牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

三世紀に亘り問屋を営む升本総本店の徒然を毎日更新!!商品情報からビアガーデン・試飲等イベント情報、酒文化経済・書評等々!

四国サケトリップ@浜松町「ポンテせとうみ」

2019-08-31 19:36:41 | 酒の催事等ご案内(自社物件も違うのも)
                           
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今日の午後は浜松町に。


普段は羽田空港に行くときに通るくらいですが、去年(かな?)、こんなお店がオープンしていたようです。





「ポンテせとうみ」

「香川県小豆島、瀬戸内海の「食」のセレクトマーケット」ということです。


お取引先の蔵元さんにお声がけいただき、こちらで開催された、四国4県の日本酒のイベント「四国サケトリップ」に行ってきました。




これが「立錐の余地もない」というのでしょうか。
「ポンテせとうみ」が決して広くはないということを差し引いても、ものすごい人、でした。

今年で四回目ということですが、桁違いの人出だそうで、蔵元さんも「事故レベル」と言っていましたよ。





このイベント、入場料(参加費)が2,000円(50ccくらいのグラス+グラス一杯のお酒)、試飲は有料チケット制でこのグラス一杯250円なので、決してコスパが良いわけではないのに、です。
(ただ、有料制というのは賛成です。べろべろに酔っぱらう人が激減するので)


蔵元さんとお話しできる、というのがメリットだとは思うのですが、この混雑ではゆっくりお話も難しいかもしれませんね。

でも、久しぶりの蔵元さんともお会いできて良かったです。







こんな大盛況の割には、ウチの日本酒も付加価値率は高まっているものの、なかなか量にはつながらないんだよなぁ、と思いつつ、ブームを感じた土曜の午後、でした。





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リーマン幾何学? リーマンショック? のハイボール

2019-08-30 11:53:31 | 神楽坂とインテリジェントロビーの徒然
                          

                           【公式HPはこちら↑】









「リーマン」



時代性もあると思いますが、自分の場合、高校・大学で(耳学問的に)「リーマン幾何学」というのを知った後、世の中でサラリーマンのことを「リーマン」と俗称するようになったという順序でしょうか。

その後、2008年でしたか、いわゆる「リーマンショック」がおきましたね。





それとは無関係ですが、この前、ウチ運営のラウンジ・貸会議室「インテリジェントロビー・ルコ」でこんな差し込みメニューの素案を発見。






お、ハイボールです。
「LEMAN HIGHBALL」とあります。

「リーマン・ハイボール」、サラリーマンのためのハイボール?
それともリーマン幾何学みたいに人の名前で、リーマンさん考案のカクテル?

いやいや、幾何学のリーマンはRiemannみたいなスペルだし、リーマンブラザーズは確かLehmanだし、と、よく見ると、これって24時間の自動車レースのル・マン?、いや「LeMans」でsはないので、ジュネーブの「レマン湖(Lac Leman)」だなぁ、と思っていたのですが、写真の下の説明を見ると、、、

冷たいレモンたっぷり
気分爽快
レモンハイボール


とあります。

あ、、レモン、、「LEMON」じゃん。

支配人さんに指摘したら、「あ」と早速修正していただきました。
(ネタにしてゴメン)





ですよね。


この手の誤字脱字、自分でもよくやっちゃいますが、岡目八目、ですよね。
伝票も出荷も、他人の目でのダブルチェックが大事です!



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「デーツ」って知ってますか? 黒糖焼酎だけではない、南の島(みたいな)ヤシ焼酎

2019-08-29 11:59:54 | 酒のご紹介
                          

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倉庫で出荷待ちのこんな箱が。





「本格 麦 焼酎」です。

「本格」と「麦」と「焼酎」の間に微妙にスペースがあるのはなぜ?というのもありますが、注目すべきは原材料


麦、麦麹、の後に「デーツ」とあります。


「デーツ」、、、、、「ナツメヤシ」の実ですよね。


(wikiより)


古くメソポタミアや古代エジプトの時代から栽培されていて、現在ではそのまま食べる他、ジャムやゼリー、お菓子などに使われているようで、炭水化物や糖も含むので、水に浸したものをアルコール発酵させてアラック(焼酎ですね)を造ったり、、その「デーツ」ですよ。


