雷ブログ

落雷抑制システムが運営するブログ

キャパシターの放電特性

2024年03月07日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。落雷抑制の松本です。

 放電試験設備というのは、地面に置いた金属板(グランドプレート)とその上部、約数メートル、に雷雲に見立てた電極を備える施設です。この対向している2枚の金属板(グランドプレートと上部電極)の間に電圧を加え、二つの電極の間で放電破壊が起きる前に電圧の印加を停止すると、それまでに電極に蓄えられた電荷は、「ゆっくり」と自然に放電し、どれくらいの時間がかかるかは時定数(τ)で示されます。 この2枚の電極の間に、弊社の製品を置こうと、ニンジン、大根を置いても、同じ挙動を示します。 すなわち、放電試験設備は「ゆっくりと」放電します。 これは、放電の一般的な挙動であり、弊社の製品の原理の説明などには使えません。

この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 自分の事は良く見えないとい... | トップ | 周囲100mから電荷を集め... »
最新の画像もっと見る

雷日記」カテゴリの最新記事