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落雷抑制システムが運営するブログ

水資源の枯渇  データで検証 地球の資源  ブルーバックス

2012年07月31日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

米国の中西部、コーン・ベルトと呼ばれる一帯が今年は干ばつで不作になるとのニュースを見ましたが、これは天候による一時的なものであれば良いのですが、この地域の地下水の水位は、観測が始まってから、低下する一方で今までに30mも低くなっているそうです。地層の浅い部分からの汲み上げは枯渇し、次に地層の深い部分をくみ上げても、地下の帯水層の中を流れる水は、山岳地帯に何万年も前に降った雨や雪の水で流れは非常に遅く、深い部分からくみ上げた水が元に戻るのは何万年もかかるそうです。

地下水の枯渇は、地球規模で発生し、米国だけでなく、中国、インド、パキスタンなど広く拡がっているそうです。家の近所では、最近、大型の銭湯があちこちにできています。湯船のお湯は循環させるでしょうが、石鹸の混じった下水は再利用などできないでしょうから、かなりの水を消費しているかと思います。世界では、飲み水さえ手に入らない地域が多い中、湯船に浸かると言うのは贅沢なことなのです。いわば国民の共通財産である地下水を、商売のために大量に用いると言うのは規制すべきですね。。

一日に国民一人当たり、どれくらいの水を消費しているかを表すWF( Water Footprint)というい尺度があるそうで、これで言えば日本人の平均は年間で2200リットルで世界平均の1243リットルを大きく上回るが、ここでも一番は米国人で年間5500リットルも使用するそうです。でも、この数字は怪しげですね。。。お風呂のお湯を毎日入れ替えて入れば、確実に米国人を抜きますから。

この本は、水、食糧、エネルギー、水産資源、森林、などについて幅広く解説していますが、どれ一つとっても状況は、悪化する方向でかなり深刻な状態になっているそうです。しかも2050年には地球の人口は92億人を超す勢いで、若い人たちは大変の時代に突入していきます。原発反対などと呑気なことを言っていられなくなります。このような問題が顕在化する40年後、私はこの世にはいませんから、自分がこの問題に巻き込まれないことについては少しホットしますが、気の毒なのは若い世代です。豊かな時代に恵まれた環境で育ち、何の緊張感も持たずにわが世の春を謳歌している人がほとんどですから、この先の資源枯渇に立ち向かう強さを備えてくれていれば良いのですが。。原発が停止していても停電にもならないから原発は要らないというのは大間違いです。原発を動かさない事で、どれだけの多くの石油やLNGを燃やしているか、化石燃料を燃やし続けるような贅沢は長くは続きません。

〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町24番地8
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CQ出版社 RFワールド誌にPDCE避雷針の解説記事が掲載されました

2012年07月30日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

CQ出版社の無線技術の専門誌「RFワールド No.19」に8ページの解説記事が掲載されました。この本は専門性が高く、どのぺ-ジにも数式の一行位は必ず乗っている雑誌ですから、原稿の依頼を受けた時に少したじろぎました。専門誌で数式と理論で張り合うのではなく、気休めのページになればと引き受けました。記事を書く時には雑誌での最終イメージまで湧かないのでワープロで1段組のまま書き起こしましたが、雑誌の上では綺麗な2段組み。こちらがA4で渡したイラストまで、小さく、うまく配置されていて編集レイアウトのプロの技を垣間見ました。

早速、弊社のHPの資料集に掲載したいところですが、市販の印刷物を勝手にスキャンして利用するのは個人利用しか許されません。この「RFワールド」の場合、著者に限って自分の書いた部分は雑誌発売後、1か月が経過してからであれば電子媒体への変換を認めていただけるとのことで、弊社のHPへの掲載は一か月後に予定しています。




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新東名

2012年07月27日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

名古屋までの往復に走ってきました。素晴らしい道路でした。ただ、あまりの素晴らしさに気が付くと軽く制限速度を越えているという状態です。自分の車が高速であんなに静かであるとは知りませんでした。国産車といえども世界中に輸出されドイツのアウトバーンを疾走しているのですから、かの地では160km程度の速度で静かには走れるのは当たり前の事ではありますが。。。

