雷ブログ

落雷抑制システムが運営するブログ

本日、展示会最終日   小型PDCE避雷針

2013年05月31日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

小型のPDCE避雷針をスマートハウス用に開発しました。太陽光発電パネル、夜間のための太容量電池、EVの車載電池までシステム化したリッチな電力インフラが家庭で使用されると、直撃雷を喰らって破壊されるのはエアコン/テレビ/冷蔵庫などの家電製品だけでなく、この家庭内の電力インフラにまで被害が及ぶかもしれません。充電中のプラグイン・ハイブリッドの車まで被害が及ぶかもしれません。そこで家庭用のPDCEを作りましたが、別の用途に広がっています。

それは、屋外監視カメラや防災無線などポールに(柱)につけた社会インフラで、保護範囲は大きな必要はなく、そのポールにさえ落雷を防げれば。。。という用途です。防災無線は3・11の地震で大きな働きをしましたが、もし、落雷に会って修理中であったらさらに多くの津波による犠牲者が出たかもしれません。社会インフラを強固にしておくことは重要です。

小型化することで、軽量化を実現できると、取り付けも容易になります。この小型版をさらに小型船舶で使用できるように船上の振動にも耐える小型船舶用も開発しました。釣り船、漁船、プレジャー・ボートなどでお使いいただけます。これらの小型船の船体はFRPであることが多く、絶縁性の船体でなまじ雷電流に抵抗しても雷電流には所詮かないませんから、抵抗しただけ大きな破損を生じます。むしろ大型の鉄鋼船の方が落雷を「柳に風」でサラッと流すので船体が破損することは少ないようです。ただし、電装品の破損は生じます。小型版の保護域ですが、未だ使用数が少なく使用年月も短いため、実績データが不十分で1:5 は確認できていおません。そのため通常の避雷針のように保護角で60度を基準にしています。

このようにPDCEの種類は、船舶用の大型/小型の2種類、煙突用に高温型を加え、現在、7種類になりました。

本日は、展示会の最終日です。弊社の展示は、「西1-039」15:00からは、「落雷を抑制する避雷針について」と言うタイトルで私のセミナーもありますので、お時間あれば是非、お越しください。

〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町24番地8
SOHOステーション703
落雷対策専門の株式会社落雷抑制システムズ
電話 045-264-4110
公式サイト http://www.rakurai-yokusei.jp/
Eメール info@rakurai-yokusei.jp
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落雷被害の低減  屋外イベントでの保護責任

2013年05月30日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

落雷対策は電気、通信関係の方の業務の一つでそれ以外の方には縁のない仕事でしたが、昨年来、落雷の数が増えて電気/通信以外の方にも広く知られるようになってきました。その一つが大勢の人を集めたイベントです。入場料をとって人を集める以上、会場での安全確保は主催者の義務であり、会場が混雑し事故が起きないように警備員を配置しますが、これに加え、突然の雷雨等への対策も必要な時代です。多くのイベントでは、雷雲の接近情報などを得て備えていますが、雷雨になる事が予測できるだけでは対処できません。多い場合には数万人が集まる夏の音楽イベントなど、陸上自衛隊の訓練された方々であれば、1万人も整然と移動できますが、イベントに来る普通の方々は1万人も集まればパニックになり恐ろしい事になります。その程度の事は事前に予測できるので、それに対処することがイベント主催者に求められます。どこまでが自然災害で、どこからが人災なのか?全てを自然災害のせいにはできないのです。

今年の夏の屋外のイベント用に現在、3か所での利用が検討されています。イベントは数日間だけなので、恒久設備としてPDCE避雷針を設置するのが難しい場合があります。 そこで、考えたのは高所作業車です。高所作業車にPDCEを載せて20mの高さに持ち上げるのです。簡易的なポールも検討しましたが、20m程度にまで持ち上げるには基礎工事とか支線とか、短期間での準備と大勢の人の集まる事を考慮すると困難な面が多く、高所作業車に落ち着きました。落雷にまで目を光らせる安全対策を充実させたイベント。。一事が万事と言いまして、ここまで配慮する主催者であれば他の面でも色々配慮されていることでしょう。こういう所なら安心して行けます。どこのイベントか? 決定してからお知らせいたします。

あるお客様から朗報をいただきました。昨今、自然災害が増加し、これに伴い保険料が値上げされているとのことです。その中、このお客様はPDCE避雷針を設置して以来、今までしていた落雷事故での保険請求をしなくなったため、保険料の値上がりが抑えられてそうです。 このような直接的な経済的メリットもあるのです。 まあ、お金の問題よりは、落雷事故はどの様な形になるか分かりませんので、それを防げているだけでも嬉しい話しです。

