いよいよ、映画の公開が間近になって盛り上がってきましたね~!
世界中を不眠に陥れたという本書の噂は、随分前から聞いていたのですが、なかなか読む機会がなく、ずるずるとここまで待ち、やっとのことで読み始めたのですが・・・。
夜11時くらいに読み始めて、読み終わったのが朝の4時。私もまさに「不眠」状態でした
これから読もうと思われている方は、読み始める時間を考慮された方がいいですよ。とにかくすごいスピードで物語が展開していくので、息をつく暇がありません。続きは明日にしよう・・・と思っても、なかなかやめられないのです。
「事実は小説より奇なり」という言葉がありますが、本書はまさにそんな感じです。私たちが常識だと思っていたことが次々と覆るので、どこまで本当の事を書いてるの?と信じがたく思うのですが、本の一番最初の扉の所に、「この本における芸術作品、建築物、文書、秘密儀式に関する記述は、すべて事実に基づいている」と書かれているので、やっぱり本当なの!?と再度驚くことになります。
西洋史やキリスト教について、詳しい知識のない私でも、おお!と思う所がたくさんありますので、欧米人だったらもっとショックを受けるのではないでしょうか。それが「世界中を不眠」にさせた所以でしょうね。
本書は、歴史的な事柄もさることながら、暗号を解く過程もまた興味深かったです。私は暗号に関する知識は全然ありませんが、暗号を解析していく部分は、ドキドキしながら読んでました。こういう学問があること自体、全然知らなかったので、自分でも勉強してみたくなりました。
それとストーリーの方ですが、「ミッション・インポッシブル」ばりのサスペンス的展開はすごいです。パリ・ロンドンと場所を替えつつ、主人公二人が逃避行をしますので、サスペンスの好きな方にもお薦めです。
ただし、残念なことが一点。主人公二人のキャラクターが、どういう人物なのか最後までよく分からず、話にのめり込みにくい部分がありました。ストーリー展開に追われて、そこを描き切れなかったのは、ちょっと勿体無い気がします。
もうじき、映画化されますが、映画にするとこういうサスペンス的ドラマチックな展開は、見栄えがするでしょうねー。
ラストの不自然なハッピーエンドもこういう理由ならわかりますし。
そして何より、私のような絵画をよく知らない人間にとっては、映像で見た方が、きっと分かりやすいと思うんです!
映画化が待ち遠しいです
ダン・ブラウン「ダ・ヴィンチ・コード」
世界中を不眠に陥れたという本書の噂は、随分前から聞いていたのですが、なかなか読む機会がなく、ずるずるとここまで待ち、やっとのことで読み始めたのですが・・・。
夜11時くらいに読み始めて、読み終わったのが朝の4時。私もまさに「不眠」状態でした

これから読もうと思われている方は、読み始める時間を考慮された方がいいですよ。とにかくすごいスピードで物語が展開していくので、息をつく暇がありません。続きは明日にしよう・・・と思っても、なかなかやめられないのです。

「事実は小説より奇なり」という言葉がありますが、本書はまさにそんな感じです。私たちが常識だと思っていたことが次々と覆るので、どこまで本当の事を書いてるの?と信じがたく思うのですが、本の一番最初の扉の所に、「この本における芸術作品、建築物、文書、秘密儀式に関する記述は、すべて事実に基づいている」と書かれているので、やっぱり本当なの!?と再度驚くことになります。
西洋史やキリスト教について、詳しい知識のない私でも、おお!と思う所がたくさんありますので、欧米人だったらもっとショックを受けるのではないでしょうか。それが「世界中を不眠」にさせた所以でしょうね。
本書は、歴史的な事柄もさることながら、暗号を解く過程もまた興味深かったです。私は暗号に関する知識は全然ありませんが、暗号を解析していく部分は、ドキドキしながら読んでました。こういう学問があること自体、全然知らなかったので、自分でも勉強してみたくなりました。
それとストーリーの方ですが、「ミッション・インポッシブル」ばりのサスペンス的展開はすごいです。パリ・ロンドンと場所を替えつつ、主人公二人が逃避行をしますので、サスペンスの好きな方にもお薦めです。
ただし、残念なことが一点。主人公二人のキャラクターが、どういう人物なのか最後までよく分からず、話にのめり込みにくい部分がありました。ストーリー展開に追われて、そこを描き切れなかったのは、ちょっと勿体無い気がします。
もうじき、映画化されますが、映画にするとこういうサスペンス的ドラマチックな展開は、見栄えがするでしょうねー。

