牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

三世紀に亘り問屋を営む升本総本店の徒然を毎日更新!!商品情報からビアガーデン・試飲等イベント情報、酒文化経済・書評等々!

「ちょっと寄り道」はお呼びではない?少々残念だったベルギービール・ウィークエンド(でも、復活おめでとう!)

2022-07-31 12:05:52 | 酒の催事等ご案内(自社物件も違うのも)
                          
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土曜日の週末ジョギングは、赤坂から虎ノ門、汐留と東京湾に出てから逆戻りして、銀座を抜け涼を求めて日比谷公園に。





日比谷公園にはジョギングだけでなく、もう何十回と来ている(通過している)のですが、こちらの碑には初めて気が付きました。





「古代スカンジナビア碑銘譯」だそうです。

碑に彫られた文字は「古代北欧文字」ということで、北欧みやげのTシャツにもプリントされたのを思い出した。
調べてみると「ルーン文字」というゲルマン人が用いた文字のようです。


そんな日比谷公園、調べて行ったわけではないのですが、業界絡みのイベントをやっていました。





恒例の、でもコロナ禍で休止されていた、ベルギービール・ウィークエンド





以前はインポーターさんからのお声がけなどで何度か来たことがあるのですが、昨日は暑さのせいか、あるいは感染対策で予約制だったのでしょうか、従前のような人込み&行列はなく、各ブースもちょっと閑散としていた感じです。





景気づけに応援!とウチでも取り扱いのあるビールで一杯!とブースで聞いてみると、現金払いではなく、あらかじめ「オリジナルグラス1個とコイン10枚」がセットになっている「スターターセット」を買った上で、ということらしい。

このスターターセットは3,300円。ビールとかフードとかを色々楽しめるという意味ではリーズナブルなのですが、ジョギング途中(しかも猛暑)なので、2杯も3杯も飲むわけにはいかず、残念ながらそのまま立ち去りました。

お酒のイベントでは最近こういうシステムが増えている気もしますが、何杯も飲むと酔っ払っちゃいますし、「見かけたのでちょっと寄って」ということがやりにくくなります。


通りすがりの人よりイベント目的の人、興味でちょっとという人よりガッツリの常連さん、ということなのでしょうが、個人的にはちょっと残念です。
ちょっと寄り道、したいなぁ。




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ますます悩みは深まります。大きな「枡」の斜めの棒は木製?鉄製?

2022-07-30 16:41:03 | 酒の道具など
                          
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考えてみると、三日連続でウチなど「枡」のロゴのプロポーションについて触れていました。


昨日はこちら


一昨日はこちら


一昨昨日はこちら



で、昨日は「通販サイトでは、斜線の棒が入ったリアルな枡は売っていないようだ」というお悩みで終わったわけですが、それでは、と探してみた。


「楽天市場」などで検索しても、確かに出てきません。





「でも、どこかで見たことがある」と記憶をたどると、祖父の家の納屋とか、骨董市とかで(お米を入れるような」大きな枡に斜線が入っているのがあったような。。。。


そこで、史料系ということで検索したら、ヒットするじゃありませんか。

まずは京都市の文化財のサイト



福井家京枡座関係資料


確かに一番大きな枡には斜めの棒が付いています。



金沢市の博物館のサイトにもありました。









これは五合枡ということですが、説明に興味深いことが記されています。



お米や豆などの量をはかる。五合枡や一升枡には斜めに鉄棒を入れた物もあります。


なるほど、これによれば斜めの棒が入っているのは「五合枡や一升枡」などの大きな容量の枡のようですね。

また、棒は「鉄棒」とも書いてあります。

棒の材質、木でも鉄でもどちらでもよい気もしますが、その辺りどうなんでしょうね。

うーん、ますます悩みは深まります。。。




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枡の枠が太いのは一合枡くらいまで?