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本日から東京ビッグサイトにて JECA Fair【旧電設工業展】が始まります。

2013年05月29日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

今日から金曜日までの3日間、東京ビッグサイト西館にて「JECA FAIR」 が開催されます。 JECA Fair と名前を変えましたが、なんだか分からない名前ですね。 JECA とはJapan Electrical Construction Association の事です。「日本電設工業会」と聞けば日本語を理解する人であれば初めてその名前を聞いてもどのような団体かは見当が付き「電設工業展」なら内容は予想できます。しかし JECA FAIR では関係者しか分かりませんね。当事者が自分の団体の名称は世に知れ渡っていると思いこんだのでしょうか? ネーミングとしては悪例です。大きな団体ですから、JECAを知っている関係者以外は来なくてもいいんだよ。。。と言う事なのかもしれません。

弊社の社名「落雷抑制システムズ」は、初めて名前を聞いた人にも業務内容は予想が付きます。弊社の名前、私は気にいっています。「名は体を表わす」。分かり易い名前が一番です。

弊社の展示は、「1-039」 金曜日の15:00からは、「落雷を抑制する避雷針について」と言うタイトルで私のセミナーもありますので、お時間あれば是非、お越しください。

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体の中の外界  腸の不思議  上野川修一 ブルーバックス

2013年05月28日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

この歳まで2万回以上の食事をしている計算になり、体重計に乗る度に食べ物は確実に吸収されている事を実感していますが厳密にどのように吸収されるのかは深く考えたことはなく、高分子のタンパク質は分子量の小さなアミノ酸に分解され吸収される位は知っていても、アミノ酸であればどうして腸粘膜から吸収されるのかは知りませんでした。吸収と言うのは細胞に入り込むのですから考えてみれば興味深い話しです。また、腸自体は体内にあっても、口から肛門に続く腸管の内側は、実は体の「内なる外」と言う、普段は考えないが、言われてみればそのとおりの腸に関わる面白い解説で溢れています。子供の頃から腸が弱く、未だに本屋さんで本を物色していると必ずトイレに行きたくなるおかしな習性のある私にとって、本書の題名だけで十分に読む価値があると判断しましたが、読んでみるとズバリでした。

腸は1億個のニューロンに支えられた「第二の脳」と言われているそうで、脳から腸への神経を切断しても腸はぜん動運動をし、消化液も分泌する。脳が感じなくても腸は自分でストレスを感じるのです。緊張すると、トイレに行きたくなる事は毎日のように体験しているので、今更、言われなくても体験しています!!と言いたくなりますが、精神活動と腸の関係は「腹がすわっている」とか腹と精神活動を結び付ける表現もあり、英語で「gut feeling」と言うのは第6感の事だそうです。ギターの弦のガット、あの腸のガットの感じが第6感。 お腹の虫が感じると言うのは面白いですね。人間の「こころ」と言うか精神科活動の源は前頭連合野にあるそうです。腸が哲学をしたり相対性理論を語ることは目下のところ考えられないとのことですが、腸を鍛錬して足りない頭の足しにする事にでも挑戦したくなります。

腹が弱い私は、腸内細菌を増やす、免疫力を高めるなどと言う宣伝文句にはもっと弱く、子供の頃からビオフェルミン、ヤクルト、ヨーグルトなど乳酸菌の信奉者なのですが、日本人は海藻を分解する酵素の遺伝子を持つそうで、海藻を長年食べ続けた日本人にしかない特長だそうです。腸内細菌は肥満にも関係しているそうで、これは益々、私自身のことでもあり、腸のことをもっと知らなければなりません。

こういう本を読んでありがたいと思うのは、たった860円でこのような貴重な情報を教えてもらえる事です。

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旅は身軽に

2013年05月27日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

旅にはなるべく荷物は少なめに身軽が一番であるとは思いますが、PCと1泊の着替え、資料一式、読みかけの本を4,5冊でかなりの重さになります。不要なものは読みかけの本なのですが、これを新幹線の中で読むのが好きなんです。少し読んでは外の風景を眺めながら読んだ内容についてボヤーッと考える。これで2時間半の贅沢な時間が過ごせます。本は常に5-6冊を並行して呼んでいますが、好きな分野は固まってしまっています。