素晴らしいのですが、また、危険な道でもあります。このようなスピード違反、もし、捕まれば即免許取り消しですから制限速度は守らねばなりません。それが、かえってストレスになるような高速道路でした。高速道路には、違反車両のナンバーを撮影するカメラが道路を横切るような形で道路の上部に取付けてありますから、それを見て減速したりしますが、新東名には道路を横切る形ではカメラは見当たりませんでした。 路上から狙われては分かりませんから、そういう意味では危険な道路です。

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ワイアレス給電

2012年07月26日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

電気を使うには、プラグをアウトレットに差し込んで繋ぐとか、充電スタンドにセットするとか物理的な接触で電気を得るのが普通ですが、この物理的な接触なしに電気を与える試みが進んでいます。その一つに電気自動車で道路に埋め込まれた電極の上を車が走行すれば電気を道路の中から得られるというものです。車にはタイヤがあり、タイヤはゴムですから絶縁されていてどうやって電気が道路の下から車に伝わるのか? タイヤのゴムは、直流電流に対しては絶縁性を発揮しますが、電源が高周波であれば、路面とタイヤの絶縁性は、コンデンサーと同じで、道路の下に埋め込まれた電極からの電気を車体に取り込めると言う事です。先日の横浜での展示会に豊橋科学技術大学がモデルで実演しながら展示していました。

自分が乗っている車で高周波を受けるのは、気持ちが悪いのですが、リニア新幹線は1両分でも数十トンの車体を持ち上げる程の磁界・電界の中ですが、車であれば、車体重量は1トン程度でその重さもタイヤで支えらているので、リニア新幹線に較べれば軽度なので、十分にシールドできることでしょう。

電気自動車自体はクリーンなのですが、問題は、その電気を何処から持ってくるのかですね? 夜間電力が余っていて、電気自動車の夜間充電やダムに水を汲み上げる揚水発電まで可能にしたのは、24時間継続して発電する原発のベース部分があってのことですから。。。。究極のワイアレス給電は、衛星軌道に上げた太陽光パネルから地上へマイクロ波で電力を送る計画があるそうですから、電気と電線の関係も将来は希薄になるのかもしれません。

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福島第一が全てではありません

2012年07月25日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

福島第一のショックで忘れられているのが、東電の福島第二と女川、日本原発の東海第二です。これらの原発は福島第一と同じように電源喪失などがありましたが無事故で冷温停止になれた原発です。特に女川は、貞観地震の津波まで考慮して高めの位置に作られたもので、過去への配慮の差が顕著に表れた例です。「全ての原発=地震に弱い」という訳ではない証拠なのですが、福島第一の陰に隠れ忘れ去られているようです。高名な作家の先生や音楽家などの方々が原発反対運動で先頭に立たれておられますが、こういう「文化系」の人に先導されて、失敗したから撤退しようと言うのでは技術の進歩はありません。どんな技術にも失敗はつきもので、それを克服してきたからこそ今があります。これは、原子力だけの話しではなく、技術全般に言える事、あるいはビジネス全体にも言える事、更に大きくは人の生き方にも言える事です。電気が足りる、足りないだけの話しではありません。

失敗の度に振り出しに戻っていたのでは何処にも進めません。原子力技術を志望する若者がいなくなったらこの先、50基もある原発をだれが保守管理して行くのでしょう?いずれは廃炉にしなければなりませんが誰がするのでしょう? プルトニウムも貯まりに貯まっています。これらは誰がどのように処理するのでしょう? 今後も原子力技術の研究を進め、次世代の技術者が今回の事故を踏まえて原子力の安全な運用で世界をリードしていかなければ、今回の事故はただの事故だけに終わってしまいます。事故の経験を生かした運用体制に進化するための貴重な体験です。

