穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
→新章開始!ありがとう!

スイートプリキュア♪ 第35話「ジャキーン!遂にミューズが仮面をとったニャ!」

2011年10月16日 | スイートプリキュア♪感想
【今週のCM】

初っ端から自重しないCMが連打連打連打。



謎の娘さんがゴリゴリと動く!
謎の娘さんが空を飛ぶ!
謎の娘さんが全力で殴る!

メロディさんも謎のコスプレ着衣。
クレッシェンドキュアメロディだそうです。
放っておくと、どんどん音が大きくなっていく。うざい。

Blu-rayも発売予定。



メロディさん:
 「これを見なきゃ女がすたる!」

きょ、脅迫か…。
女児様が恐慌状態に陥ったらどうしてくれる。
大変!見なきゃ女がすたってしまう!!

■スイートプリキュア♪ 第35話「ジャキーン!遂にミューズが仮面をとったニャ!」

前回、あと一歩と言うところまでメフィスト様を追い詰めたメロディさん達。
絶対に許せない。何があろうと、絶対に許せない。
しかしミューズさんが立ちはだかり、メフィスト様をむざむざ討ち逃してしまいました。
絶対に許せない。何があろうと、絶対に許せない。

北条さん:
 「どうしてミューズはメフィストを庇ったりしたんだろう?」
黒川さん:
 「ミューズには何か事情があるんじゃないかしら」
 「私もそうだったから…」
南野さん:
 「そうかな?そんな風には見えないけど」

南野さんはかなり懐疑的。
黒川さんも背筋が冷える。この子ら、私のときもそんなことを…。
あの時交わされた「もうセイレーンはダメだよ」「絶対に許せない」な会話を聞かせてあげたい。

そうこうしている内に、メフィスト様が再びやってた。
彼の音譜回収能力の高さはずば抜けています。
あっという間に残りの音譜も集まって行く。どうするメロディさん。

無い知恵絞って悩んだおかげか。
ふと、メロディさんは気がつきました。
あれ?メフィストって、耳に何かをつけてるような…

メロディさん:
 「ちょっと待って」
 「エレンの心を悪に染めたヘッドフォンを、メフィストがしているってことは」
 「メフィストも何者かに悪に染められているのかもしれない…」
 「本当の敵は、メフィストじゃない…?」

コペルニクス的転回。メロディさんのトンデモ理論は、しかしながら説得力が。
気がついてしまえばなんてことは無い。メフィストは、操られている!
どうして今まで気がつかなかった。アフロディテ様が黙ってたからか。そうか、真の敵は、奴か。



メロディさん:
 「殴ろう」

固い決意を元に、メロディさんはしみじみと拳を握る。

メロディさん:
 「あたしたちはメフィストと、戦うわけじゃない」
 「メフィストを操る悪の心と戦うの」
 「プリキュアは何のために戦っているのか…、全ての幸せを守るためだと思う」
 「それはメフィストが相手でも変わらない」

言い方を変えただけで、やることは「殴る」です。
ビートさんも背筋が冷える。この子ら、私のときもそんなことを…。
こうして「悪の心を倒す」という謎の言い換えにより、即座に超必殺技が発動。くらえ!メフィスト!!

されどメフィスト様も漫然と闇に還されるわけにはいかない。
謎能力で巨大化すると、メロディさん達を追い詰める。
実は弱いんじゃないかスイート組は。追い詰められる展開が多いです。まるでSS組みたい。

それを横から見ていたミューズさん。
「プリキュアは何のために戦っているのか」。主に怒りに突き動かされてですが、メロディさんらの言葉を噛みしめる。
プリキュアさんは悪の心と戦ってる。だからあの人を殴っても、あの人を殴ったことにはならない。悪の心を殴るんだ!



ミューズさん:
 「もうやめて!」
 「パパ!!」

お姉さま方、唖然。敵を、パパと呼ぶなんて!
そんな悪い子は絶対に許せな…あ、月光さん。
一瞬脳裏によぎった怖い人の存在に、ようやくメロディさん達も冷静に。え?パパ?



ばっ!