その中で明治以降のアジアの歴史というのは、いくら学んでも無力感が付きまといます。右から左まで色々な人が色々な解釈をしますが、せめて各国で認めたアジアの統一歴史書のようなものができない限り各国同士の誤解は解けないでしょう。歴史学者同士の対話はあっても各国の教育はその国の事情で行われる色のついた教育ですし、国民の意識を外に向けねばならない国内事情もあり、宣伝を繰り返しているうちに「事実」がどんどん膨らんでしまいます。

結局、各国の国民は自分が受けた教育を一度リセットし自分で学び直さなければなりませんが、多くの人は政府/マスコミに簡単に扇動されますからそれは無理なことです。。右から左まで幅広く読み、何があったか、無かったかは自分で学ぶしかありませんが、そもそも情報自体が偏ったものしかない国ではそれも無理です。国民からすれば毎日の生活に追われれば過去の歴史などどうでも良いことになりますし、政府からすれば生活の不満をまとめてぶつける的として隣国は重宝な存在です。

人も国も時間を重ねる旅は、中々、身軽にはできないものです。色々と不要な重いもの抱え込んでしまうものです。

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博士のエンジン手帖 2  畑村耕一

2013年05月24日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

車を選ぶとき、デザイン、燃費、色、価格など色々な要素がありますが、エンジンそのものを選択の基準にする人はあまりいないことでしょう。自分でエンジンをどうこうする訳ではないし、エンジンルームなど開ける事もないのですが、エンジン単体については車の要素の中で一番、気になります。この本については一度ブログに書いたような気がしますが、その続編が出ました。最近の車に搭載された27機種のエンジンについて解説しています。車についての評論本ではなく、純粋にエンジンだけについてだけです。

エンジンも今、大きな変革期を迎えています。高級車は大排気量であった常識が変り、排気量もダウンサイジングを迎えています。気筒数も少なくなりそれを補うために過給する、「過給ダウンサイジング」が標準になりつつあります。こういう中でエンジンにどういう性格を持たせるのか、設計思想の違いは普通のユーザーには分かりませんがその違いを明確に説明してくれています。車のカタログの中でモエンジンについての記述は多くはなく、中味は美味しい話しばかりですが、畑中先生、このような情報をどう収集されているのかエンジンの設計者と言う立場で御同業の他社製品については各会社の事情から設計する立場で時には辛口、時には褒め称えての論評です。

私は、自動車に限らず飛行機のジェットエンジンまで含めてエンジンは芸術品であると思っています。多数の部品で構成されるこの精緻な機械が毎分1万回転もするのですからすごいことです。エンジンのような鋳造のボディを精密に作り上げることはドシロウトの会社では不可能ですが、将来、EV【電気自動車】が普及するとしたら、バッテリーとモータだけを購入してくれば誰でも比較的簡単にEVを作れます。これでは面白みがありません。それが、EVの良いとこでもあり、悪い所でもあります。

ハイブリッドも着実に普及していますが、私はハイブリッドは好きではありませんし、買う気も全くありません。なぜなら、仕掛けが大げさすぎるのです。エンジン単体の改良だけでもまだまだ改善の余地はあります。エンジンのエンジニアはエンジン自体の改良に正面から取り組み、その限界に達してのハイブリッド化であれば認めますが、大したエンジンを作りもしないでハイブリッドに逃げるような姿勢はエンンジニアとしては??です。これは、エンジニアの判断と言うより経営的な判断でしょうね。

全編を流れているのは畑中先生のエンジンに対する思い入れです。畑中先生の師匠の兼坂さんと言う方の語録が紹介されています。「エンジンが趣味でなくていいエンジンができる訳がねえ。徹夜でマージャンやスキーをやるようにエンジンができねえのか?」これはエンジンに限らず、仕事全般に言える事です。仕事が好きであると言うのは一番重要な事です。また、その時にはウルサイ、嫌な上司であっても、こういう厳しい師匠と巡り会えて今の成功がある。幸せなエンジニア人生です。また、仕事について、自分なりの哲学を持つ。これも仕事の実力があってのことですが大事です。エンジンの研究所を持つという夢を追い続ける畑中先生の夢がかなう事を願っています。