国会の事故調査でも「人災」との結論でしたが、悪者とすべきは原子力そのものではなく、これを真面目に運用してこなかった関係者であり、事故後の混乱を招いた当時の首相からしてキチンと責任をとっていただくべきです。原子力反対を唱えている方々は、何が本当の「悪者」であったかを見誤っているのではないでしょうか? 期待していた演奏会に行き、その演奏にガッカリした時に、いきなり楽器が悪かったと言いますか? 悪かったのは、指揮者であり、演奏家であって楽器ではないのです。車の交通事故があった時、車が悪いと言いますか?運転者が悪かったのに決まっています。原子炉が地震や津波で壊れても、悪いのはその様な軟弱な設計した「人」と無神経に運転を継続してきた「人」なのであって、原子炉ではありません。何故、原子炉事故の場合だけ「原子炉」が悪者になるのでしょうか?

原子炉が恐いと言って悪者にしているうちは本当の悪者に目が届きません。原子炉から自然エネルギーへというのは、パイプオルガンが倒れて負傷者が出たから、これは日本に向かない。そこで全ての楽器は自然の竹からできた安全な尺八にしようと言っているようなものです。毎週、デモに参加する方々は、ツイツターなどを利用して広がったそうですが、スマホとSNSなど使いこなして知的な事をしていると錯覚されているのでしょうね。指先で表面的に反射しているだけで、事の真相を考えるに及んでいないのでは? この集会に参加し、「皆様の声を官邸に届けます」などと言っていた政治家ですが、最近は街の商店でさえしなくなった「御用聞き」、古き体質の永田町には昔のビジネスが残っているようです。

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コックピットイズム B787の操縦室の研究

2012年07月24日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

子供の頃から飛行機の操縦室は憧れの場所でした。昔は操縦席についての情報など少なかったのですが、今は最新鋭のB787からF22, F35 はもとより、問題のオスプレイまで操縦室のスィツチの一つ一つまで事細かに解説されています。航空会社で訓練に使うシュミレータは、油圧ジャッキで3次元の揺れまで体感できるものなので億円単位のものですが、PC上のソフト、フライトシュミレータが発達したおかげで、訓練には使えませんが本物の中古解体品の操縦席の座席まで用意された物が1千万円台、さらには自分の家にも置けるかなりリアルなものでも百万円台で購入できるようになりました。私もいつかは、座席付きのフライトシュミレータを家に備え、引退後は一日中、シュミレータにこもっていたいです。

このコックピットイズム、この分野では歴史ある専門誌で、最新のものはB787の操縦席の写真とイラストがバッチリです。今更、私がB787の操縦席のスィツチをあれこれ覚えた所で何の役にも立たないのですが、数が多くても操縦席のスィツチ類やメータは、目的が明確であるから好きなんです。これは、何のためにあり、これを操作するとどうなる。。という理屈は極めて明快です。

それに比べると複雑なのは社会システム、特にお役所の手続きです。意味の無くなった古い規則を仕方なく受け入れて書類に記入する。こういう仕事が一番疲れます。それと人間ですね。。。どの様に反応するかは言葉の使い方一つで変化してしまい、思ってもみなかった相手のセンサーが反応してしまったり。。。社会の仕組みや人間関係で疲れた時には、数は多くても、目的が明確な操縦室のスィツチ類は気晴らしになります。

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自衛隊の災害派遣

2012年07月23日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

東京が大震災で連絡網も途絶えた事を想定し、自衛隊員が無線機を背負って朝霞から都内各地の区役所に徒歩で出向いて無線による連絡網を構築する訓練があったそうです。そのニュースを見て腹立たしく感じたのは、朝霞を出発する自衛隊員に罵声を浴びせているグループがいまして、目的地の区役所に到着後も「自衛隊反対」のような小競り合いをしていました。

