屋久島母娘旅行、四日間で観光した場所
屋久島で見聞きしたことで印象に残ったことなど。

屋久島は野鳥が少ない?

緑やきれいな水に恵まれた環境なのに、留鳥の種類が少ないというのは意外です。
渡り鳥は、羽を休ませに飛んでくるそうです。
屋久島の野鳥

土/つち

屋久島のほんの一部しか見ていないので、ほとんど土がないのかと思ったのですが、
でもかんがえたら、ぽんかんやたんかんなどの畑があるし、田んぼもあるみたい。
実際にグーグルマップで見てみると、島の海岸に近い平地(?)の南東側には、田畑の様子が見られます。
永田にも山をバックに田園風景が見られるようです。
ふと沸いた疑問、土ってどこから来るのかな?
「
土は岩と生き物からできる」そうです!
岩が削られて砂になって、落ち葉や生き物の残骸などと混ざって土ができても、
屋久島は雨がとても多いから、麓のほうに流れて行ってしまうのでしょう。
ガイドさんも、そのようなことを言っていました。
だから限られた地域にしか土がないので、田畑が少ないのでしょうか。

発見者は「大岩杉」と命名

「縄文杉」を発見したのは岩川さんと言う人です。
屋久杉自然館を訪ねた時に、ガイドさんが教えてくれました。
壁に展示されている「縄文杉が発見された」という、
1967年元旦南日本新聞の、天井まで届きそうな特大パネル。
でも、この新聞記事には、岩川さんのお名前がどこにもなかったのです。
発見した人が「大岩杉」と名付けたはずが、新聞記事のインパクトによって「縄文杉」という呼び方になってしまったそうです。
そんなことがあるのですね・・・
以下のブログに、武田剛さんと言うジャーナリストの方の新聞記事が連載で載っています。その中でも触れられています。
「
縄文杉の50年」①~⑩

山小屋に管理人を

↑にもお名前が出てきた武田剛さんと言う方が書かれた「もうひとつの屋久島から」(2018年発行)という本があります。

もうひとつの屋久島から―世界遺産の森が伝えたいこと (フレーベル館ノンフィクション)
武田 剛
フレーベル館
その中の「屋久島の課題」という章で、屋久島の山小屋にはなぜか管理人がいないので、
ぜひおいてほしいと書かれています。

山の管理

今年の二月に、職員が入山協力金を着服したことが発覚したとガイドさんに聞きました。
だから観光客に、協力金をお願いしますと、ちょっと言いづらくなったと。
入山協力金は、白谷雲水峡(白谷管理棟~辻峠)だけに入園する場合、日帰りの場合 、山中で宿泊予定の場合、
と金額が三段階に分かれているようです。
この件の新しい記事が見つかりました。
責任はどこに?屋久島入山協力金横領問題2019.11.08(2019.11.11 更新)
屋久島はとても魅力的な島で、たくさんの人たちに訪れてほしいのに、
観光客も減ってしまわないか心配です。
実際、協力金の収入は減っているそうです。
山の管理は、私たちの想像以上に大変です。
特に山のトイレの管理は、頭の下がる思いです。
入山協力金を集めるまでの経緯・・・
当初トイレがなく、登山者は野外で用を足すか携帯トイレ→
1993年世界遺産登録後登山者が急激に増え、携帯トイレ使用の徹底は難しいためトイレを設置→
寄付金を募る→
寄付では賄えず2017年から協力金を集めることに。(「もうひとつの屋久島から」より)
どうか体制が改善され、入山協力金が十分に集まりますように。

お土産のレジ袋、有料化

今年11月から、おみやげの袋も有料化になったそうなのです。
普段の買い物なら、各自が袋を持参すればいいのですが、
お土産というと、なかなかそうもいかないですよね。
でも、本当に必要なら有料でも欲しい、というふうになればいいのかな。
あと、「短冊のし」もかわいくていいアイディアかも。
屋久島の土産物店で小分け袋有料化 環境と観光客に配慮し取り組み進める
「ぷかり堂」で配布している短冊のし
お土産に短冊のしを付けた例
有料化した小分け袋

屋久島で買ってきたもの♪