2022-07-29 11:08:42 | 酒の道具など
                          
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2日間続いた「ウチの会社のロゴ(〼)のプロポーション問題」の件。

昨日は家紋系のサイトを調べた結果、「枠は太くて斜線は細い」という流れに。

「それでは、他のよりどころは」ということで、実際の「枡」はどうなっているのか。

まずは枡の通販サイトを見てみた。





大小さまざま、具体的には三勺(54ml)から一升(1800ml)までの枡を売っています。
(ただし、枡には斜線部分はない

寸法も書いてあるので、枠の太さとかを整理し、四辺の長さを100とした場合の枠の太さを出して(規格化)みました。





サイズ(容量)が大きくなっても木の厚みはあまり変わらないということでしょうか。四辺を100と規格化すると、枠の太さ(厚み)は小さくなっていって、三勺枡で13.4なのが、一升枡では6.8と半分くらいになっています。


昨日整理した「枡の紋」の枠の太さは四辺100に対し11.5~13でしたから、五合とか一升などの大きな枡ではなく、一合枡くらいのサイズのものをモチーフにしている、ということでしょうか。

確かに普通の人(というか、我々お酒の流通も)が目にする「枡」は、お酒を飲むのに使う一合とかの枡なので、その意味ではこのプロポーションがポピュラーなのかもしれません。

ただ、さっきも書きましたが、ここで売られている枡には斜線部分がありませんね。

今度はそういう枡を探さないと。。。。




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四辺の枠は太くて、斜めの線は半分以下の細さ、ということでしょうか。

2022-07-28 14:09:39 | 酒の道具など
                          
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昨日は、ウチの会社のロゴ(正確にはロゴ1)の枡の紋(〼)について、線の太さなどのプロポーションをどうする?という悩みで終わりました。

最もシンプルなのは、上の文章中の〼のように、全部同じ太さ(かつ、細い)なのでしょうか。

「よりどころ」を求めて、これが一般的な紋(枡紋)でもあることもふまえ、ネット上で調べてみました。


①「家紋のいろは」というサイトの紋※
※昨日も触れましたが、一般名詞っぽく「枡紋」とかこの「一つ枡」、人により「枡に枡掻き棒」などの名前があります)。





物差しを当ててみると、正方形の四辺(の長さ)を100とすると、枠の太さが12、斜線が5、というプロポーションになっています。



②「日本の家紋」というサイトの紋(ここでも「一つ枡」)





こちらもほぼ同様で、正方形の四辺を100として、枠の太さが13、斜線が4と、気持ち枠が太くて斜線が細いというプロポーションになっていますが、ほとんど同じですね。




③「「お役立ち」季節の耳寄り情報」というサイト(ここでは「枡紋」)





こちらは正方形の四辺を100とすると、枠の太さが11.5、斜線が3と、それぞれの太さがさらに細くなっていますが、「枠が太くて、斜線がその半分以下の太さ」という意味で似たようなものかな。


家紋系(というのかな)の他のサイトも見てみましたが、概ね似た感じでした。

ずいぶん斜線が欲しいなぁ、という気もしますが、それでは、他のよりどころは?ということで、以下次号。





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プロポーションでお悩み。枡のロゴ、枠や斜線の太さなど。

2022-07-27 11:55:35 | 酒の道具など
                          
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自分の会社の全景をGoogleViewで見るというのもどうかと思いますが。。。。







敷地入口の看板、右奥の事務所入り口、そして右上の塔屋部分3か所に〼のロゴがありますね。

これ、「枡」をかたどったもの

右上から左下の斜線ですが、これは「実際の枡がそうなっている(ものもある)から」という説や「お米とかの計量の際に使う摺り切り棒(枡掻き棒)を意味する」という説、あるいは「単なるデザイン」という説など様々。

それはさておき、このロゴを実際に描く際に悩むのは、全体のサイズに対しての正方形の枠と斜線の太さ、です。

枠が細いと弱々しいし、変に太いのも妙。
斜線は枠よりも細いのでしょうが、どのくらいまで細いのかも悩みますよね。
(ウチの社屋も、3つそれぞれプロポーションが違う気も)


ちなみに、同じGoogleViewで虎ノ門升本さんの居酒屋の方を見ると、こんな感じ。





こちらは斜線が結構太めですよね。


よくネタにするドイツ銀行は、じっさい枡じゃあないけど、もっと太い





こういうの、そもそも正解があるものではない気もしますが、よりどころなどがあるのか、調べてみましょう。
(以下次号、というか、気が向いた時に、かな)