焼酎って、コメやイモ、麦などがメインですが、ソバや黒糖なども主原料として認められているほか、それ以外に「国税庁長官の指定する物品」として50種類くらいのものが認められています。

これって多くは「わかめ」とか「ゴマ」とか「ぎんなん」とか、地域物産的な「ご当地焼酎」みたいなものなのですが、この「認められている物品」に「ナツメヤシの実」というのがちゃんとあります。


ただ、他の多くはそれで醸造するというより、味付け的な側面が強いのに対し、「ナツメヤシの実」の場合は、アラブで焼酎を造っていたくらいですから、本当にそれだけで醸造できてしまうので、むしろ黒糖焼酎(これも実はラムですよね)のように認められているのかもしれません。
(ただ、酒税法上は、「これらの重量の合計が穀類及びいも類及びこれらのこうじの重量を超えないこと」とされているので、その辺りは大人の事情?でしょうか)


実際、ウチの倉庫にあった「神武 琥珀」という商品も、ベースは麦焼酎のようです。

調べてみると色々あるようで、あの「白岳」にも「HAKUTAKE LIMITED(白岳リミテッド)」という「なつめやしの本格焼酎」があるようですし、「飫肥杉」の井上酒造さんにも「ヤシ焼酎 と銘打った「孤独な天使」というのがあるみたいです。




ちょっと面白そうですね。ブームになるかな。

一度味わってみたいですね。



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白酒の香型の基本は4+1.実地体験の難しそうなのは「桂林三花酒」などの米香型

2019-08-28 11:54:32 | 酒の情報(酒エトセトラ)
                          

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昨日の中国○大銘酒(白酒)に引き続き、香りのタイプ

これも昨日触れたように、、例えばWikipediaでは、以下の7つが挙げられています。

濃香型
醤香型
清香型
米香型
兼香型
馥郁香型
鳳香型


で、こちらも実は「国家酒評定会」が関与しているようで、1962年の第3回に、「主要な香型」ということで下記の4種類が定められたようで、これが起源?のようです。

濃香型:窖の香りが強いが、調和している。あと味が長い。カプロン酸エチルの香強い。酪酸、乳酸、酢酸エチル多い。
醤香型:醤香が著しく、優雅できめ細かく、酒そのものが混じり気なく濃く、あと味が長い。
清香型:清い香り、味のバランス良。柔らかく甘い。あと味さわやか。酢酸エチル多い。
米香型:柔らかく、さわやか、あと味すっきり。成分は清香型に似るが味はちがう。乳酸エチル多い。


これに加え、これらを併せ持ったものを「兼香型」としたようで、例えば先般の文献リストの花井(1994)では、これが「国家優質白酒評選方法及び規則」に規定されている、として、表も掲載されています。



(この表では、典型的な銘柄も示されていますね)


さらに1993年の「国家評定会」では「鳳型と濃醤兼香型、鼓香、胡麻香型」「特香型」が加えらているようで、この時、西鳳酒が鳳型として独立の香気として認められたようです。

現時点ではWikipediaの7類型の典拠は見つかっていませんが、自分的にはまずは主要な4香型を実際に理解するのが大事かと。

日本国内でというと、醤香型は茅台酒、清香型は汾酒などが手に入りやすそうですし、濃香型も五糧液は探せば売っていそうです。

難関は恐らく米香型ですね。例示されている「桂林三花酒」は見たことがありません。
amazonで見ても、出ていない。
(ちなみに五糧液は無茶苦茶高かった。空港でもその三分の一くらいだったので、買って帰れば良かった)

入手出来たら、インテリジェントロビー・ルコで開催している(開催していた)「ワイン部」「ビール部」「日本酒部」に引き続き、「白酒部」とか開催しようかなぁ。




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中国の白酒。四大銘酒(名酒)、八大銘酒、十七大銘酒、乃木坂四十六