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京急 ドレミファインバータ

2013年05月23日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

京急電鉄の一部の電車では、走り出す時に「ドレミファソラシド」のような軽快な音を発しながら走り出すことで、京急名物になっていましたが、徐々に廃止の方向だそうです。電車自体が無くなるのではなく、電車は車体が台車に乗り、車体の下に制御機器をぶら下げている中で、台車の中のモータと車体にぶら下げた制御機器の変更が進んでいます。パワーエレクトロニクスのVVVF【可変電圧可変周波数】と言う方式は既に電車の速度制御では一般的になりましたが、この京急の電車は社内に「Powered by Siemens」と掲示されているようにドイツのシーメンス社のものを使用していました。国産の新幹線を走らせている国で何で京急だけがシーメンス?と目障りに思っていましたが、やはり国産への変更だそうです。これと共に、この音楽も無くなるのですが、それを淋しがる京急音鉄もいますが、当然の流れでしょうね。

私が気になっていたのは、入力した電力の一部が音になっているということはもっと周波数の高い電磁波としても相当量が出ているのではないかということです。周波数を変換すると目的の周波数だけでなく、その高調波も出ていることはあり得ることです。まあ、音がしなくても電磁波だけ出ていることもあり得ますが。。。

車は、同じ車種で排気量の違いの選択はありますが、途中で駆動系をすっかり変更すると言うのはあまり無い事です。旅客機については、エンジンと機体は別メーカですから、同じB787でもJALのエンジンはGE、ANAのエンジンはロールスロイスと同じ機体であってもエンジンが違うのはよくあることでした。エンジンの個数の方が機体数より多く、エンジンを交換しながらの運用もありますから、飛行機がエンジンと機体の独立性は一番高いものがあります。

電車の車体は満員の通勤客を詰め込みながら毎日走り続けて丈夫なものです。ドアが閉まらない位に人を乗せて毎日走ったら、乗用車では直ぐにガタが来るでしょうが電車は30年から40年も前のものもあります。それに駆動系まで更新しながら使い続けることができるのですから、電車は長生きしますね。

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電子戦の技術  デビッド・アダミー  東京電機大学出版局

2013年05月22日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

370ページの大作で、大学での電子工学のレベルは前提でしょうが、電子工学の中に「電子戦」という切り口でこれだけの内容が盛り込めるのは、流石、軍事大国アメリカです。第二章の基本的数学概念から第三章アンテナ、第四章受信機までは普通の電子工学の参考書のようですが、その後は、EW処理、電波源位置決定、妨害、デコイなど軍事的な応用で電子戦の奥の深さが解説されています。ミリタリ・オタクの中での表面的な話しでしたらいくらでも転がっている話題ですが、こういうまともな工学書で解説され、誰でもが軍事的な知識を得られる事が大事なのです。かの隣国では、軍事教練が正規の学科として課され、街の本屋には自衛隊の学校の教程になるような軍事書が並んでいるそうです。それに比べ日本では、「日中もし戦わば」のような小説や軍事を題材にした読み物は沢山あるものの軍事専門書と呼べる内容のものなど皆無なのです。そこにやっと、本書が並び日本での軍事リテラシーの向上にできることになったのは嬉しい事です。

この著者もさることながら、翻訳された三菱電機の4人の中の河東晴子さん、巻末のお写真では優しそうな笑顔が電子戦とはどうも結びつかないのであるが、流石に三菱電機。日本の防衛産業をけん引するだけでなく、私のような一般のミリタリ・オタクにまで電子戦の内容を理解する手掛かりを与えてくれることは、無用な知識にすぎないのですが、一般国民の知識レベルの向上には十分役にたちます。

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宅急便とインターネット

2013年05月21日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

知人の息子さんが学生寮で生活していまして、春、夏、冬の長期休暇の時には大きめの箱で荷物を送るのですが、ある時から休みが終わって寮に帰る時の宅急便の支払を着払いにするようになったそうです。その話を聞いて、なるほどと思ったのは、宅急便の社内での利益分配の事です。荷物が届くまでには大きくわけて、集荷、長距離輸送、配達の3つの手間がかかっていますが、その料金は、通常、発送する時に支払をします。この3つのチームワ-クで配達が完了するのですが、御同業の某社では集荷する人を「セールスドライバー」と呼んでいる位ですから、恐らく料金を手にした人が一番多く、残りを二人で分けるような制度なのかと思われます。例えば、先払いでは(集荷、長距離輸送、配達)=( 50, 20, 30 )のような分配比率で、これを着払いにすれば(集荷、長距離輸送、配達)=( 30, 20, 50 )【この比率は勝手な想像です】。寮には700人弱がいますから、700個の荷物が発送払いで届いたら、配達する方は少ない分け前で700この荷物を各部屋まで届けるのはキツイが、着払いにしてくれれば部屋まで届けるとのことなのです。 なるほど、今まで考えもしませんでしたが、内部での分配は労働意欲にも関わる大事な話しです。しかし、物理的に目に見えるものを運ぶという事で、極めて明確で分かり易い世界です。