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西麻布。升本森商店さんのご近所の「酒舗 升本屋」の前まで行ったお話。

2022-07-26 11:25:27 | ご縁の会社・団体
                          
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昨日の話題で、ジョギングしていてご近所まで行ったけど、結局ご挨拶にはうかがえなかったのは笹塚の升本屋さんですが、こちらは別の日にお店の前までは行った升本屋さん。







「酒舗 升本屋」さんというお店。

六本木通りの西麻布の交差点のさらに先、青学に抜ける通り(たぶん骨董通り)の交差点を逆に南下した辺り。
日赤前の升本森商店さんともご近所ですね。

こちら、先月上野公園の「角打ちフェス」というのに出られたというので名前を知った升本屋さん


六本木通りをジョギングしていて、「この辺かな?」と検索して行ってみたという訳。

元々のお店を建て替えたのか、立派なマンションの一角がお店になっていて、建物の脇には町会の掲示板も。







西麻布上町会というんですね。



ジョギングの水分補給がてらお店に入ってご挨拶でも、と思ったのですが、シャッターは閉まっていなかったものの、休日の朝だからでしょうか、お店の中も暗かったので、またの機会に致しました。


どんなお店なんでしょうね。
お店の前には「出羽桜」の大きな幕がありましたので、出羽桜の問屋さんに聞いてみましょうっと。






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猫?徳利? 心の目で見るとそうなる。

2022-07-25 12:03:06 | 酒の道具など
                          
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朝は自宅を出る時間がほぼ同じなので、すれ違う人も何となく見知った人がちらりほらり。

その中のお一人の方(中年の女性)は、Tシャツが通勤服のようなのですが、先週、近付いてくる際、遠目には「徳利とお猪口?」のような柄に見えました。

実は彼女、よっぽどのお酒好き?と思ったのですが、すれ違う際によく見ると、「徳利とお猪口」ではなく、「猫」でした。


ちょっと分かって頂けないかもなので、ネット上でデザインを拾ってみました。


遠目に「徳利とお酒?」と思ったのはこんな感じのデザインだった。













これに対し、実際に彼女が着ていたTシャツのデザイン(猫)はこんな感じ。






ね、遠目に見れば似ていませんか?


ついつい「心の目」で見ちゃいましたヨ。





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笹塚から玉川上水でお酒を運んだ?

2022-07-24 15:23:17 | ご縁の会社・団体
                          
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昨日の週末ジョギングは新宿を抜け、十二社池の下からいかにも昔の河道の風情の緑道(後から調べたら、「いかにも」くらいちゃんとしているのですが、名前は「神田川支流」というらしい)を走っていたら、いつの間にやら一部で有名な「笹塚ボウル」の辺りに。


笹塚といえばかりんとうでも有名な升本屋さん(正確には笹塚と東北沢の間で住所も北沢)です。
ちょっとご挨拶にでもと思ったのですが、駅前にこんなものが。





玉川上水です

羽村から江戸市中まで水を引いた玉川上水、笹塚を通っていたんですね。
確か終点は四谷の大木戸。当社創業の頃、お店があったとかなかったとか、という地です。

すると、かの昔はこの玉川上水を使って笹塚の升本屋さんと大木戸のウチのお店の間でお酒を運んでいたのでしょうか?

と、いうことで、大木戸まで行ってみようと、走り出しました。





水路は笹塚から一旦南下し再び北上、幡ヶ谷から初台、代々木と暑さにもめげず走っていたのですが、新宿駅の南口辺りまでくると水路らしきものは跡形もなくなってしまったので、そのまま電車に乗って帰りましたとさ。
(確かに山手線や中央線など、JRは越えられそうもありません)。





さて ここで【問題】です。

上の文章、よく考えるとおかしな点が少なくとも2つ以上ありますが、それはどこでしょう?


【答え】はこちら。


①笹塚というか北沢の升本屋さんはウチから見ると孫のれんか曾孫のれんで、創業は昭和初期とお聞きしていますが 対して玉川上水は淀橋浄水場の開業の後、明治末期には廃止となったので時代的に整合しません、

②そもそも玉川上水は飲み水用の上水道なので、お酒を積んだ船の通行はできません(調べてみると、正確には明治32年に通船が許可されたが船員の放尿などの汚染騒ぎで明治5年には再度禁止になったようです)


さて、お分かりになりましたか?