2019-08-27 11:23:29 | 附属酒類経済研究所
                          

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三たび(四たび?)、中国の白酒




「ちょっと」調べると、例えばWikipediaでは、(香りなどの)タイプとして、以下の7つが挙げられています。

濃香型
醤香型
清香型
米香型
兼香型
馥郁香型
鳳香型


また、これら記載に引き続いて唐突に、「八大銘酒の例を挙げる」と八つ並んでいます。


五糧液(五粮液)、剣南春、洋河大?(洋河大曲)、瀘州特?(瀘州特曲)、郎酒、茅台酒、西鳳酒、汾酒



これら7つのタイプや八大銘酒、出典等がないので、Wikipedia側でもお決まりの注意喚起が出されていますよ。



この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。
出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。



ですよね、と言うことで、先般掲げた文献を読んでみると、こういうことらしい。
#主として沈 恰方(1997)による。


中国では1952年に「国家酒評定会」という会が開催され、中国各地のお酒が評価されたらしい。

その時に「優秀」とされた白酒が、①貴州茅台、②山西汾酒、③四川瀘州大曲酒、④陝西西鳳酒で、ネットとかでの「4大白酒」というのはここからきているようです。

で、この「国家酒評定会」は第2回が1963年に開催され、その時には先の4つに加え、⑤四川五糧液、⑥安徽古井貢酒、⑦貴州薫酒、⑧四川会輿大曲酒が選ばれ、8種類(8大銘酒)になったらしい。

さらに1979年に開催された第3回(第2回から16年後、中国的な時間の流れですよね)で再度八大銘酒が選ばれたのですが、そこでは

①貴州茅台
②山西汾酒
③四川瀘州大曲酒
④四川五糧液
⑤安徽古井貢酒
⑥江蘇洋河特麹
⑦四川剣南春
⑧貴州薫酒


と、なんと我が?陝西西鳳酒が落ちています。
で、これもWikipediaでの八大銘酒とは違ってます。

その後「国家酒評定会」は1984年、1989年などに開催され、その都度「金賞酒」「銀賞酒」などが決定されているようですが、金賞酒の数は増えている(1989年は17種)ようで、そうなると「17大銘酒」と言われてもピンときませんよね。

最新の「国家酒評定会」の情報も知りたいな、と思っているのですが、なかなか見つかりませんね。

宿題を積み残してしまいました。
(あ、香りなどのタイプ分けはまた明日



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酒粕焼酎「千年浪漫?」 焼酎ランキング躍進!?の福井酒造さんの焼酎は?

2019-08-26 12:05:56 | 附属酒類経済研究所
                          

                           【公式HPはこちら↑】





今年もまた発表されたらしい。




毎年恒例の、帝国データバンク(TDB)による、焼酎メーカーさんの売り上げランキングです。


まずは講釈をたれずに、上位25社の数字(百万円)と伸び率を。

【1~5位】
霧島酒造(株) 65,901▲3.4%
三和酒類(株) 44,548▲4.2%
オエノングループ 240,13+11.3%
雲海酒造(株) 17,137+0.8%
?階堂酒造(有) 15,300▲1.3%

【6~10位】
濵?酒造(株) 12,902▲3.0%
薩摩酒造(株) 10,400▲11.9%
若松酒造(株) 7,370▲1.5%
本坊酒造(株) 6,951+1.1%
?橋酒造(株) 6,565▲6.2%

【11~15位】
美峰酒類(株) 5,366▲3.6%
(株)宮﨑本店 5,299+11.1%
??酒造(株) 4,930▲7.5%
鷹正宗(株)4, 307+0.7%
?正醸造(株) 3,935▲3.5%

【16~20位】
神楽酒造(株) 3,733▲5.9%
?島研釀(有) 3,082▲8.9%
岩川釀造(株) 2,700▲3.6%
三岳酒造(株) 2,700+3.8%
札幌酒精?業(株) 2,592▲5.2%

【21~25位】
?松酒造(株) 2,535▲1.6%
(株)都城酒造 2,518+1.3%
福井酒造(株) 2,246+28.3%
新平酒造(株) 2,200+4.8%
?苑酒造 2,146▲18.2%



