ななな~んと!「菜の花」という植物は植物学的にはないのですよ。
菜の花は、アブラナ科の植物の総称なのです。花びらが4枚で十文字に咲くことから十字花植物とも呼ばれています。
アブラナ科の花はみぃ~んな「菜の花」なんですね。
菜の花の可愛い季節です。
説明文は
このサイトより。ありがとうございます。
菜の花の画像もお借りしました。ありがとうございます。
アブラナ科の植物は、
アブラ菜、コマツ菜、白菜、キャベツ、ミブ菜(京菜)、カブ、カラシ菜、ブロッコリー、カリフラワー、葉牡丹、クレソン、大根 など
など。
白菜の花もブロッコリーの花も みんな菜の花なんだあ。
茎がちょっと赤っぽい。根元を見たら赤カブだ。これも菜の花です。
ネット画像
≪白菜の菜の花≫
菜の花が黄色いとは限りません。
白い菜の花の代表は大根です。また、大根の種類によって少し色味が違い、薄紫の花をつけるものもあります。
ネット画像
≪大根の菜の花≫
そうそう、昔々 竹脇無我さん森繁久弥さんの「だいこんの花」っていうテレビドラマありましたねえ。
・・ネット画像
≪TVドラマ「だいこんの花≫
「人知れず
忘れられた茎に咲き
人知れず
こぼれ散り
細かな白い
だいこんの花」
うわっ。懐かしい。
アブラナはその成長過程で呼び名が変わります。
若い茎葉が食用になるときは アオナと呼ばれます
美しい花をつけているときは ナノハナ と呼ばれます
種子ができたときは アブラナ と呼ばれます
ネット画像
≪アオナ≫
菜の花の“菜”には「食用に出来る葉や茎」という意味もあるそうです。
河川敷などによく見られる菜の花は、帰化植物のセイヨウアブラナが多いようです。
ちなみに、花屋さんで売っている菜の花は、アブラナではありません。
ほとんどのものが、チリメンハクサイに改良を加えて花の密度を濃くした切り花用の品種だそうです。
ネット画像
≪セイヨウアブラナ≫
以前、山村暮鳥の
『風景 純銀もざいく』という詩。
「いちめんなのはな」と並んだの言葉の内に隠された心の病みのようなもの 学びました。
菜の花は やっぱり 暖かい春の陽の中にあってこそ。
ですね。
手作りの「菜の花の灯り」は、野原に咲いたイメージ。
なので、セイヨウアブラナかな。
・・・