「おーい、早く来いよー、集合写真だぞー!」憲法会議の宣伝デー。「中央病院は何人?」「15人もきちゃった」。にぎやかな宣伝行動でした。
私と来たら「そうだ、そうだ、今日は原水協ではなく、憲法会議の行動デーだった」と朝起きて気が付く。
そこで訴えは、核兵器廃絶中心から、「憲法守れ・戦争法廃止」を中心にしました。参加している組織が交代でスピーチします。
朝、事務所で、Yさん知り合いのアテトーゼ型の脳性まひの方が、頚椎を痛めて大変な手術をされた事が話題になりました。
そこから、ボイタ法の診断法と訓練法の話しに発展。…発展させたのは私かな。
「脳性麻痺は成長と共に出来上がってゆく。それは組み込まれた誤った運動のプログラムが、寝返りをし、ハイハイをし・・と体を使うほど誤ったプログラムが記憶されてゆくから。
だから乳児期の前半は、脳性マヒの診断名ではなく危険児として扱われ、ボイタ法は体を使うもともとの処に刺激を入れ、プログラムを変える訓練なのかなあ・・・だから早期発見は大事」との私の取っている立場の説明は、びっくりされました。
「脳性麻痺は脳性麻痺として生まれてくるのではなく、脳性麻痺に育ってゆく」との考えに驚かれたようです。
保育園の検診では、体を見るときは、私はこのボイタ法を使います。まあ、PTでもドクターでもないので、大雑把なスクリーニングってとこですね。
脳性麻痺の発見ということより、人間の体の合理的な使い方を身に着けて、暮らしやすいようにしたいなあというチュックが主です。
お座りすると顎を突き出して背中が丸くなる子、背中が丸く肩の骨頭が前方に出ている子、直立の姿勢が悪い子・・・・悩ましい現実があります。背筋力、腹筋が育っていない。
人間の獲得した力、直立と歩行に歪みが出ているのは、個別ではなく、全体の共通問題、そこにことの重大性があります。