林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

林檎乃麗の「とほほ・・・。」な日常を綴っています。 

青春の旅立ち-2023年夏東海道本線全駅取材の旅6.

2024-05-09 | 鉄道・旅行

 6.東海道本線膳所の再取材と京阪電車

大津で昼食を喰い、12:01発の快速野洲行きに乗り込んだ。
次の取材先は隣の膳所で、12:03に到着した。

膳所は島式2面4線構造の地上駅で、
2007年7月7日に訪問済みだが、
2012年から橋上駅舎化工事が開始され、
2017年6月24日に完成、供用が開始された。

 ※地上駅舎時代の膳所駅
 ※撮影時刻 2007/07/07 11:17:32

橋上駅舎となった膳所を取材するため、ここで下車したのだ。

駅前には歌碑が設置されていた。
そこには、

 木曽の情 雪や生えぬく 春の草

とあった。
説明には「芭蕉・義仲顕彰の街」とあり、更に、

   芭蕉句碑碑文

  この膳所の地の義仲寺には俳聖・松尾芭蕉と
 朝日将軍・木曽義仲が共に眠っています。
  義仲公の生き様に深い感銘を受けていた芭蕉翁は
 生前この一句をこの地に残しています。

  木曽の情 雪や生えぬく 春の草 元禄四年一月

 「当地における義仲寺の草庵前の土中から
 厳寒でありながらも早くも春の草が芽を出している。
  されば義仲公の育った山深き木曽でも同様に
 雪の下より若草が芽を吹き出していることであろう。
 このことは疾風怒濤の人生を若くして終えた木曽義仲の
 情念を思ってのことかもしれない・・・・・・」
   という句意である。
       ~詿解~芭蕉と義仲の会

とあった。

膳所は京阪石山坂本線との乗り換え駅でもあり、
新しくなった京阪の駅舎を取材、
更に隣接する踏切を通過する車両を待って取材した。

2本の列車を取材してから、12:33膳所発普通野洲行きに乗り込む。
再取材先はここで終わり、ここからは未取材駅の取材を開始である。

コメント
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