その点、訳の分からないのはインターネットの料金です。インターネットを利用するには、サービス・プロバイダー(SP)に加入していますが、SPが自前の物理的なネットワークを世界中に張り巡らしている訳ではありませんから、SPは、上位のネットワーク事業者に接続し、その事業者は一部自前の回線を使用したり、通信事業者のネットワークに接続しています。その中でコンテンツ・プロバイダーと呼ばれる事業は、通信事業者の設備をただ乗りしているのではないか? と言う議論も昔ありましたが、その通信事業者さん自体がコンテンツ・サービスをするようになったからは決着の付かないまま下火になってしまいまったようです。私のメールには、一日何十と言う迷惑メールが届きます。世界中を駆け巡るメールの中で、本当に有用なものは1割もないことでしょう。便利に使用しているインターネットですが、総経費の中にはあの不要のジャンク・メールを支える分も何らかの形で誰かが負担している費用も含まれているのですから、良からぬ企みさえなければ本当はもっと安く使えるものなのでしょう。しかし、内容的には無駄の極みのようなな迷惑メールであっても数が増えてネットワークの規模をそれに対処できるように増強し、実経済の拡大に貢献しているとなると、一概には無駄とも呼べず、何が世の中に利するものなのかは分かり難い世界になったものです。

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ああいう風に歳を重ねたい  展示会にて

2013年05月20日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

展示会にお見えになり数分、言葉を交わすだけで魅力的な方がいらっしゃいます。今回の教育ITソリューションでもその様な方がお見えになりました。ご高齢なのですが話しを聞く態度が素直で質問も率直でした。PDCEの話しが終わり雑談になると、最近見つけた面白いという本をカバンの中から取り出し見せてくれました。ブルーバックスの「生体電気信号について」でした。生体電気は私も興味がある分野なので話しがはずみました。この方曰く、「私は機械屋だから電気の事は分からないんだけど、分からないから面白いんだよね」とニコニコしながら語るこの方、お歳は90歳との事でした。90歳になってもなお知的な好奇心にあふれ、知らない事を勉強する楽しさについて語るのは立派なことです。

私の父が90歳の頃は既に脳の機能は衰えていて、ブルーバックスを読むどころではありませんでしたが、久しぶりに父と同じ年代の方とお話しできて嬉しかったです。父も元気であれば同じ位の年齢でしたから年となく父親に再会したようなホットする雰囲気もありました。90歳になると友達もほとんど亡くなり寂しいとの事で、友達と言うより息子の年齢ですが、私でよければお友達にして下さいとお願いしました。

私の90歳の目標ができました。 ああいう風に年を重ねたい。。歳を重ねた時に人からそのように思われる。。。私には無理ですね。。。

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本日は、教育IT ソリューションの最終日です。

2013年05月17日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

本日は、学校関係の展示会「教育ITソリューション」【東京ビッグサイト】の最終日です。展示会は、以前、勤めていた通信関連の頃から数えれば百回を超える展示会に参加してきましたが、立ったままの3日間、同じ事を説明し続ける肉体労働は毎回辛さを増します。しかし、説明した後で、最初は訝しがっていた方が納得されるのを見るのは嬉しい事で、疲れが吹っ飛びます。

学校/教育関連の展示会は、今回2回目なのですが、以前は学校/教育と言えばビジネスの対局にあるものかと思っていましたが、ビジネスの対象としては実に巨大産業の様です。授業料や履修計画の管理、試験の採点システム、電子黒板やタブレットなどの授業のための新しい道具、教える側の仕掛けも大規模になったものです。弊社の展示は、この中で学校防災関連の分類になります。

最近の授業方法の改革(?)は、驚くべきものがあります。昔、構造化プログラミングを提唱したオランダの数学のダイクストラ先生が来日した時に半日だけお世話した事があります。プログラミングの生産性を上げるためにこの概念をを使用しようと、道具立ての確立に走る人たち【主としてアメリカ】に対し、流石に数学者と思ったのは、道具は紙と鉛筆が一本あれば良い、とコンピュータでのシステム化を目指している人達をいなしていた点です。耳が痛いのは、私も電子製品が大好きなのですが、道具に走り、内容的なものが伴わない事は多々あります。

