手作り人形ドレスGOUDADA

ジェニーサイズ人形手作りドレスを楽しむゆるゆるブログ

650号『初音』

2010-07-17 23:29:31 | Weblog
ケンミンショーでも話題になった北海道の「中華まんじゅう」。
夏限定でもなく、地元和菓子チェーン千秋庵のやや大きめの店には常時置いてます。
ドラ焼きの皮を片側だけにして、皮を折るように餡を巻いて挟んである。
仏事の時に出るもので、盆菓子が店頭に並ぶのにシンクロしてます。
なんで源氏香の焼印があるんでしょうね?
ちなみにこの印は「五つの香を順に出されたうち、一番の香は他の四つのどれとも違い、二番と四番、三番と五番がそれぞれ同じ香であり、計三種の香を使っている」の意。
源氏香はこの五つの香の異同を当てる聞香遊のひとつ。
52種ある組合わせに源氏物語の巻名がつけられており、
参加者は帖を繰ってこれと思う組合の巻名を紙に書付け提出します。みやびじゃの。
ちなみにこの図は第23巻「初音」。
六条院に明石姫を引取り紫の上に養育させ、
姫の実母明石上や末摘花、空蝉、花散里等も院に住まわせて迎えた新年の情景。
源氏香紋様は着物の柄にもよくアレンジされてます。
花言葉の様に意を汲むなら、「初音」は例えば新年や鶯、幼い姫と文通のみの実母、栄える家に立寄る男踏歌
(なんだか正月に歩きながら合唱する公達を想像すると
大学のグリークラブを思い出す。よく屋外で歌ってた。
あるいはススキノで飲んで寮歌を歌いながら地下鉄4駅分歩いて帰る寮生達や応援団)。
源氏物語は育児中暇で授乳しながら読んだりしました。
学生の時に日本文学演習で宇治十帖のクラスに参加し、
毎週一人一帖ずつレポート発表する中で第47巻『総角(あげまき)』を割り当ててもらいました。
源氏の息子、薫中将に恋されながら宇治の里を離れず拒み独身を通して夭折するヒロインの話です。
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 649号ゆふつづ(夕星) | トップ | 651号PMF音楽監督ファビオ・... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事