いきなり洋服を脱ぎ棄てて、ミューズさんが正体を露わに。
ブーツまで脱ぐなんて…。恐ろしい子…。
ついに現れたその実態は



オレンジさんでした。

全身タイツに仮面、その上喋らない。
それだけでも充分に病的な変装だったのに、ウィッグや底上げブーツまで使っていたなんて。
メロディさん達がいかに信用されていなかったかがよく分かります。
決め台詞が「絶対に許せない」の人たちに、「実は敵の身内です」なんて言えるわけが…。

変装も苦労したんでしょうね…。特徴的過ぎるプリキュアコスチュームが憎い。
オレンジを隠すために色々工夫して、パーツを外せないかとか上着を着られないのかと足掻いて。
ああでもオレンジのヒラヒラがすぐに飛び出る!バレる!いっそ脱げないのかこの服!とか格闘して。
多分、変身後に強制装着されるので、プリキュア服は着替えられないんでしょうね…。呪いの装備か。
結果、行きついた先は全身タイツに押しこんでマントでガード。涙ぐましい。

泣けることに。
結果論的には最初から正体を明かしていた方が話は早かった。
オレンジさんの姿を見たメフィスト様は、即座に正体を看過。

メフィスト様:
 「アコ……?」

再度、お姉さま方は唖然。なんでいきなりアコさんの名が出る。
メロディさんを去就するアコさんとの思い出の数々。
なんてことだ。今まで彼女がどんな目で自分たちを見ていたことか。
正体バレ切ってるのに隠してるとか、わたわたしてるとか、凄く間抜けな痴態を晒してしまってた。

ミューズさん、メフィスト様、そして遠くから見ているアフロディテ様らが状況を把握する中。
ぼんやりと立ち尽くすしかないメロディさん達。やがてメフィスト様はもがき苦しんで去って行きました。
最初から正体を打ち明けていれば、半年前に決着がついていたかもしれないのに…。
まるで「待ち合わせ場所を勘違いしていた」ことに気がつかず、延々と1年も冷戦していた誰かさんのようです。
同じものでも見方によっていろいろと変わる。だけど言うべきことは早く言っておかないと、厄介なことになる。

がっつりと事態をこじらせてしまいましたが、ようやく自白したミューズさん。
次回は「絶対に許せない」が信条の娘さん達による尋問です。
いくらアコさんが気丈とはいえ…、プリキュアのお姉さん3人に囲まれて詰問とか、恐ろしくて泣ける。。


(左画像)
スイートプリキュア♪ [2012年 カレンダー]

(右画像)
プリキュアオールスターズDX the DANCE LIVE(ハート) ~ミラクルダンスステージへようこそ~ 【DVD】


「同じものでも色々な見方がある」というスイートさんのテーマ。
確かに正しいとは思うけど、「何が正しいのかさっぱり分からない」ので物凄く不安になるのも事実。
本当に味方か分からないメイジャーランド、正体不明のミューズさん、情報が流出することを逆手にとって虚実を流す等々、徹底して何から何まで信用できない。

でもビートさんの「自分自身のビートを信じる」に始まって、「見方は色々あるにせよ、だから正しい方向に導こう」という展開はすっきりする。
メフィスト様は真の悪ではない。が、だからといって悪のままで放置してよいわけでもない。
見方はいろいろだから、あのまま蛤をつけたままでもいいよね、とはならない。
もうすぐ映画も公開ですし、全体を貫くテーマもようやく落ち着いてきたかも。

【来週のプリキュアさん】

アコさん:
 「どうしたら昔の優しいパパに戻ってくれるのかな??」
南野さん:
 「亜子ちゃんが思いっきり叫べば、絶対お父さんの心に伝わるよ」

「叫べ」って、それは今まで黙っていたことへの当てつけか。
平然と「うん!」と返しているアコさんもタフネス。
こんなギスギスした空間には、一緒に居たくないです。

【今週のくどまゆ】



どんどん訳のわからない演じ分けの世界に入って行ってる…。
ミミー。ファファー。どどー。

【今週の完璧】

…ブルンがいれば、ミューズさんも変装に苦労しなかったと思うんだ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« スイートさんの裏側で その21 | トップ | 行ってみた:JAXA 調布航空宇... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

スイートプリキュア♪感想」カテゴリの最新記事