災害のあった時に、自立して動ける組織は自衛隊以外になく、その貢献度は東北での震災で既に立証済みであるにも関わらず、まだ、自衛隊にゴチャゴチャ言う人たちがいるのには驚きです。迷彩服を着た集団というのは初めて見るとショッキングかもしれませんが、迷彩服は世界の軍隊の共通制服ですから仕方ありません。これで文句を言うのは平和ボケ日本だからこそで、国民皆兵のスイスでは、迷彩服にライフルを持った若い兵隊さんは街中のアチコチで目にします。

危機管理産業展で災害出動している自衛隊の写真を防衛省が展示をしていた時に、災害復旧では迷彩服の上に派手に目立つ蛍光色のベストを着るべきであるとアドバイスしたことがあります。泥だらけの災害現場では迷彩服が目立たずどこで作業しているのか写真をじっくり見ないと分からないからです。自衛隊ここにあり! というのを蛍光色のベストを着て堂々と示すべきです。作業する人、自らの安全対策にも必要なのですが、予算が無いのでしょうね。このように地味な活動で国民を支えている自衛隊に罵声を浴びせるなどトンデモナイことです。そういう反日日本人のようなグループの方が一番嫌うであろう昔の言葉ですが、昔であれば「非国民」と呼ばれた事でしょうね。世のため人のために活動しながらも浴びせられる罵声にジット耐え、自衛隊の皆様ご苦労様です。時代は随分と寛容になったものです。時に寛容の度が過ぎ、善悪の区別も混沌としているご時世です。

この方たちは、東京で災害があった時に、自衛隊からは水の一滴ももらわない、一口の食糧も支給を受けないと言う立派な覚悟と準備をしているのでしょうね。。。

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何を今更、活断層

2012年07月20日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

今まではいくら言っても取り上げてもらえなっかたのでしょうね。原発否定のような雰囲気に便乗するように原発の直下に活断層があると主張する方たちの語気が強くなってきました。その強気の発言を原発を作る前にぶつけて欲しかったですね。長いものには巻かれろの長いものが原発推進から原発否定になったとたんに声が大きくなったのでなければ良いのですが。。。失礼ながら、そんな風にも見えますね。その強気の言葉がなぜ、建設前に出なかったのか、惜しいですね。。。

「我かえりみておくんば、百万人といえども、我行かん」

活断層があるというその信念を建設前から強硬に主張して欲しかったと思うのは私だけではないでしょう。。。その主張を聞かなかった側に落ち度があるのは明明白白でありますが。。。しかし、設備ができ上がってからその直下に活断層があると言う議論に、「何を今更?」 と思ったのは私だけではないでしょうね。活断層を主張する人達も、原発検討の委員会のメンバーなのでしょうから、外から見ていると原発を検討する人たち全体の質が、果たしてこの人たちに原発の検討を任せておいて大丈夫なのかという余計な心配が募ります。

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血圧計

2012年07月19日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

血圧が高めなので毎朝毎晩、血圧を測定していますが、問題なのは果たしてこの10年以上使用している古い血圧計が正確なのか? です。元エンジニアとしては、測定器たるものキャリブレーション【校正】を10年もしていないような測定器の値に一喜一憂すること自体がナンセンス、測定器は定期的に校正すべしと思いますので、製造元に電話しました。

すると校正サービスなどしていないとにべもなく断られました。勿論、無償でせよと言っているのでは無く、送料自己負担、代金も払うつもりですが、全く話しが進みませんでした。血圧計にはどうして校正を必要としないのかの説明さえしてくれませんでした。私としては、血圧計も測定器を思っていますから、測定機には校正が必要なのは当たり前。測定器を製造/販売していながら何たる態度と呆れました。血圧は測定器の誤差以上に測定対象【すなわち私自身】の状態によるブレの方が大きいので、血圧計の心配などするなという事のようです。