学習というのは理解できるまでは単調でツライ作業ですが、効率よく理解させてしまうことが学習の目的でなく、理解に至るプロセスを我慢することも大事なことなのです。企業内教育であれば能率を重視し、如何に短時間でスキルを見に付ける事が可能かは大事な点です。しかし、学校教育は企業内教育とは違うのです。その辺りの哲学も何もないまま見かけの新しさに走るのは如何なものでしょう?理解できないのは自分ではなくて、説明する側が悪いと威張っていた社長さんにお会いした事がありますが、小学生にまで学習に対してそのような態度が普及しない事を願うばかりです。

学ぶ側の意欲等お構いなしに、ビジュアルなエンタメ、ゲームもどきのタブレットで楽しく授業というのは甘口ですね。売りたい側の思惑だけでハードウェアばかりが先行するのに疑問を感じるのは時代に付いて行けないということなのでしょうか?

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歴史は繰り返す    中国の大気汚染

2013年05月16日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

1960年代に川崎の工場地帯の小学校を卒業した私の卒業アルバムに朝礼でのラジオ体操の写真がありますが、校庭の後ろの方はモヤがかかったように映っています。その当時、日本でも各地で公害がひどかったのです。今の中国の様子とあまり変わりません。

石炭が使用されるようになったのはローマ時代だそうで、石炭は木材をマキとして燃やすことで森林が破壊されることを防ぐ代わりに燃やすと煙をモクモク出して大気汚染をもたらしました。それでも火力の強い石炭は多用され、13世紀にロンドンでは石炭を燃やすと大気を汚した罪で打ち首になったそうです。

最近はSmog【スモッグ】と言う言葉は日本では死語になりましたが、Smoke【スモーク:煙】とロンドン名物のfog【フォッグ:霧】との合成語ですが、ロンドンでは1952年には1万人も亡くなったそうです。中国でも万人規模の犠牲者が出たとしても「歴史は繰り返す」、英国でさえも1万人規模で亡くなっているのですからビックリする事はありません。大きく見れば、人類は60年の間、何も進歩しないで同じ事を繰り返しているだけなのですが、これは世界各地での進歩の時間差で仕方ありません。

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A級戦犯への誤解

2013年05月15日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

月曜日のTVタックルなる番組で日中問題について議論をしていたある大学の先生、あまりの程度の悪さに腹が立ちました。この先生の発言されていました次の4点についてコメントしたいと思います。

1)A級戦犯
A級戦犯など存在しません。東京裁判でA級戦犯とされた方も1952年にサンフランシスコ講和条約の発効により連合国の承諾を得て赦免されています。この名誉回復を持って、1952年以降、戦犯は存在しなくなったのです。これによりA級戦犯から名誉回復し政界に復帰した、賀屋氏、重光氏はそれぞれ法務大臣と大蔵大臣にまでなっています。ましてや、死刑になり命で償った方をいつまでA級戦犯扱いするのでしょう?外国では墓を掘り返してまで死者をいたぶる国がありますが、日本の文化はそうではありません。A級戦犯が存在したのは、東京裁判からサンフランシスコ講和条約までの間だけの話です。これをいつまでも罪人扱いするなら、裁判所や刑務所は何のためにあるのでしょう?刑期を終えた者の罪をいつまでも追及するべきはありません。いつまでもこのような「死語」を使い続けるのでしょう?また、東京裁判自体も第三国であるインドのパール判事からは違法裁判との指摘がされているのです。

2)戦死者を弔う靖国神社
靖国神社は第二次大戦の戦死者のために作られたのではなく、幕末の戊辰戦争の戦死者を弔うところから始まっていまして、近代日本を形成する過程で亡くなられた方のための施設で、「第二次大戦=靖国神社」というのは短絡し過ぎなのです。戦後、進駐軍による焼き払い計画もあったそうですが、それに対し、ローマ教皇庁代表であり上智大学学長でもあったブルーノ・ビッテル神父とメリノール宣教会のパトリック・バーン神父に意見を求めることになり、ビッテル神父は「いかなる国家も、その国家のために死んだ戦士に対して、敬意を払う権利と義務があると言える。それは、戦勝国か、敗戦国かを問わず、平等の真理でなければならない」とし、「靖国神社を焼却する事は、連合国軍の占領政策と相容れない犯罪行為である」とまで言ったという。そして次の言葉で締め括った。「靖国神社が国家神道の中枢で、誤った国家主義の根源であるというなら、排すべきは国家神道という制度であり、靖国神社ではない。我々は、信仰の自由が完全に認められ、神道・仏教・キリスト教・ユダヤ教など、いかなる宗教を信仰するものであろうと、国家のために死んだものは、すべて靖国神社にその霊をまつられるようにすることを、進言するものである」。これが世界の良識で、これにより靖国神社は焼き払われてドッグレース場になるのを免れました。

