Yuhiの読書日記+α

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シンデレラマン

2006年06月10日 10時20分22秒 | 映画(さ行)
ラッセル・クロウ主演の実在のボクサー、ジミー・ブラドックの半生を描いた作品。

手を痛め、半ば強制的に引退させられたジムは、家族を養うために日雇いで仕事をするが、なかなか思うようには稼げない。
徐々に生活は困窮し、電気すら止められる始末・・・。家族が一緒に生活する事だけが生きる支えとなっていたジミーは、プライドを捨てて昔のボクサー仲間を訪ね、お金を借りるのですが・・・。

元々、「シンデレラマン」のタイトルからも想像できる通り、アメリカン・ドリーム的な作品なんだろうなという予測はあったので、後半部分のボクサーに返り咲いて以降の話には、思った程の感動はなかったのですが、昔の仲間にお金を借りに行く所や、何の為に戦うのか?と問われ「ミルク」と答える所などは、家族との絆を感じさせ、確かに泣けますね

あと印象に残ったのは、ジミーのマネージャーのジョー。ジミーの奥さんがボクサーに復帰させようとしているジョーの元へ怒鳴り込みにいったら、家財道具が全然なかったのです。なんとジミーのトレーニング料を払うために全て売り払ってしまっていたのです。このシーンにはジーンときましたね。
こんな風に支えてくれる人が周りにいるというのも、まだまだ捨てた世の中じゃないなーと思えました。

何にしても、一度はどん底にまで落ちたのに、再びチャンスをものにし、見事にチャンピオンに輝くというのは、希望を与えてくれていいですね~




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2 コメント

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自分の拳に希望を賭けたブラドック (zebra)
2013-04-14 19:40:47
シンデレラマンみました。

ブラドック自身 家族のみてないところで 悔し涙ながしてたでしょうね。 厳しい不況に あまりに力の無さに。

 拳を痛めてたため精彩を欠いた試合になったことでボクシングライセンスを剥奪される悔しさ

 港湾労働の船の荷物運びの仕事や 
本当は 恥ずかしいからやりたくなかったはずなのに 子供たちの約束のため お金をカンパしてもらったり 国の緊急救済に足を運んだり アパートの電気を止められたり 子供が風邪を引いても 治療できない家計。

  最悪のケースで 路上で身寄りもなく飢えと寒さで孤独死した光景を見たりもした・・・

近所の人が家族が親戚に移ったりしたとき子供たちに約束したこと
 「約束する!おまえたちを どこにもやらん! 家族いっしょだ」

 奥さんとのやりとりでも
「オレは子供たちに 約束したんだ。 どんな困難な事になっても よそへはやらんと それを破ってしまったら 子供たちに背を向けることになる。 そんなことはオレには できん!!」

 
 それらの苦難をマネージャーが持ってきた 復活試合をきっかけに乗り越えたブラドック


彼の子どもたちには 威厳あるオヤジの背中に見えたはずです。

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>zebra様 (Yuhi)
2013-04-14 23:02:52
こんばんはー。コメント、ありがとうございます!

シンデレラマン。随分と昔に見た映画なので、中身はかなり忘れてしまっていますが、どんな大変なときでも、信念を貫いて、見事に立ち直る姿は、感動的ですよね。
彼の子供たちにも、きっと伝わったと思いますよ(^^)

今のご時勢、不景気だし明るい未来なんて、全然想像できないけど、頑張っていれば、いつかは光明が射すって、私も信じたい気持ちです。
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