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ビールが苦い? 騙されたと思って1週間飲み続けてみたまえ。

2022-07-21 11:37:32 | つぶやき、ささやき、ぼやきに歯ぎしり
                          
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昨日はアサヒの微アル「ビアリー」の新製品「IPAスタイル ホップの爽やかな香りと苦み」のお話。

「ビール=苦い」というのはそうですし、「苦いのでビールは嫌い」という人(特に若者)がいるのも事実。
そういう時、人によっては卑下?するかのように「自分はお子様味覚なので」というのも聞きますよね。

確かに子供の頃は苦いものが嫌いだった、気もしますし、フキノトウとかタラの芽とかの山菜の苦みで春を感じる、とか肝なども、大人の味覚、という気もします。
ビールやコーヒーもそうで、大人になるにつれて、です。

こうした苦みへの嗜好の変化って、肉体的な成長に伴うものなのか、それとも慣れなのか、と思っていたら、「慣れ」については実験例が東大でありました。


日置ほか(2003):苦味を特徴とする飲料の継続摂取が嗜好獲得に与える影響、日本味と匂学会誌、10-3、785-788.





この実験、上の概要のように結構単純で、(異なる)苦み成分で調製した飲料を継続的に飲ませて、その嗜好を好ましさという形で日々答えさせた、というもの。

結果も思いのほかシンプル。





要は、

・苦み飲料を一週間も飲めば、嗜好が獲得される。

・苦みが強いほどこの傾向は顕著。


と、慣れで「苦み、案外良いものじゃん」と思うようになるということです。


つまり、ビールも一週間飲んでると、その苦みが好きに転じるということです。

まあ嫌いな方に無理にアルコール(ビール)をお勧めするのはどうかと思いますが、「食わず嫌い」も避けたいですね。

あくまで個人的な感想ですが、甘いチューハイとかより絶対料理に合いますし。




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ビアリー「IPAスタイル ホップの爽やかな香りと苦み」はIBUいくつ?苦味料由来?

2022-07-20 12:33:39 | 新製品のご紹介(評判・評価)
                          
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酒浸り?的な話題が続いたので、思い切ってノンアル系。

実は今、自宅の冷蔵庫にはアサヒのビアリー(正確には微アル系ですね)が3種類並んでいます。




休日のブランチなど用にと、白いビアリー(「香るクラフト」というやつ)を社販で注文したら、「明後日が賞味期限デス」という瓶のビアリー(通常版)も提案され、結局両方ともお買い上げ。

それに加え、新製品サンプルで緑の「IPAスタイル ホップの爽やかな香りと苦み」というのが来ていたので、試してみようかな、と。




実際に飲んでみると、IPAスタイルというのは尤もで、確かに苦い
ただ、この苦味、「突き抜けている」というほどではないのですが、苦みが卓越していて、ちょっと単純な感じも。
(それでも苦みのせいか、普通のノンアル系よりビールらしい味だと思う)

「ビアリー」は実際にビールを造ってからアルコールを除去、という製法が売り。
「IPAを造ってからアルコールを除去」したのであれば、もうちょい色々な味わいがあっても、と思う一方で、「IPAを造ってから」だとコストがかなりかかりそう

そう思って、缶の裏を見てみると、、、、、、



麦芽とかホップとかのビールの原料に加え、最後に「炭酸、香料、苦味料」と書かれています。
(お隣の白のビアリーも一緒)

そうか、「ビールを造ってから、なので単なるノンアルよりはビールに近い」という触れ込みですが、ビールではないので、苦味料とか入れるのは構わないんですね。

IPA「スタイル」という表現も、それ(←IPA由来ではなく、苦味料で調整)を意味しているのかもしれません。

ただ、それであれば普通のノンアル系で苦味料を上手く使って苦み走った「IPAスタイル」があっても良いと思うのですが、その辺り、どうなんでしょう。
(コスト的にも安くなるはずだし)

