Raphael 11/1 Live 2016「悠久の檜舞台」第弐夜 黒中夢 at Zepp Tokyo

Raphael 11/1 Live 2016「悠久の檜舞台」第弐夜 黒中夢 at Zepp Tokyo
SET LIST
SE.シナゴーグ前奏曲〜第2楽章〜ホ短調
1.小夜曲〜悲愴〜
2.follow you
3.人間不信
4.症状1.潔癖症
5.吟遊詩の涙
6.Sweet Romance
7.「…」〜或る季節の鎮魂歌〜
8.花咲く命ある限り
9.Ending〜華弦の月〜
10.49
11.症状3.XXX症
12.僕と「僕」
-Drum Solo-
13.秋風の狂詩曲
14.拝啓ナーバス
15.Cadenza
16.lost graduation

EN1
17.Love story〜悠久の四重奏〜
18.eternal wish〜届かぬ君へ〜

EN2
19.タッチ
20.White Love Story
21.Evergreen
22.夢より素敵な
-メンバー挨拶-
END EOLL-夢より素敵な-

　Raphaelの解散ライブに行ってきました。聴きたい曲が全て聴けた訳では無いんですけど大好きな症状3.XXX症、花咲く命ある限り、夢より素敵な、lost graduationが聴けたのは嬉しかったです。新曲は俺のドツボにハマったEndingは勿論2曲とも良かったし、今までライブで聴いた事なかった症状1.潔癖症、タッチ、僕と「僕」も聴けて良かったです。

　何か色々エピソードはあると思うんですけどラスト2曲のEvergreenと夢より素敵なが楽しすぎた事と最後の皆のMCで泣きすぎてあまり覚えてないんですよね。本当ラスト2曲は楽しすぎた。YUKIとYUKITOは縦横無尽に動いて色んなメンバーと絡んだり、ギター陣は皆で横に並んで笑顔で演奏したりステージに立ってる場面を観たりとメンバーが心の底から楽しそうだなというのがひしひしと伝わってくる感じが非常に良かったですね。熱いステージとかカッコいいステージはよく見かけますが楽しそうな雰囲気は去年のルナフェスに匹敵するものがあったと思います。

　そんな雰囲気の後での最後のMCが続く訳ですから寂しさが半端無かったです。YUKI、YUKITO、HIROのMCも勿論ですがサポートメンバーの挨拶も涙なしでは見れませんでした。咲人やマニュピレーターのとっきーの2人は泣きながら挨拶してましたからね。彼等のRaphaelへの愛情の深さを垣間見れた瞬間でしたね。

　Raphaelメンバーについては他のブログやTwitterで多く触れられてると思いますので俺はあえて美月について触れようと思います。彼を観るのは去年のSadieのワンマン以来でしたね。今日いるメンバーだと1番触れる機会の多いメンバーですので美月が出てくるとどうしても彼を追ってしまう事が多くなってしまいましたね。最初に登場したのは49からでしれっと出てきましたね。煽りループ曲なだけに彼の18番のデスボイスが炸裂してました。YUKITOと交互に叫んでる姿が印象に残りましたね。もしかしてこのデスボイスと煽りだけではけちゃうのかなとか思いもしましたがその後の症状3と僕と「僕」も演奏に参加してました。2曲ともSadieには無いタイプの曲なのでどうかなと思って見てましたが卒なくこなしてましたね。Evergreenでは珍しくギターソロまで披露してました。

　そしてYUKIが美月について紹介した内容が美月が2012年にRaphaelが復活した時に熱く語っていた事や毎年華月の命日の時には華月に触れていた事、そして美月という名前の月の部分は華月から取ってるという事まで話してた時にめっちゃ泣きました。毎年Raphaelについて書いてた事を知ってた身としては競演するだけでなく華月への思いもRaphaelメンバーやファンの方々にまで伝わる場面が観れて本当に良かったです。後は命日や誕生日の時は華月と名乗って欲しいとまでお願いされてましたね。

　Raphaelメンバーについても軽く触れておきますかね。YUKIは症状3の後にメッチャ号泣したかと思えばアンコールで咲人にキスを迫るお茶目な部分も見せる等相変わらず色んな1面を見せてましたね。とは言え美声は最後までブレず小夜曲、Ending、タッチ辺りではヘドバンしながら力強い歌声を聴かせてくれる等安定の歌唱力の高さを見せつけてくれました。HIROもあれだけ激しいドラムを叩きながらコーラスもこなす器用さは流石だなと思いました。余談ですがMCも含めて彼の声が個人的には結構好きです。

　そしてYUKITO。音楽人生最後のステージという事もあってか気合の入った演奏を見せてくれました。人間不信のソロからのシャウトもカッコよかったし他のメンバーとも積極的に絡んでました。個人的にはeternal wishの最後のサビでYUKIと横に並んで歌う姿が1番印象に残りました。

　華月という絶対的な存在を失いながらも復活をとげ最後まで素敵なライブを見せてくれたRaphaelのメンバー、サポートメンバー、関係者の方々には感謝の一言しかありません。華月が亡くなった後に知った身ではありますがラストライブを見届ける事が出来て良かったです。そしてRaphaelというバンドを好きになって良かったと心の底から思ってます。19年間お疲れ様でした。YUKI、YUKITO、HIROの3人のこれからの幸せを心から願ってます。

　こんな感じでレポ終了です。参戦された方々お疲れ様でした。レポ読んでくれた方々ありがとうございました。