昨年9月にUターン就農して以来、なかざと農園さんの畑の土や環境との違いに遭遇してきました。
まずは土の違い。
黒ボク土と山土では、水もち・水捌けの良さやフカフカ具合(粘土質の多さとか)などの物理的な違いが大きいですね。
作物がしっかり根が張れないので、養分や水分を吸えなくて作物が大きくならない。
耕しやすさも違うし、水を人工的に与えないといけない(うちの畑は井戸が掘っても出ない)ので労力がかかります。手間もお金もかかります。
次に、気候が違います。
三重は風が強い、湿度が高い。
桜前線がずれてる。まだまだ咲かない。
だから、モノマネだけじゃ良いものは作れません。そんなの当たり前やん、なんだけど体感できてる今日この頃。
東京でやったみたいに耕して、種蒔いて、苗植えて、何となくやってみても、良いものは作れません。
わざわざマルチしなくても、高畝にしてワラ敷いた方が成長が良いし、
わざわざ高級な支柱を買わなくても、背の高い作物を植えたり、竹や杭を使えば強風に耐えられる環境を作ることができます。
トンネルやマルチを使って、一見「現代風」に頑張ってますが、青二才丸出しです。
そんな中で、焦りがちで不安性の性格からもっと畑を確保したくて、最近色んな方々に伺ってますが、実力を示すかのように良い返事は得られず。
野菜の売り方にこだわるのも良いですが、ちょっと腰を据えて生産基盤を整えた方が良さそうです。
↓記憶用の失敗作
一歩ずつ前へ。
今日も生きてるだけで丸儲け。
だいこーより。