ラストの不自然なハッピーエンドもこういう理由ならわかりますし。
そして何より、私のような絵画をよく知らない人間にとっては、映像で見た方が、きっと分かりやすいと思うんです!
映画化が待ち遠しいです

ダン・ブラウン「ダ・ヴィンチ・コード」
TBさせていただきました。
この作品は、先に映画を観てから、原作小説を読んでいます。映画も面白かったですが、様々なうんちくが満載の小説のほうが、やはり何倍も何十倍も面白いです。ただ、Yuhiさんがおっしゃてる通り、映像で観たほうがわかりやすいのも確かでした。場面場面をビジュアルで思い返すことができるのも映画のいいところです。
映画を観て予備知識を得たので、現在は、小説で深いところまで理解を深めようと熟読しつつ、楽しんでいるところです。
あと、ネット上の様々な情報を検索して読むのも楽しみになっています。
しばらく楽しめそうです(´ー`)
私の方からもTBさせて頂きました。
実はまだ映画の方は見てないんですよ~。
公開されたら、すぐに見るつもりでいたのに・・・(^^ゞ
やはり、うんちく面では小説、ビジュアル面では映画の方が面白いといったところなんでしょうねー。
近い内に絶対に見に行こうと思ってます。
Brillatsavarin様のブログ、すごく興味深く読ませて頂きました。
仰る通り、「歴史の真実」というのは、結局のところ誰にも分からないし証明できないですよね。
あくまでも「最も可能性が高い」「その方がつじつまが合う」といったくらいで・・・。
文献だって、どこまで信用できるか分からないわけですし。
だからこそ、色んな仮説が成り立つ余地があるわけで、そこがまた面白いのですが。
TB&コメント、どうもありがとうございました!
また是非遊びに来て下さいませ。
次回は、「ダ・ヴィンチ・コード」の前作の「天使と悪魔」も映画化されるそうなので、先日早速ゲットしてきました。上中下3巻セット。
時間を確保してから読み始めるつもりです♪
小夏さまのおっしゃる通り、活字って本当に優れていますよね~。
映画版を見たから言える実感かなと思います。
「天使と悪魔」という話は、私も未読なのですが、何を題材にしてるのですか???
こちらも映画化とは、興味深いものがありますね!
また是非遊びにいらして下さいませ。
最後の晩餐に、そんな読み方ができ、ダビンチが知っていたというのは。
ダビンチが謎かけたというより、古くからの隠された謎だったのでしょうね。
キリストを描くのはいろいろ物議をかもすものです。
直接、顔を捉えないものが姿を映し出したり、はたまた内面の苦悩にスポットを当てたり、人間性を前面に出したりと、時代と共にうつろいでいます。
コメント、どうもありがとうございます!
「ダ・ヴィンチ・コード」に限らずですが、自分の知らない謎を知るのは面白いですよね。
特にキリスト教については、よく知らなかったので、こういう話もあるんだなーと面白かったです。
シリーズ一作目であるそちらでキャラクターの紹介がなされているので、いきなりこちらを読むと戸惑う部分もあったのではないかと思います。
まぁ解説本の類は沢山出ましたし、何よりも映画版が格好の手引きとなるので、これからという人は楽なのかも知れませんけれど。
しかし、そちらの作品で、キャラクターの紹介がなされていたなんて、全然知りませんでした!
教えて下さって、ありがとうございます~。
ますます、読まなきゃという気になってきました。
基本的にこういう話は大好きなので、今後も読んでいきたいと思ってます。
また是非色々と教えてくださいませ~。