3)靖国神社には遊就館がある
遊就館というのは、靖国神社にある小さな博物館でその展示物と言えば情けないくらいに大したものはありません。韓国のソウル市内には立派な戦争博物館があります。朝鮮戦争のメモリアルですが、どういう訳か朝鮮戦争には使用されていないB52戦略爆撃機まで展示してあります。だからと言って、平和を愛する韓国民がB52で戦争するなどとは誰も思いませんから、その展示物で文句を言う人はいません。古い使い物にはならない古い兵器が飾ってあるといって、なにが問題なのでしょう? 世界中には、どの国にでも戦争博物館があります。しかし、だからと言って戦争を賛歌するものではないのです。

4)世界の常識
この訳のわからぬ言葉を連発されていましたが、世界って誰の事? 常識って誰の? と問えば、日本国内でさえ色々な意見のあるものが、ましてや世界の常識なる共通の理解など有る筈がありません。自分の意見のバックアップとして、これは世界の常識だと言うような意見はほぼウソでしょう。世界の数あるご意見の中には、元アムステルダム市長のようなご意見もあるのです。このアムステルダム市長のお言葉については、以前、紹介しましたが、ご興味あればもう一度読んでみて下さい。昨年の6月13日に書きました。

以上の誤解を中国/韓国の方がするならしかたありませんが、国立大学の教授が何を言っているのか? これは知らずに言っているのではないのです。日本国内の意見を攪乱すべく意図的なものでしょう。お国に何ぞ恨みがあるのでしょうか?タチの悪い先生もおられるものです。

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中国の存在感

2013年05月14日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

パレスチナの紛争の主役、ネタニアフ大統領とアッバス議長の両者を招くとは悔しいけれど大したものです。日本はその様な大役は残念ながらできないですね。

中国の戦闘機はロシアからの「Su27 フランカー」のライセンス生産で実力をつけました。フランカーは、日本でライセンス生産したF15クラスの戦闘機ですから、この時点ではライセンス生産している戦闘機の格としてはほぼ互角でした。しかし、中国はライセンスの範囲を逸脱してコピーしたためにロシアとの関係は悪化したとの事ですが、そこで商売を進めたのがイスラエルです。イスラエルは国産の戦闘機「ラビ」の技術を中国に与え、米国からの圧力で「ラビ」の生産こそしませんでしたが、最新の戦闘機に欠かせない要素をいくつも「ラビ」から学んだようです。中東での実戦経験から改良を続けたイスラエルの兵器はレベルが高いのです。と言う事で、中国とイスラエルの関係は、日本とイスラエルよりも遥かに強固でしょうね。良い子ぶった平和外交なるものよりも兵器購入のお金で結ばれた関係の方が強いと言う現実を直視するべきです。

その後、中国は自前のステルス機、J20, J30と進め、残念ながら日本は置いて行かれた状況です。日本がF35でモタモタとしているうちに中国は自前のステルス機を進めているのですから、残念ながら彼我の差は開く一方のようです。
日本のF35の選択は仕方ないとしても、自前の戦闘機を諦めてはなりません。人様が作るF35などをあてにしているとJ20の配備に追いつきません。軍備のバランスが大きく崩れることは相手が良からぬ野心を抱く原因にもなりかねません。

尖閣諸島への中国の侵犯が定常化してくると、海保の巡視船が十分に足りず、急遽、数を増やそうとしていますが1,2か月でできる訳ではありません。その間を埋めるのに海上自衛隊の退役護衛艦を海保の応援に差向けることについて質問されていました国土交通省の大臣さんは何を遠慮されているのか、かなり中国に配慮して及び腰の印象でした。米国の沿岸警備隊は、米海軍のお古の装備など活用しています。1-2年の短期間であれば塗装を巡視船のように白に塗り変え、乗員ごと海保への一時転籍をすればよいのに縦割り組織の壁が固すぎるようです。昔からの慣習や古い規則を守ることより、目の前の国の危機を護ることの方がより大事であると、何故、理解できないのか不思議です。また、海保の役割は海上での警備であり、その上空での侵犯については海保の役割ではないとの説も何か割り切れません。巡視船には対空レーダが装備されていないと言う現実はさておき、偉そうに海上での警察権ばかりを主張しても、空は知らないでは、航空機が発明される以前の精神構造の様です。

