つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

賭けたり、競ったり、旅したり。~平成30年・睦月その2。

2018年02月12日 11時28分17秒 | 旅行
今回は、前回の続編。
北陸人にとって「小春日和」と言っていい愛知県・常滑市の朝。
投宿したホテルの窓からは、青空と、赤い車両が行き来するホームが見えた。

「ルートイン常滑駅前」は、文字通り「名鉄常滑駅」の傍。
新しくはないが、交通の便がいい。

ルートイン定番…人工温泉大浴場「旅人の湯」は、雪掻き疲れの体にありがたい。
身体を伸ばして湯に浸かり、リラックスできた。

もう一つの定番…「無料朝食」も堪能。
「赤だし」と「あんかけスパゲッティ」に思わずシャッターを切る。
少々余談になるが、以前、僕は数年間の名古屋住まいをした。
北陸とは違った尾張の食文化も、またいいもの。
時折、八丁味噌の味わいが恋しくなる。
旅先でこうしたご当地メニューがいただけるのは嬉しい。

さて、常滑市は、愛知県知多半島の西海岸に位置している。
東西6キロメートル、南北15キロメートの南北に細長い形状。
平安時代末期ころから作陶の歴史を持ち、
瀬戸、信楽、越前、丹波、備前と並ぶ「日本六古窯」に数えられる。
窯業は現在も主産業だ。

画像は、街頭にそそり立つ「見守り招き猫・とこにゃん」。
“焼き物の町”の象徴の1つだ。
「常滑競艇場」にも、それはある。

ちなみに同所のマスコットキャラクターは、招き猫がモデルの「トコタン」。
さぁ、旅打ち2日目。
招き猫に肖って、見事、幸運を手にできるのか!?
勝負である!

お天気は快晴、陽を受けた競争水面も輝いている。
しかし向かい風強く、目まぐるしく向きを変える。
いわゆる「巻いている」状態。
天気晴朗なれど不安定だ。
1R的中、幸先がいい。
…が、思えば、これが良くなかった。
自分の見立てを過信した僕は、
初日で目をつけたレーサーを軸に、やや穴目に張る。
そして、次々と外した。
「大雑把」に張った自己責任だ。
また、後半、展示を見ないで投票した事も成績不振の要因。
「北陸大雪」の天気予報を鑑み、早々に現地を後にしたのである。
その判断は正解だった。

帰り道はご覧の通り。
これに夜の闇が加わったらと思うとゾッとする。
舟券勝負に集中はできなかったのは残念だが、安全第一。
致し方ない。

さて、幾つか場内の風景をご紹介したい。
前述「招き猫」の他にも、常滑焼のモニュメントがある。

故「笹川良一氏」親筆による常滑焼大皿。
直径およそ2メートル、重さ400キロ。
昭和生まれには懐かしいフレーズ「世界は一家、人類は皆兄弟」の文字。

本場を去る前に食べたのは、レストラン「キャニオン」のカレーライス。
カツカレーが目当てだったが、カツ売り切れのため断念。
ごちそうさまでした。

一番手前の緑の舟は、地元スター選手「池田浩二」の勇姿。
このレースは6を軸にしたが、着順は1346…。
背後に映っているのは、前述ホテルの窓から眺めた「名鉄線」の線路である。

ありがとう「常滑競艇」。
今回も楽しませてもらいました。
また、来ます。

…あ、これから「ミニボートピア津幡」で延長戦です(笑)。

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