こんな順位ですが、上位50社の売上高合計は3140億3400万円と、前年と比較して2.4%減少したそうです。





ちなみに「増収」は 18 社(前年 18 社)なのに対し、 「減収」は28 社(同29 社)と、半分以上が減収





いや、厳しい。

レポートでは、「焼酎ブームの収束と、その後のハ イボールブームやRTD・低アルコール飲料の台頭など の影響」としています。
総じて苦しいようではありますが、50位までに順位表を見ると、前年比で二けたの増収というメーカーさんも2社ほどありました。


一つはオエノンさん。
手広く展開される中、しそ焼酎「鍛高譚」や「博多の華」などが好調だったそうです。

まあ、これはさもありなん、なのですが、もう一社は「福井酒造」さん。
前年比プラス28.3%で、前年33位から23位にランクアップです。

「福井酒造」さん、、、、、うーん、勉強不足でお名前を知りませんでした。
ネットでググると、愛知県は豊橋の日本酒メーカーさんなんですね。
代表商品は「四海王」、、、この字は目にしたことがあるような、ないような。

で、焼酎はというと、TDBさんの表によれば「主な原材料:酒粕」となっていますから、酒粕焼酎を作っているということになります。

ホームページの商品一覧では「千年浪漫」という焼酎が酒粕焼酎のブレントのようですが、、、、、





でも、これもトウモロコシの焼酎甲類80%、酒粕の乙類20%の甲乙混和

商品一覧にはこれくらいしかないので、これがバカ売れした?ということなのでしょうか。

ちょっと謎ですね。誰かに聞いてみようっと。




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古いというか、気にし過ぎなのでしょう。でも、水盃って、、、、、、、

2019-08-24 19:52:38 | 酒の道具など
                          

                           【公式HPはこちら↑】




先日、とあるデパートさんで、伝統工芸の実演というのをやっている一角に、錫器のコーナーがありました。



自分も錫の盃も持っているし、気になった形の盃があったので触ったりしていたら、お店のお手伝いの人でしょうか、脇から盃が6つくらい並べられたトレーを差し出して


「実際に盃で飲んでみませんか? 水なのでお車の方でも大丈夫ですよ」



と勧められました。







試してみたいのはやまやまなのですが、水の入った盃、、、、「水盃(みずさかずき)」ですよね、


もう会えないだろう別れの時に水で交わす盃のことじゃあないですか。


デジタル大辞林にも出ています


みず‐さかずき〔みづさかづき〕【水杯/水×盃】

二度と会えないかもしれない別れのときなどに、互いに杯に水を入れて飲み交わすこと。「―を交わして出陣する」




現代では実際に使うことはないかもしれませんが、時代劇や戦時中のドラマなどでは見たりします。


つい反射的に「水盃ですか、、、」と呟いてしまったのですが、お店の人は「ハイ! お水の盃です!!」とにこやかに。


頭が古いもので、「いや、遠慮しておきます」とひいちゃいました。


うーん、今では死語なのでしょうか、あるいは自分の考えすぎなのかなぁ。
(確かにお正月に銀行の支店さんにご挨拶に行くとお酒で乾杯しますが、銀行側は酔わないように水を入れておくというのを聞いたことがあるので、まあアリなのでしょう)





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西鳳酒とは何か。中国八大銘酒とは何か。

2019-08-23 12:02:49 | 附属酒類経済研究所
                          

                           【公式HPはこちら↑】



「西鳳酒」も三日目となりました。しつこい。


「西鳳酒」が何か、というか、白酒の中での位置づけとかググっていたのですが、ネット記事って、「また聞き」とかそれをさらにアレンジされていたり、例えば西鳳酒の香りのタイプも「清香型」だったり「鳳香型」だったり、「西鳳酒は中国八大銘酒の一つ」といいつつ、そもそもその「八大銘酒」って何なの? とかイマイチ整理できない感じ。

なので、ちょっと真面目に国立情報学研究所(NII)のデータベースで検索してみました。



国立情報学研究所@神田一ツ橋



そこでは、本文まで読めるものとして、こんな文献たちが集まりました。




中野 元 , 豊田 謙二(2013):中国における白酒産業の動向と白酒文化 、産業経営研究 (32), 59-80.

山本 祥一朗 (2005):成都と太原周辺に見た最近の酒事情、日本醸造協会誌 100(10), 685-688, 2005

山本 祥一朗(2004):藩陽, 承徳, 北京での日本酒, 白酒などの生産と消費 、日本醸造協会誌 99(9), 632-636.