最近は、中国の図々しさが鮮明になってきましたが、悪いのは中国だけではありません。日本国内にも中国に加勢する反日日本人が大勢います。このような人種も日本人として大きな顔をすることを許している日本もある意味、懐が広い健全な国なのです。これほど言論が自由な国を軍国化、右傾化などと非難するのがピンボケです。中国も韓国も若い人は反日教育をされて育っていますから、本気で尖閣も竹島も自分達の物と思い込んでいるのですから始末が悪い。反日教育をするような国は、日本との友好など望んでいないのですから、その様な国々と仲良くしようなどと一方的に望む方が甘いのです。国内を治めるための仮想敵として日本を扱うような国々とは距離を置いてお付き合いすべきです。経済的な付き合いは実をとればよいのですから、そこまでは排斥する必要はありませんが、個人的な事でも自分の判断基準が必要です。私は、商品のラベルで最初に見るのは原産国で、大陸モノと半島モノは、性能、コスパが良くても使わないことにしています。

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スペースシャトルの補助ロケット

2013年05月13日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

先日のロケットの続きで、今となっては古い話しですが、スペースシャトルの補助ブースタも奥の深さには驚かされます。米国の奥の深さ、何をするにも層の厚さにただただ感心たします。

スペース・シャトルが上に乗った巨大な燃料タンクの左右に付いている2本の補助ブースターですが、これは固体燃料のロケット・ブースターで直径は3.7m 長さ45mありまして、日本の固体燃料ロケットで一番大きかったM-V【ミュー5型】の直径2.5m、長さ30mを上回る大型ロケット・ブースターです。スペースシャトルを高度46kmまで上げると、そこから落下し、パラシュートで大西洋上に着水し、回収して再利用する手順について解説していました。発射のカウントダウンで、メインエンジンは発射時間の6秒前に点火され、ゼロで点火されるのがこのブースターです。

着水予定海域に、他の船舶が入り込まないように監視し、ブースターは大西洋に着水すると上部を海面に出して垂直に浮かんでいて、これを専用の船で回収します。垂直になった本体の下部に潜水して空気を送り込み水平にするのですが、これも水深40mでの作業です。水平にした後、曳航して港まで運んできますが、当然、回収作業専用に作った船でして、大きなパラシュートを巻きあげるドラムや高圧空気の補給設備などが付いています。港でも、長さ45mもあるものを海面から地上に水平に持ち上げるためにはドックのような専用の設備が必要になります。陸に揚げた後、これらを水平にしたままいくつかのコンポーネントに分解し、外側の断熱材を剥がし、燃焼で生じたススのようなものを取り除き、全ての部品を使用前のように洗浄し、再度組み立てるのです。華やかなのは本体回りで、これらの仕事は裏方さんであまり注目されません。

チャレンジャーの事故では、このブースターのOリングの劣化が原因と言う事でしたから、再利用品と言えども信頼性の確保は新品以上に配慮せねばなりません。このような大規模な再利用のための裏方さんまでプロジェクトの一部として作り上げたのですから、スペース・シャトルというプロジェクトの巨大さに感心します。

このような仕事のために、人を集め、施設を作り、教育し、訓練してこの組織を機能させる。この仕事に含まれるタスク【作業】は、一般の会社のオペレーションに比べても幅の広さと深い専門性があります。サルベージ、非破壊検査、機械組立、化学検査、固体ロッケト燃料という特殊な火工品の製造組立、陸上運搬まで米国の層の厚さは見事なものです。スペースシャトルの終了とともに、これらの仕事に携わっていた人たちも転職したのでしょうが、こういう大きなプロジェクトでの経験やスキルは他に転職した後で、別の産業の力になる事でしょう。国家プロジェクトの波及範囲の大きさをみると、政府の強力なリーダシップが産業全体を引っ張っている事が良く分かります。宇宙開発は宇宙の利用もさることことながら地上での技術開発、スキルアップに於いても産業の力を底上げするのに役立っています。一般国民には夢を、産業には技術開発力を与える、国家プロジェクト、日本にも欲しいものです。米国は一歩先を行って、この宇宙開発さえ民間委託になってきていますが、これも今までの蓄積があってのことでしょうね。

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