手作り人形ドレスGOUDADA

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2333号寒の十二夜

2017-01-09 20:39:11 | 作品写真
夕刻乗った地下鉄の車両は人まばら。数人ずつしかいなかった朝の地下鉄と加算しても皆座れるのではないだろうか。
やはり人員が少ない事務所で地道にコピー用紙補給などしていたら、上履きサンダルがあっさり破壊。右の甲から外側に差し込んだベルトの縫目がほつれ、抜けてしまった。それでなくてもいろいろ抜けてるパート。やべえ。
人が少なくてもまあ来る電話は来るもので、残業がしにくい祝日出勤は余り捗らないもの。正月はかろうじてあったがもうクリスマスや成人の日は暮らしに関係ないなあ。俺長生きして孫の成人式の写真とか見るのかな。‥なんか金髪で時代劇もびっくりのキンキラキン羽織袴写真とか見せられそう…。怖いなあ。
浴衣振袖袴羽織姿が若い人に増えたのは楽しい。俺が十代の頃は(北海道の田舎町の1970年代、にしときましょうか)浴衣は大抵の女子が自前を着た。成人式の振袖も自前が主流。根拠は
①式会場で「同級生と(着物か帯が)同じだった!」と声高に嘆いていた奴がいた。地元の同じ呉服屋で買うから?呉服屋も気を回せよ〜
②スーツ姿の女子もいた。「振袖を誂えるより合理的」との意見を自分で言ってた。
③誂える費用を抑えて着たい子に振袖をと〈布団用生地で仕立てた振袖〉がTVで紹介されていた。
つまり成人式衣装を「親が買うか、子本人が選ぶか」の過渡期でした。俺は親類のはとこだかのお姉さんの振袖のおさがり。←母親が気に入りこれを着ろ髪ものばせと命令。興味なかったから結局母親が帯も小物も揃えて言われるままになった口です。写真はジャガイモが花柄着てる。(美容師が途中で焦ってた。髪は伸ばせばいいってものじゃねえズラ)自分が嫁ぐまでなんで、やっぱり振袖を着る機会は少ない。働いてても自分のお金では買わないだろうなあ。
長女次女はその振袖を着るかなあと危ぶんでた。
長女は黒い振袖が着たい、とアイドルの広告で有名な貸衣装店に行った。着付・ヘアメーク・撮影セット。着物を選ぶ時は実家の老母も楽しめるかと誘い三人でいろいろ見ました。当時長女の髪は青緑だったので髪どうすんのと聞いたら「黒ロングのカツラをセットしてもらう!」なるほど。老母は黙ってたくさん振袖や帯を見ていたが、黒い振袖光る帯はもう彼女の趣味の幅を超えてた。予約が確定し支払う時金額に驚き私が払うと口走ってた。何とか押し留めました。高価な振袖のメンテナンスが出来ないダメ親の俺は、気が変わっても大丈夫な貸衣装重畳有り難い。式当日の着付とヘアメークは数十人の成人女子とついて来た出来上がりを待つ母達でごったがえしてました。
次女はかえって着てみたい、と昔俺が着た振袖を持参して家から近い美容室でヘアメーク着付をしてもらった。写真館まで付き合い、成人式会場へ向かうタクシーに載せたところまでは記憶にある。
姉妹でも嗜好や似合うものが違いますね。強いて言えば当時の長女はブラックキラキラ志向、次女は色白の童顔でいまだにガーリッシュ。俺が着た振袖は梨地に黄や朱の菊などの大きな花柄でした。
それからほぼ十年、じゃああと二十年足らずもすぐ?
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