元農協職員Dの儲かる百姓への道

元農協職員が東京都立川市の農家で修行後、伊勢の国三重県にUターンして儲かる百姓になるまでを書くブログです。

余計なものは削って良いものを伸ばす

2020-07-29 20:16:16 | カラシナ
今日は収穫、開店、キャベツとブロッコリーの種まきを終えてから、午後は美容院に行きました。

初めて行ったお店で、出会った方に今日はとても大切な事を教えてもらいました。

ヘアカットは現代風でツーブロック、なんて注文しちゃう私ですが、今日の美容師さんは違いました。

美容師「んー、それだとオニイ(お兄)になりますよ」

私「なるほどー。実はよくパーマかけた方がいいって勧められるんですが、キャップかぶるのでパーマなんかかけたくなくて、いつもこうやって注文してます」

美容師「それなら、削るとこ削って良いとこをいかした方が良いですよ。このしっかりした髪質ならではの切り方が出来ますよ」

出来上がってビックリ。
すごくシンプルで刈り上げだけど落ち着きのある清楚な感じになりました!

後で知ったんですが、実はこのお店、パーマが自慢だったんです(笑)

なのに、お客の声を聞きつつ、お客の髪質に合わせてそれを表現してみる凄さ!

お陰ですごいその美容師さんから自信をもらったし、信頼が生まれました。

さらに、帰り際にはリクエストがあったらまた言って下さいとの一言。

やっぱりこうやってお客さんの好みを聞いていくと、ファンがしっかり付くらしく、どうやら人気者の美容師さんでした。

私も八百屋の端くれとして、お客さんに答えられてるのかなあと思案しているところ。

☆★☆

あと、削るとこ削って…の部分は農業の経営にも活かせていなくて、

少量多品目だから手間がかかって儲からない→お店続けてても儲からない

なんていう勝手なシナリオはやめて、一つ一つムリムダを書き出していこうと思います。

他人がやった成功例で儲かるよりも、自分がゼロから作り出したお店で儲かる方が絶対に幸せだと思うので信じて頑張りたいと思います。

感情論ばかりですので、早々に書き出しにかかります(汗)

↓以下、カラシナの種取り。無事に美乃久さまに買い取り頂けることに!ホッ。










今日も1日お疲れさまでした。
だいこーより。



メインとその他

2020-07-22 21:45:14 | 日記
今日も農協さんに経営の相談。
もう秋作に入っているので、頭の整理しなきゃです。

結論としては、

①顧客(一般客、レストラン、スーパー、卸など)が望むモノを作れるようになること

②①を量的・品質的に安定供給できるようになること

これが、売上(単価×収量)につながる訳です。

主になる野菜は、変わらずホウレンソウ。
学校給食向けとスーパーの産直向け。

他の品目は徹底的に絞って、自社直売所のみに回します。

市場は、定期的に卸せば買い取り先(スーパーなど)の置き場を確保できるなど信頼をつかめる可能性があるとのことですが、

今の私の技術力(質的・量的)にとても厳しいので、まずは徹底的にホウレンソウを作りまくりたいです。8月下旬蒔きは確実に押さえたいところ。

一般客と触れあえる他品目の栽培は、家庭菜園の延長的に楽しんで栽培できるといいな。


今日も1日お疲れさまでした。
だいこーより。

経営の分岐点

2020-07-17 22:03:58 | 人参
今日は県の普及センターの方々と、農協さんと三者で打ち合わせ。

《結論》
①ヒト、モノ、カネ、時間のコスト削減に取り組むこと
②足らないものは補って、必ず売上につなげること。
→人手不足ならパートでもバイトでもボランティアでも助けてもらうこと
③選択と集中
→直売所の経営力向上、野菜栽培の技術向上、どちらをとるのか?、またはバランスをとっていくのか?
まだ今ならどっちにも進める。

自分の力+αで出来ることを見極めて、反収を上げていけるように。

不透明な時代だから、何が正解かは分からないけど、持続的な経営をしたいものです。

8月、9月は色々見直しの期間にします。
↓にんじん播種(アロマレッド、ベーターリッチ)


今日も1日お疲れさまでした。
だいこーより。

頭の整理

2020-07-09 20:24:52 | 心身のコントロール
立て続けの雨でろくに畑に入れず、毎日の収穫物も売上がイマイチ。

売れ残りの野菜やどんどん生えてくる雑草の処理が追い付きません。

ましてや、田んぼはほとんど見に行けていなくて畝刈りも祖父にしてもらう始末です。

畑は作付けする部分だけではなくて、境目や端っこ等の管理も求められます。
なんといっても、綺麗な畑でしか良い作物は出来ないんです。

作業場も5Sが全然出来ていなくて、毎日過ごすのがやっとです。祖父も田んぼや畑に出れるのは恐らくこの夏まで。

2018年9月に開業してもうすぐ丸2年。
走り続けてきたので、ちょっとここらで少し足を止めてみようかと思います。

自分が対応出来る範囲はどこまでなのか?
出来ない部分は一旦やめてみて、整理出来てから取り組むのでも遅くないかと思います。

特に6~8月の農作業は自分の体調にかなり負担になっているようなので、この時期は作付を減らしてみるのもありなのかもしれません。

他にも、台風の時期である9~10月もリスキーな時期です。

少しずつうちの直売所のリピーターさんも増えてきた中で、まつぼっくりブランドを大切にしてどのように販売するのが良いのか?

こういうときは、うちの経営理念。

「農作物をつくるコトを通して、お客さんとワクワクするコトを共有し、困っているコトに向き合う」



今日も1日お疲れさまでした。
だいこーより。

6月の売上

2020-07-01 21:15:41 | 日記
先月は売上目標を高めに挑んだものの、5月までの疲れをとらないままなだれ込み、

梅雨時期の心身の乱れ(自己管理不足)もあって、ちょこちょこ作業を休んだ結果、売上は52万円でした。

丸っと休んだのが3日で、平均8時間労働とすると、27日×8時間=216時間

時給2,407円。

これは祖父の農作業サポート、母と妻の直売所販売サポートがあっての数字だし、所得換算にしたら最低賃金以下かと。

年に一番の繁忙期でこの数字なので、まだまだ売上アップ、コスト削減の余地はあるようです。

近くのスーパーに委託販売してるものを、うちの直売所販売にどんどん寄せるようにして単価を上げつつ配送コストを削減したり、

収穫適期を逃さず(廃棄ロスをなくして)出荷するための計画的な栽培計画をしたり。


7月はとにかく収穫をしっかりやって、秋冬野菜の栽培計画を綿密にしたいと思います。

今日も1日お疲れさまでした。
だいこーより。