高山卓美(2002):中国の白酒 (鳳香型白酒) の製造方法 (2)、日本醸造協会誌 97(7), 501-506,.

高山卓美(2002):中国の白酒 (鳳香型白酒) の製造方法 (1)、日本醸造協会誌 97(6), 398-410.

山本 祥一朗 (2001):白酒の貴陽, 遵義, 茅台そして道中での俾酒、日本醸造協会誌 96(11), 770-776.

沈 恰方(1997):中国名白酒について、日本醸造協会誌 92(2), 138-139.

花井 四郎(1994):中国の白酒と香気、日本醸造協会誌 89(1), 53-59.

貝沼 圭二(1986):中国の白酒(高梁酒)(周 恒剛の著書の紹介):化学と生物 24(2), 117-121.


これらをざっと読んだら、なんとなくわかってきましたよ。


以下次号。



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西鳳酒おそるべし。たった20ccでトイレにまで鳳香が、、、

2019-08-22 12:40:59 | 酒のご紹介
                          

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昨日話題にした「西鳳酒」ですが、スーパーで買い求めたノーマル「西鳳酒」に加え、帰りの空港で、残りの現金をかき集め、10年物も購入して帰国しました。





会社の何かの会の時に味見しようと思っていたのですが、昨夜、ノーマルの方をちょっと味見しようと、封を切ったのですが、、、、



キャップをひねり、「ビキッ」となった瞬間、現地の香りがふわっと来ましたよ。


白酒のスタイルでいうと、茅台酒のような醤香型や、五粮液のような濃香型といった香りやフレーバーの立ち上がったものではなく、「清香型」もしくは西鳳酒のみの「鳳香型」というようなのですが、これ、十分に香っています。

何の香りと言われると困るのですが、泡盛の新酒にハッカクとかビワとかブドウを加えたような、という感じかな。ブドウという意味ではグラッパにも近いかも。

こういう香り・味わいっていうのもあるんですね。


で、あくまで味見なので、お猪口に半分くらい(20ccくらい?)しか飲んでいないのですが、口や鼻腔にまで香りが広がります。

しかも、尾籠な話で恐縮ですが、夜中、トイレに立ったら、トイレの中にもその香りが。

(たった20ccくらいだし)理論的には考えにくいのですが、西鳳酒、おそるべし、です。

10年モノになるとどんな味がするんでしょうか。




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屋台に至るまでスマホ決済。年代物の西鳳酒を買いそこなった。

2019-08-21 15:31:40 | 旅の記録など
                          

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再び、夏休みの旅行ネタ。
(でも強引にお酒ネタ、でもある)


噂には聞いていましたし、写真や映像でも何度も見たことがありますが、やはり実物(群)というのはすごいですね。










発掘・修復調査をしているリアルな人間が横に立っている、というのもなかなかシュールです。

ただ、写真にしてしまうと、「お土産もの」も同じように見えてしまう、という側面もあったりする。。。。







それはさておき、現地で頼んだガイドさんに「ご当地のお酒と言えば?」と聞くと、即答で「そりゃ『西鳳酒』ですよ」と返ってきました。


街中の酒屋さんだと偽物もあるかもしれないので、デパートやスーパーで買うのが安心、と言われたので、近所(と言っても徒歩15分)のデパートに行ったのですが、売り場が閉鎖されていたりと結構苦労。

ようやく徒歩8分の辺りに最近できたっぽいおしゃれ気なスーパーに行くと、「茅台酒」や「五粮液」などの有名な白酒とは別に、「西鳳酒」だけの棚が3面ほどありました。








「よしよし」と、ちょっと立派な10年物(かな?)を買おうと思い、レジに聞いたのですが、、、、

なんと!!日系や西洋系のクレジットカードは使えません(何回か聞いた限りでは、ホテルと空港だけでした)。

と、いうか、このスーパーに限らず、コンビニや博物館、果ては屋台に至るまで、原則は「スマホペイ」のキャッシュレス決済が大半で、現金を払っているのは本当に滅多にありません(地下鉄もICカードがほとんどだし、ICカードの自販機もスマホペイ専用)。