商売に使用し、金銭の受け渡しに利用する計量器は、お店の「計り」からタクシーの「料金メータ」まで、定期的に検定されています。血圧が高いの低いのと心配するあの数字に正当な根拠があるのか?あの血圧計の数値は正しいものなのか?新品が工場を出荷される時には当然試験しているでしょうが、数年の使用期間を過ぎた後でも本当に正しい数値を示しているのか? 製造メーカとしては、それを検証するようなサービスを何故しないのかが理解できません。体重計もバネばかりの単純なものは、ゼロ補正をする仕組みがありますが、最近のデジタルもので表示される数値、数字だから正しいと思いこみます。アナログ系で近似している場合、例えば昔の計算尺のような場合には、常に数字自体の精度を気にしながら使っていましたが、デジタルになってからは目の前の数字をそのまま信じてしまう傾向にあります。

このようなもめ事により私の血圧は、いくらかは確実に上昇しましたね。

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国民の声を聞く??

2012年07月18日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

事業仕分けと同じような田舎芝居を企んでいるのでしょうか?国民の声を聞いたと言うセレモニーとしての効果しかないでしょうね。国民投票でもなく、拘束力もない数を数えても何の役にも立ちません。国民の声を聞くと言うガス抜きをしているだけでしたら、税金の無駄使いです。 あるいは、本当にその数を必要としているとしたら、政府は自分達では何も決められないことを公表しているだけです。政策をどうするべきかを決められなくて国民の声を聞きたいとしたら、エネルギー政策だけでなく、年金から国防まで、何をするにも事務方がアンケートで常に国民のご意見を聞いて何をするかを決めれば良いだけです。その場合、何も決められない政治家は必要ではないでしょう。政党助成金など高額な税金を使う必要は無いでしょうね。

日本では、議論の仕方やディベートが古い世代では全く教育されていませんから、議論の進め方も分からないで人の意見に「ウソつけ!」などと低俗な野次を入れるくらいの「公聴会」しかできないのです【これは国会も同じことですが】。そもそも、エネルギー政策など世界情勢、技術動向など経済も技術も熟知した上でないとまともな議論すらできない。専門の仕事として毎日研究していなければ追いついていけない分野です。他に仕事を持ち、この分野の勉強などしたことのない人がマスコミの表面的な情報のみを受け入れて話す薄っぺらな意見など何の役にも立ちません。

本当にそれを国民に期待しているとしたら、政治家や行政がエネルギー政策の方向性に自分としての見識を持てない勉強不足、職務怠慢としか言いようが無いです。それができる事を信じ、付託して政治家を選んでいるのですから、自分の仕事をしっかりやれと言いたくなります。政党や政治家は自分の意見をハッキリさせてくれればいいのです。それができないで、様子見の先送りにしていながら国民の声を求めるとは、政治家の「素人がえり」、自分の意見は何もなく、国民の声を聞けばそれで民主主義と思い込む低レベル化が進んでいるようです。一人の政治家が森羅万象全てに精通する事は無理ですから、専門の異なる複数の専門家の意見の中から、最適と思われる意見を選べる自分の見識を持てば良いだけです。

多くの国民は、エネルギー政策などド素人であり、その国民の声を聞くと言う事自体、専門性の奥の深さを理解せず、専門家を軽く見ているということです。「国民の声を聞く」と如何にも「ええかっこ」していますが、聞いたと言う事で国民をごまかそうとしているか、国民の声を聞かなければ自分で決められないカラッポなのか、どちらかでしょう。。情けない事をしているものです。

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携帯との付き合い方

2012年07月17日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

携帯電話の電磁波は、危険であるとも安全であるとも確証は得られていません。しかし、こんなに便利なものはありませんので、単純に恐がる必要はないのですが、「10の予防的手段」というのがピッツバーグ大学がん研究所から発表されています。その内容は要約しますと次の通りです。

1.緊急時以外には子供には使わせない事
2.携帯を使うときはなるべく体から離して使う
3.乗り物の中では使用しない
4.常時、体に密着して持ち歩かない。寝る時に枕元には置かない。置くなら電源を切る。
5.持ち歩くときは、操作キーの付いている面を体に向ける【アンテナの付いている面を外側に】
6.長電話は避ける。通話時間はなるべく短く
7.通話する時は、耳を左右交互に使う。呼び出している時には体から話し、相手が出てから耳に近づける事
8.電波の弱い所、高速移動中には通話しない。携帯は、このような状況では最大出力の電波を頻繁に出す
9.なるべく、メールを使い通話はしない
10.SAR値の小さな機種を選ぶ

