原千畝さんのお連れ合いが書いた本を借りてきました。
「命のビザ」の発行に踏み切った彼の勇気ある行動を、家族の側からみた記録でした。
何年か前に、お孫ちゃんをつれて北陸の旅に出たときに、恐竜博物館と共に敦賀の杉原千畝記念館にも寄った。
その時の印象が深かったのでしょう。その後、何度も千畝さんのことを聞かれました。
ユダヤ人が受けた迫害は、想像を絶する許しがたい蛮行として人類史に刻まれている。
アウシュビッツ収容所に行ったときには、あまりの凄惨さに、私は声も出なかった。
だが善意の人、正義のために戦った人もたくさんいた。
今朝の信濃毎日新聞に、歴史家の藤原辰史志賀書いていた記事で、最後の文言にうなづけた。
「今のイスラエルこそ、ユダヤ人の受難の歴史を冒瀆するものだ」
餓死という武器を使うとは・・・・。戦争は人間を人間でなくしてしまう。
今もガザではたくさんの子どもも餓死している。
そして次元は違うが、能登の方々も食料難民になっている。備蓄米を即刻だすと、国が率先して行うべきではないか。