スマホペイ>>>>>>>現金>>>>銀聯カード>>>>>>>>>日系・欧米系クレジットカード

と、いうわけで、キャッシュの残金も心配だったので、その日はあきらめ、年代物ではない、普通の「西鳳酒(300mlで確か700円くらい)」を買って帰りましたとさ。

あー驚いた。

以下次号



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「冨士白」ではなくて「富士白」デス。中野BCさんのレモンチューハイの素

2019-08-20 17:51:12 | 新製品のご紹介(評判・評価)
                          

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この前、事務所でこんなサンプル瓶を見かけました。





実際には高さ5cmほどの可愛い瓶
ラベルは古風な感じで「富士白」とあって、白雪みたいな由緒正しき日本酒?と思いきや、上部には「レモンチュウハイの素」という文字が。


ふーん、新製品かな?とググってみたのですが、、、、、







出てくるのは全然違うラベルばかり

「栄光冨士 白燿 純米吟醸無濾過生原酒」という日本酒で、造っているのは「冨士酒造」さんという蔵元さんのよう。

栄光冨士も冨士酒造も良く知らないし、無茶苦茶有名というわけでもないし、そもそも銘柄名は「栄光富士」で「富士白」ではないのになぜ?

と思って冷静に考えてみると、ググる際に「冨士白」と、ウ冠ではなく、ワ冠の「冨」にしていました。


いかんいかん、と今度は「富士白」で再検索すると、、、、、







よしよし、今度はちゃんとレモンチューハイ「富士白」が出てきましたよ。


これ、和歌山の中野BCさんの商品で、甲類焼酎をベースとした、コンクタイプのレモンチューハイの素、のようです。

「富士白」というのは、創業時から中野BCさんが作られていた甲類焼酎の名前で、その後それをベースに「をベースにしたレモンサワー「FUJISHIROレモン酎ハイ」というのが一時期あったそうで、これらのリバイバルとしてレモンチューハイの素の「富士白」が蘇ったそうです。

いや、事情が分かって良かったですが、「冨」と「富」、点のあるなしでこうも違うもんなのかと。


検索エンジンって案外厳しいんですね。



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公式見解? 日本酒・ワイン・焼酎などの賞味期限みたいなもの。

2019-08-19 14:46:51 | 附属酒類経済研究所
                          

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先週、(「たなざらし」のまま?)18か月経ってしまったかわいそうな日本酒のことに触れましたが、日本酒の賞味期限というか、取り扱いの時間的なものって、なかなか難しいですよね。

確か以前も整理したことがあるような気がしますが、先般、とある小売店の方から、その方が販売委託をされている通販サイトの決まりみたいなものについて、教えて頂きました。
(一次情報ではないので、あくまで参考ですよ)

具体的には、当該サイトの倉庫で商品を受け入れてからの販売(可能な)期間で次のようになっているらしい。



※あくまで個人で聞いた、聞き書きメモですであり、情報の確からしさを保証するものではありません。


冒頭、赤ワインが3,255日

3,650日とかだとわかりやすいのですが、3,255日というと、9年と60日、なんとなく中途半端ですね。

で、「白ワイン・ロゼ・スパークリングワイン・シャンパン」は赤ワインよりも短く2,505日。6年と315日。
「赤ワイン」との違いは750日。「人の噂も七十五日」の10倍です(なんのこっちゃ)。

で、気になる「日本酒(古酒を含むすべて)」は、235日。
8か月にも満たない、群を抜いて短い日数ですね。
古酒も同じ扱いというのは、一瞬「?」と感じましたが、言われてみればわかる気もしますね)


ちなみに「梅酒・果実酒」は955日で、一気に3年近い期間になっています。
(日本酒ベースの梅酒ってどうなんだろう、と気になりますが、、、、)

で、最長は「焼酎・ウイスキー・ブランデー・スピリッツ(リキュール含む)で、なんと9,955日。
27年間と100日、
日本酒の40倍以上です!!!