IPA好きの方は、苦み指標(IBU)を結構気にするので、色々なIBUでのノンアルを出すとか。

「苦みの升本ノンアル」シリーズとして、「IBU20(サッポロ黒ラベルくらい)」とか「IBU50(インドの青鬼くらい)」「IBU100(滅多にないけど、たまにある)」とか。

この夏、試してみようかな。





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ホガース「ビール街」は酒浸りなのか否か。

2022-07-19 15:24:25 | 附属酒類経済研究所
                          
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昨日は、日経朝刊文化面の連載での「国中が酒浸りだった18世紀イギリス」という表現にちょっとケチをつけました。

連載を書かれた方からすると、ホガースの「ジン横丁」での壮絶な退廃ぶりを論拠にしているのでしょうが、自分的にはそれと対になる「ビール街」はむしろ平和(健全)な生活を示していると思ったからなのですが、改めて見てみましょう。


この2つの版画は共に1751年のもの。
wikipedia(英語版)でも両方を対で紹介し、「双方を並んで見るようにデザインされていて、(当時のジンの規制法を支持する立場から)ジンを飲むことの罪悪を、ビールを飲むことのメリットと対照的に描いている」となっています。





その後段では、こんな表現もあります。

「ビール街は住民を幸せで健康で、英国のエール(ビール)によって養われているものとして描かれ、ジン横丁に住んでいる人々をジンによるアルコール中毒で破壊された人々として描かれている」


確かに、両者を見ると、特に個々のパーツ・人々の描き方は全く違います。




ジン横丁
(個々のパーツを見ると、エグい)




ビール街
(確かに幸せそう?)



この版画の対については、「裕福な階級と下層階級との搾取関係や社会問題を示している」とか、「ビール街の左上、画家が描きかけの看板にみられるジンらしきものは今後の退廃を示唆している」とかの深読みもありますが、どれもビールのある生活はポジティブ・繁栄ということになっているようです。

自分もそういう印象だったので「イギリスの国中がジン横丁みたいではない」という意味で「国中酒浸り」にケチをつけたのですが、よくよく考えると、皆さんビールには浸っているんですよね。

その意味では当時のイギリスは「酒浸り」かもしれません。
ただ、その流れでいうと、適量ではあっても(ほぼ毎日)ビールなどを飲んでいる自分も「酒浸り」かも。
(さらに言えば、ストロングチューハイはジン横丁への一本道とも思える)

「御社の社員、酒浸りですね」、と言われるのもなぁ。。。





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喧嘩を売っていますか? 「国中が酒浸りとなった18世紀のイギリス(日経)」だそうです

2022-07-18 17:55:06 | 附属酒類経済研究所
                          
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今朝の日経文化面の連載「名画の器」は、ホガースの「真夜中の団欒」という版画







「真夜中の団欒」とはよく言ったもので、要は、おっさん達が集まってポンチ(混合酒)を飲んでいるといる姿。コラムには「図では11人もの男たちの凄まじい酔態が描かれている」というもの。


拡大したもの(別から拝借)

ポンチは「ワインやブランデー、ジンなどにレモンやオレンジなどを、砂糖などを混ぜてつくる」そうですから、そりゃ酔いそうです。

で、コラムの主題は(本来は)中央のポンチの器なのですが、コラム後半にはこんなくだりが。



国中が酒浸りとなった18世紀のイギリスらしい器ともいえる。



18世紀のイギリスと言えば、「グレートブリテン及びアイルランド連合王国」となった頃。
フランスをはじめ、各国とも戦争をしていて、疲弊もしていたでしょうが、産業革命も始まり、経済的に発展した時期でもあります。

それを「国中が酒浸りとなった18世紀のイギリスらしい」と一言で終わらせるとは。
(外国のコラムで「国中が〇〇に溺れた●●世紀の日本」とか端的に言われたら炎上しますよ)


何度かご紹介したように、ホガースには当時の酔っ払い風俗を風刺した版画も色々ありますし、自分も酒の席などではホガースを引き合いに、その頃のイギリスは、、、などと言ったりしますが、新聞で大々的に書いてしまうとは。

コラムの人、前夜の団欒で飲み過ぎちゃったのでしょうか?