SAR:比吸収率(Specific Absorption Rate)の略で、人体が電波にさらされることによって単位質量の組織に単位時間に吸収されるエネルギー量のこと。この値から人体がある電波を発する機械から、一定の時間でどのくらいのエネルギーを受けるかを表す数値。携帯のカタログに掲載されていて、大きいものと小さい物では3倍以上の差があります。

携帯はカバンの中にでも入れ、カバンから耳と口元の通信は、Blue Tooth を使用すると電波の強さは、携帯そのものよりも1/100位になります。便利な携帯ですからうまく付き合っていくことが大事です。 ところが、最近は電波を出すのは携帯電話だけではないのです。子供のゲーム機から、自動販売機まで飲料の売れ具合の報告を機械に組み込まれた携帯機能で自動的に行います。街中が電波の発信源になっています。スゴイ世の中になったものです。

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EMC (Electro-Magnetic Compatibility) 電磁両立性

2012年07月13日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

日本語では、電磁両立性と言われています。「両立」と言うからには、二つの物が互いに成立しうる状況ですから、その二つとは何かと言えば、「よけいな電磁波を出さない」ということと「他から電磁波を受けても障害を起こさない」という二つの事です。電気を使用した器具は、例えば蛍光灯などでも光だけでなく電波も出します。電気器具から発せられる電波の強さは業界団体で規制値を決め、住宅で使用されるとか工場で使用されるなどの使用場所によりクラスが決められています。工場を出荷される時の新品の状態では、規制値を超えない程度しか電波を出さないクリーンな製品であることを担保しています。

もう一つは、外から電波を受けておかしな動作をしないようにとの配慮です。最近は、機械的なスィツチだけでなく、電磁的なスィツチも多いですから、これらが外からの電波を受けてご動作しないことも大事なのです。先日、紹介した電子レンジのマイクロ波を照射する兵器の使い道の一つがまさしくこれでして、電子機器に強力なマイクロ波を外部から当て、その機器を機能不全にしてしまう目的です。破壊まで至らなくても、道路沿いの建物の内部で、道路を通過するトラック同士で規定を超えた出力の無線を使っている影響機器が誤動作したなどという実例はいくつもあります。

弊社のPDCE避雷針は、無線アンテナの保護に使われることが多く、無線機器に影響を与えないことは大事な事です。雷に対する試験の他に、このような試験までしています。EMCに関する試験レポートは、弊社のホームページの資料集に掲載されています。

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東京スポーツに紹介されました

2012年07月12日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

今週火曜日【10日】の東京スポーツ紙に弊社が紹介されました。スポーツ新聞など、スポーツ選手が芸能人が話題で自分には関係ない世界と思っていましたので、取材申し込みには耳を疑いました。火曜日の新聞など、もう売っていませんので手に入らないでしょうが、子供のいる家庭では家に持って帰れない種類のスゴイ写真が一面に大きく掲載されていまして、私の親戚筋も初めて東スポを買ってみてビックリしていたようです。

この第一面の写真は掲載できませんが、弊社への取材記事は、ホームページ>お知らせ にあります。

インタビュー形式で構成された記事でして、記事を読むと少し違和感を感じる部分もありますが、コミュニケーションはこちらが発信した情報がでなく、相手が受けた情報で成り立つという原則を再確認しました。この東スポの記者さんは、第一面の写真とはどう考えても結びつかない真面目な方で約2時間、熱心に質問をされて帰りました。