どうやって決めたの?とか妥当性は?とか考えたりもしますが、とにかく統一的なルールを決めないとならないのでこうなっているのでしょう。

ただ、こういうのがデファクトスタンダードになっちゃうと、窮屈な感じになってしまいますね。

良いスタンダートなど、できないものでしょうか。



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プレモル+一番搾り+水???は加えていない、韓流ビール「kloud」

2019-08-18 11:58:15 | 酒のご紹介
                          

                           【公式HPはこちら↑】




世間的にもお盆休みが終わりました。



自転車で十数kmの城壁を一周したなんて、夢のようです。




なかなか快適だったホテルに感謝し、日本への帰途、空港のラウンジではセルフサービスで生ビールが供されていました。




もちろん「シュワー~」と注いでみましたよ。

お疲れ!!とグイっといったのですが、、、、、、、、飲みなれない味、です。

全体として薄味の中に、プレミアムモルツのようなホップ系の甘さと、一番搾り的なコクが「加えてある」という感じ。

正直、個人的には苦手な味ですが、皆さんおいしそうに(何杯も)飲まれています。

銘柄は、恐らくグラスに書いてある「kloud」というのでしょうか、自宅戻ってから調べてみました。

この「kloud」、なんと韓国はロッテのビール
韓国でビールと言えば(ウチでも扱ったことのある)CASSやHITEなどが有名ですが、そこにあの巨大企業のロッテが割って入ったもの、らしい。

名前もビールの泡や今はやりのITを連想させる「Cloud」の頭文字のCを、韓国の代表ということでKoreaのKに変えて、というようなので、そりゃ気合が入っています。

それだけに人気もあるようで、(日本語の)ネットでのビール紹介記事などを見ても好意的な表現が多いですね。


ビール発酵原液に水を混ぜないドイツ正統のオリジナルグラビティ工法で作った黄金のビールとその上に雲のようにふわりとした泡。クラウドの人気は豊かな泡と味を誇る製品力が基盤になっているという評価が多い。
(略)


クラウドは「水を混ぜないビール」という点を強調している。ビール発酵後、原液に水を混ぜないで発酵液をそのまま製品として出す。カス・ハイトのように清涼感を基本とするラガービールでありつつも、味が濃くてホップの香りが強く余韻を残すエールビールの特性まで備えた


水を混ぜないビールって、、、、、つまりCASSやHITEは混ぜているってことでしょうか?


こちらは2014年から発売された、割と新しいビールです。
こちらは人気のあるビール達を抑えつつあるかなり人気の高いビールです。
100%モルトビールで、厳選されたドイツをはじめとしたヨーロッパのホップと酵母を使用し作られました。
(略)
かなりの大ヒットした商品です。
泡がきめ細かくコクの深いビールです


さて、これまでほぼ2社でシェアを独占してきた韓国ビール業界でしたが、最近ロッテがクラウド(kloud)という麦芽100パーセントの自社ビールでもって、ビール業界に参入し話題となっています。ハイトやカスと違い、苦味があるビールらしい味が特徴。


苦みや香り、コクという意味で評判のようですが、ファーストインプレッションのように、ベースがやっぱ薄いので、どうしても違和感を感じちゃいますね。

まだ韓国って足を踏み入れた事はないのですが、旅行に行った人とかに聞いてみたいなぁ。



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醪糟蛋花? 酒釀湯圓加蛋? 鶏蛋醪糟? 中国の甘酒料理(点心?)

2019-08-17 12:38:41 | 甘酒党宣言
                          

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昨日に引き続き、またもや前言撤回?です。



先週土曜にご紹介した、旅先での、甘酒に溶き卵を流したような料理。



再掲


「4文字で、「米」とか「卵(か鶏)」とか「米」とかがあった気がするけど、、、、、かなりあやふやな記憶ですね。」



と記しましたが、戻ってから調べると、実は結構有名な料理らしく、ホームページ上にも色々ありました。


ただ、その名前なども色々なんですよね。
見ていきましょう。


①甘酒と卵のスープ(甜酒冲蛋)

甘酒(中国甘酒)と卵のスープは湖南の特色のある軽食。白い米と黄色卵を合わせた色合いは綺麗で、寒い冬に飲むと、気持ちまで暖かくなる。

⇒「蛋」ってピータン(皮蛋)の蛋ですね。「卵」ということでしょう。




②醪糟蛋花?