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どちらの作品がお高いのか?なんてことはダメダメ。吉田類さんと太田和彦さん。

2022-07-17 18:35:19 | 酒の催事等ご案内(自社物件も違うのも)
                          
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連休ということで、銀座でビールを飲んでからデパートをパトロール。

食器などのフロアを覗きに行ったら、奥のギャラリーに沢山のお花が。





遠目に見ると、立て札に「司牡丹」とあったので、思わず近寄りました。

立て札の宛名には「吉田類様」。
「酒場放浪記」の吉田類さん?です。
正面に回ると、こんな感じ。





「ほろ酔いの王国 吉田類」という展覧会?のようです。
吉田類さん、酒場放浪記などでの紹介では「酒場詩人」などとなっているので、詩の揮毫などが飾ってあるのかと思ったら違っていて、お酒絡みのモチーフの絵や酒器などが展示してありました。








デパートということで販売もしていて値札がついているのですが、「吉田類手捻り」の猪口などは一つ3万円など。
高名な陶芸家の窯のものらしいのですが、結構なお値段。
もはや文化人ですね。

それで思い出したのは、酒場放浪系での双璧とも言える太田和彦さん。
彼の方が文化人っぽい(というか気取り気味の)振る舞いですが、彼もこういう酒器造りとかやっているのでしょうかね。
(どっちが高いのか、とか諍いになりそう(冗談です))






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急な坂道の滑り止めは一升瓶? 御殿坂を上ると、下りは芥坂。

2022-07-16 16:58:31 | 神楽坂とインテリジェントロビーの徒然
                          
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会社のある、素敵な名前(←自分で言うな!)の「御殿坂」を上ると筑土八幡さまの裏手なのですが、そこから下る坂は芥坂(埃坂)





漢字検定の●級とかに出そうな感じですが、そんなに素敵な読み方ではなく、「ごみざか」と読みます。
(「あくたざか」だったら芥川龍之介みたいだったのに)

この芥坂、結構勾配が急で、いつぞやか大雪の時には乗用車が立ち往生したりしたのですが、そのせいでしょうか、上の写真にもあるように路面に滑り止めと思われる、ドーナツ形というか、円形の印がついています。
(ついでにアスファルトではなくコンクリですね)







この円形の印、以前お酒の席で「一升瓶の底で型押ししたんだよ」と聞いた気がしますが、それを念頭にまじまじと見たのですが、大きさこそイイ感じですが、ドーナツの幅が狭いし深いし、さすがに一升瓶での型押しではないようですね。

そこで調べてみると、これ、真空パッキンなどで使う「Oリング」で型押ししているようで、Youtubeに施工の様子まで出ていました。





しかも周辺情報によると、そもそも急な坂ではアスファルトを固めるローラーマシンが運転できないので、必然的にコンクリになって、その坂の滑り止めとして「Oリング」で型押しするようです。


一升瓶での型押し、やはり都市伝説だったようですね。





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人心一新、ではないですが、封筒を一新しますか?

2022-07-15 15:34:57 | つぶやき、ささやき、ぼやきに歯ぎしり
                          
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昨日、酒フーズ健保組合関連の」会合があったのですが、その際、資料を見て「ん?」。


いやいや、資料の中身ではなく、「封筒」です。
これまでのものと様変わりしています。





右がこれまで、左が新しいもの。

紙の色は黄色というか、クリーム色になっています。


イメージ一新!ということでしょうか。
「健診は健康の第一歩です」というキャッチフレーズやQRコードも入っています。

ただ、社名とかのフォントやサイズなどは全部同じでした。
せっかくだから全部一新すれば良かったの、と思ったのですが、ふと思い出したのは、ウチ自身の封筒。





確か、10年程前、ご近所に移転した際に当時の総務部長さんが「住所が変わるので作り直そう」と一新したものです。

左が新しいもの、右が古いものですが、よく見るとこれも色は水色に新しくなっているものの、フォント等は同じまま

考えようによっては、健保以上に変わり映えしてませんね。

悔しいなぁ。

この際(再度の)一新を提案してみようかしらん。



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