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無線LANと電子レンジ

2012年07月11日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

デモ隊などが暴徒となった場合に、独裁国では平気で実弾を打ち込みますが、普通は大きな怪我をさせることなく鎮圧するために放水車やゴム弾などを用います。ソマリア沖の海賊対策では、大音響の指向性スピーカを海賊に向けて音で不快な気持にさせて戦意をなくす手段が用いられます。最近、これに加わりつつあるのが、高出力マイクロ波、すなわち電子レンジと同じ原理で暴徒に向けて電子レンジのマイクロ波を照射します。すると、皮膚の表面付近が熱くなり火傷をしそうな感覚で、暴動どころではなくなるそうです。マイクロ波の眼への直接の照射では白内障の危険もありますが、所詮、相手は暴徒ですから健康被害などどうでも良いというのでしょうね。。。家庭用の電子レンジなどより遥かに高出力ですから、百メートルくらい離れた所から照射するのですが、乱暴な話しです。まあ、兵器に乱暴もクソもないというところですが。。

電波の周波数は用途により決められていて、電波をエネルギーとして使用する、例えば、医療用ではマイクロ波を患部に照射し加熱するなどの事は行われていて、実は無線LANもこれと同じ周波数帯を使用しています。無線LANの使用が始まった頃には、コンビニのお弁当加熱用の電子レンジが家庭用に比べると強力だということで、街に出て無線LANにコンビニの電子レンジが影響しないかを真剣に調査したレポートもありました。

スマホが普及し、携帯電話の電波が一杯になると、通話に用いる電波とは別にスマホのデータ通信を無線LANで処理しようという動きになり、最近は、通話まで無線LANを用いる携帯電話さえ現れました。この無線LANの電波は電子レンジと同じ周波数ですが電子レンジよりも出力が遥かに小さいので安全であろうということです。最近は、地下鉄の中でも携帯を使えるようにしようとしていますが、電車のような金属の箱の中では電波は、箱の中を反射しまくります。例え、出力が1/100 であっても地下鉄の中では100人以上の携帯利用者がいることでしょうから、大げさに言えば地下鉄の中が電子レンジ状態になりえます。

同じ電波を使いながら、暴徒には意図的にこの電波を照射して不愉快な感覚にさせたり殺傷しない程度の軽微な損傷を与え、電車の中では普通の乗客同士が相手に加害意識がないまま加害者になったり、被害者になったりする可能性もある。。。便利さの中には危険も含んでいる。。恐い世の中になってきました。福島事故の後、我が子の通学路の放射線を計りまくっていたお母さん、実は子供に持たせた携帯の心配をする方が重要なんです。しかし、こんなに便利な携帯を今更、手放すことはできません。使い方を注意しながら使えば良いのですが、では具体的にどのように?これはガイドが出ていますので、そのうち紹介します。

〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町24番地8
SOHOステーション703
落雷対策専門の株式会社落雷抑制システムズ
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性能限界

2012年07月10日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

先日、息子がクルーザに乗せてもらう機会があったのですが、退屈で詰まらなかったとの感想でした。実は、この息子、小学生時代にはOP級というタタミ1枚程度の角ばった箱のような子供用ディンギーをやっていまして、風速10m以上になると出港禁止になる江ノ島で、強気のコーチの指導の下、出港禁止をものともせず、風速15m程度の荒波を楽しんでいました。15mの風速では、波の谷間に入るとマストまで見えなくなるような荒れ海です。ですから、内海でゆったりしたピクニックに出かけたようなクルーザのお客さんでは退屈であったことでしょう。

しかし、内海ではモタモタしているクルーザーも外海に出ると豹変します。それは、内海にいる限り体験できません。現在は、車に夢中の息子は、車もヨットも限界付近で動かさないと本当の楽しさは分からないと気づいたようですが、実はそれは人間も同じ事となのです。ゆったり、楽々という環境は本人は楽でも、本人の能力限界がどこまでなのか分からない、能力を発揮できていない状態です。

息子は、乗り物の実力は、限界性能ギリギリで発揮できると学んだようですが、自分の事として能力限界までとにかく努力する。努力できる事が才能の一つ。。。という段階にまでは残念ながら達していないようです。

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