中国でも甘酒はよく食べられています。醪糟(Laoz?o)、もしくは酒?(Ji?niang)と呼ばれ、、、

⇒上のものと「蛋」の字だけ一緒ですね。甘酒の中国名が出ているのはありがたい。



③卵入り甘酒白玉しるこ(酒釀湯圓加蛋)

卵入り甘酒しるこ(酒醸湯圓加蛋)は、かき玉入り甘酒、卵酒のような風味、こちらは温かい状態でいただきます。


⇒これは白玉入りなのでちょっと違いますが、恐らく白玉=湯圓なので、「酒醸加蛋」で卵入り甘酒なのでしょう。



④甘酒ロンガン卵スープ(酒?桂?蛋)

⇒おっと、これは②での甘酒「酒?」がそのまま使われています。



⑤酒??蛋

⇒これはwikiの中国版?「baidu百科」にあったもので、作り方なども出ています(が中国語なので、、、)



⑥蛋花醪糟
とろみ卵入り甘酒


⇒なんと食べログ「上海」のとあるお店のメニューに出ていました。
前半「蛋花」は卵で、後半の「醪糟」は甘酒。なんとなくパターンが整理されてきましたね。


⑦鶏蛋醪糟
卵とクコの実が入った甘酒。日本の甘酒ほど甘くなくてサッパリ飲めます。水分量が多いです。こちらも水分とミネラルが不足した体にはピッタリ。お米のつぶつぶ食感も変化があるし、クコの実の酸っぱさがアクセントに。

⇒これはどなたかの旅行記。たぶん、自分が食べたものもこの名前だったような気がします。


と、いうことで、思い出せた気もするのでこれでおしまいにしますが、実はこれが「料理」なのか「デザート」なのか、も色々あるようですね(いわゆる「点心」なのかなぁ)。




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注ぐ側ではなく、もちろんカネゴンでもなく、飲む側の酒器でした。「爵」

2019-08-16 10:20:51 | 酒の道具など
                          

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すいません、前言撤回です。



一昨日、昨日と「耳杯」について触れる中で、そこで「(漢代の耳杯が出てくるまでの)青銅器時代の展示には飲む側の酒器は見当たらなかった」と記しました。



その後、この頃の酒器について調べていると、実は展示されていた
のものは飲む側のもの(杯)
だということが判明しました。





カネゴン系、とでもいうのでしょうか。
ウルトラマンとかの怪物みたいな形状です。

名前は「爵(しゃく)」
高さが30cm近くあったし、大きさもカレーとかを入れるポット(グレービーボート【gravy boat】というらしい)に似ているので、お酒を注ぐ側のものだと思っていましたよ。


でも、なんとwikiにも出ているくらいの有名なものらしい。

爵(しゃく) - 温酒器、飲酒器。中国の青銅礼器のうち、もっとも早くに出現したものである。二里頭期から作例があり、殷代に盛んに作られたが、西周時代になって作例が減り、西周後期には消滅する。くびれのある胴に三足がつき、把手(?)を有し、口縁部は非対称形で、「流」という樋状の注口と、その反対側にバランスを取るための「尾」という三角状の突起がつく。「流」の付け根付近に「柱」という2本の短い棒状のものを立てるのが通例である。「柱」の用途は、ここに何か布状のものを掛けるためと思われる。底部に煤の付着したものがあることから、実際に温酒に使用されたことがわかるが、飲酒器としての意味合いもあったとされる(当時信仰されていた神は、爵を用いて酒を飲むと考えられていた)。爵には大型のものはなく、高さは十数センチから二十数センチ程度のものである。このことは、爵は儀式の際に人が実際に手に持つ器であったことを示唆する。


「酒を温める」と「飲む」を兼ねていたようです。
インスタントラーメンを小鍋で作ってそのまま食べるという、「男おいどん」みたいな感じですね(古い!)。


なお、別のネット情報によれば、なんでもこの爵、皇帝が勲功に対し位を授ける際に与えたようで、伯爵や侯爵などの「爵位」の「爵」はここから来ているらしい。


いやぁ、勉強になります。




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